羊をめぐる冒険 文庫 上・下巻 完結セット (講談社文庫)

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著者 : 村上春樹
  • 2004年発売
  • Amazon.co.jp ・本

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羊をめぐる冒険 文庫 上・下巻 完結セット (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 村上春樹さんの小説の中でずば抜けて面白かったです。
    面白さに感動したので、読んだ後いろんな人におすすめしました。
    (他の小説はあまり個人的には好みではないですがエッセイは好きです)

  • よくわからなかった。
    村上春樹個人が何かにけじめをつけたくて書いたとしか思えない。
    創作っていうのはそもそもそういうものなのかもしれないけど。
    それをありがたがれるほどには入り込めなかった。
    ちゃんと理解してないからうまく説明できないんだけど、なんとなく見えてくる主題はとても良さげだから、もう少しシンプルに書いて欲しかったです。

    相変わらず文章表現はいちいち素晴らしいし、「僕」が久しぶりに街に帰ったときの描写は最高でした。


    「僕は二本の缶ビールを飲んでしまうと、空缶を一つずつ、かつては海だった埋立地に向けて思い切り放った。空缶は風に揺れる雑草の海の中に吸い込まれていった。それから僕は煙草を吸った。
    煙草を吸い終わる頃に、懐中電灯を持った男がゆっくりとこちらに歩いて来るのが見えた。男は四十歳前後で、グレーのシャツとズボンをはいて、グレーの帽子をかぶっていた。きっと地域施設の警備員なのだろう。
    『さっき何かを投げていたね』と男は僕の脇に立ってそう言った。
    『投げたよ』と僕は言った。
    『何を投げたんだ?』
    『丸くて、金属でできていて、ふたのあるものだよ』と僕は言った。
    警備員は少し面喰らったようだった。『何故投げたんだ?』
    『理由なんてないよ。十二年前からずっと投げてる。半ダースまとめて投げたこともあるけど、誰も文句は言わなかった』
    『昔は昔だよ』と警備員は言った。『今はここは市有地で、市有地へのゴミの無断投棄は禁じられてる』
    僕はしばらく黙っていた。体の中で一瞬何かが震え、そして止んだ。
    『問題は』と僕は言った。
    『あんたの言ってることの方が筋が通ってるこおなんだよな』」

  • 最後の方になればなるほど、謎が多くなり、そして謎めいたまま終わってしまった。読んでいる時は夢中になって読んで、読み終わると、あれ?と言う、村上春樹独特の世界観と罠にはまってしまいました。

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