思い出トランプ(新潮文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 向田邦子作品はみんな好きです。
    どれも秀逸
    若い時はわからないことが
    年と共にわかってくることがある。

    事故で亡くなられた時は悲しくてー、
    もっともっと氏の作品を読みたかった。

  • 脚本家として、だいこんの花、寺内貫太郎一家等、ホームドラマの名作を数多く手がけてきた著者の短編小説集。
    昭和の雰囲気が伝わってきて懐かしい。
    この小説の人間関係の綾は、ドラマの中にも盛り込まれていた気がする。

  • みなさん書かれているように昭和っぽい感じが面白かった。今の人だと書けなさそう。

  • 昭和55年に発売された本ですが、今読んでもめっちゃ面白い!
    なぜなら、人の心の動きが細かく描かれているから。
    時代が変わって、暮らしが変わっても、人の心は変わらない。
    ずるくて、こわくて、弱くて、たくましい人間の様子が楽しめます。
    13編収録されていますが、お気に入りは「犬小屋」「大根の月」。
    「大根の月」は、泣いちゃいます…

  • 昭和の雰囲気が漂うあたりがとてもいい

著者プロフィール

向田邦子(むこうだ・くにこ)
1929年、東京生まれ。脚本家、エッセイスト、小説家。実践女子専門学校国語科卒業後、記者を経て脚本の世界へ。代表作に「七人の孫」「寺内貫太郎一家」「阿修羅のごとく」。1980年、「花の名前」などで第83回直木賞受賞。おもな著書に『父の詫び状』『思い出トランプ』『あ・うん』。1981年、飛行機事故で急逝。

「2021年 『向田邦子シナリオ集 昭和の人間ドラマ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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