COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2013年 09月号 [雑誌]
- 講談社 (2013年7月25日発売)
- Amazon.co.jp ・雑誌
感想・レビュー・書評
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何が駄目になったのかというと海外の記事の数が減った?ように思う。海外のAKB批評に日本の記者が反論している記事があった、そんなことはブログで書け!と言いたくなるようなAKB信者の記者が書いたものだ。そんなものに半ページも使うようになってしまったはクーリエ・ジャポンも終わりだ。クーリエ・ジャポンはあくまでキュレーターとして優秀だったのに、なんだかどこにでもある雑誌を創るようになってしまった。まるで朝日新聞や読売新聞を読んでいるような退屈さが底にはある。
今月号のキーワードは「捨てる」。物質主義を卒業して、より価値のあることに人生の時間を使いましょう、というものである。こんなことはもう2,3年前に話題として終わったはず。「捨てる」はオワコンだ。それを今更にして取り上げるのだから、何か面白い新たな視点が加えられてるのかと思えば、従来の語りつくされたレイトアダプターが今実践している「捨てる」について書かれていた2番煎じどころではない。
かと言って自分はあまり「捨てる」を実践できていないかもしれない。なぜなら、性懲りも無く、またこの雑誌を読み、時間を潰してしまったのだから。反省反省詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
捨てるという特集がなかなか良い。バスケットボールの選手が10時間寝たら、9%も成績が向上したという。捨てて、休めば、幸せな生活が待っている。是非デュアルライフを実践してみたいと思った。とここまで考えたとき、ふと気付いた。ローマ人って、このへんすべて実現しているのだよなと。
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失敗しても、また挑戦する。何か革新的なことをしたければ、その繰り返しが欠かせない。
捨てること、集注すること。
不得意分野は他人に任せる。
自宅、学歴、固定観念、ネット、捨てるものはたくさんある。 -
ネットやSNSから意識的に離れる時間を作ること、 90分のサイクルで適切な休憩や気分転換を取ること、モノにあふれた生活にしないこと、など、実践したくなることがたくさん示唆されていた。
さすがに、シェアハウスでの生活や、スーツケース一つでのノマド生活は出来ないと思うけれど、スッキリさせることで人生が楽しく、生きやすくなるっていうのは共感。 -
p21 下手に弱味を克服するよりもわ得意分野を伸ばすことが成功への近道である。あえて弱い分野を捨て去ることが重要なのだ。
・自分の中で、強みと弱味を明確に分けていないと、このプロセスには進むことができない。 -
とりあえず、部屋の掃除と英語の勉強から始めようかな。
TOEICも受験料払っちゃったし。
【入手経路】
唯一、定期購入している雑誌。勝手に配送されます!
【概要と感想】
今回のメイン特集は「捨てることの大切さ」について。
モノだけじゃなくて、オンライン上のつながり、仕事まで捨てる。
捨てることが目的なんじゃなくて、捨てて自分にとって本当に大切なことに集中することまでが鍵。
「無駄な時間」に「固定観念」、「負の感情」、「モノ」など、捨てるべきものはたくさん。
どうやって捨てるのかの方法を世界中から集めて紹介してくれる。
複数の仕事を一度に行うマルチタスキングはIQを下げるといった実験結果の紹介、
10年間やめた社員が一人もいないコンサルティング会社が大切にしていることなど、
日々の仕事の参考になりそうな話がたくさん。
2つ目の特集は外国の人と付き合うため際の「ルール」。
なんで変える必要があるのかと思われるかもしれないけど、
しきたりも考え方も違う。英語も使わないと!なので。
タブーに暴論への応答のヒントも。
そして、ブックガイドとしても参考になる。
イチオシはこちら!
『ベストセラーの世界史』/フレデリック・ルヴィロワ
過去500年のヒット史総覧とのこと。
ベストセラーを生み出す方法がどう生まれたのかが語られているよう。
【引用】
「大切なのは仕事量を最大化することではない。”成果”を最大化すること」
『「週4時間」だけ働く。』で有名なティモシー・フェリス。(P30) -
やっぱり身一つで生きるのに憧れるなあ
選択肢が多いと楽しいけど選べないってのはよくわかる。
5-9個に絞って選ぶようにしようっと。
あとはネット断食。なにもない状態を作ることで新たな発想が湧きそう -
人生の9割は「捨てる」ことで決まる。
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人生の9割は、「捨てる」ことで決まる。仕事や会議の際にはメールチェック等他の作業は一切せずに集中。「マルチタスクをやめてマイナスになったことは何一つなかった」集中した方が効率が上がるのは当然だろう。物を捨てるのも同じ。「なくては困るモノって、じつはほとんどなかった」わかっちゃいるけど捨てられない。来月休暇取って断捨離するか。◆リケジョの話、周囲のリケジョ像に合わせて振る舞う必要はないと思うよ。
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買ってよかった。
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「捨てる」+海に飛び込む夏らしい写真に魅かれた。
「国境」のある風景の写真もとても素敵。
マルチタスクすることで生産性は40%、IQは10ポイント低下した(HBR)が一番心に刺さった。今マルチタスクすごくせざるを得ない環境ということもあり。翌週それを意識して仕事したら、確かに能率あがったような気がする。
知っておきたいマナーとタブーも、そうなんだーと思った。
中国で控えめな自己紹介は×、すべては損得で回る。韓国は私用電話に寛容、残業は悪徳、持ち帰りこっそり仕事している。日本は察しの美学、自己主張の力学 -
捨てる特集に関しては、特に心に残らなかったのが正直な感想です。
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夏の読書4冊目。捨てることの重要性。そして、引き算の法則など、そうだよなぁって思えることがたくさんあった。
これからも気になるテーマの時は購入して行きたい雑誌。 -
人生の9割は
捨てることで決まる。
人生をシンプルに、
出来る限りものを少なくして、
生活する。
そんなライフスタイルについて書かれた一冊。
モノについてはあまり持たない主義だけども、
予定についてはきつきつで入れてしまうタイプ。
何か予定外のチャンスが巡ってきた時に、
ある程度のスケジュールの空きは必要。
時間は有限、情報伝達手段が発達したのに、
時間は減る一方、集中出来る時間を自分で確保、
そして、自分の得意分野に注力。不得意な分野については捨てる。
そんな長所だけを伸ばす戦略も必要だと改めて再認識。 -
特集は『人生の9割は、「捨てる」ことで決まる』。
人生に不要なものを捨てて最小限のモノで生活している「ミニマリスト」の記事で、モノが悪いというわけではなく、自分が特定のモノに対してどのような思いを抱いているかが重要だという言葉が印象に残った。 -
人生を整理する力
成功者は、得意分野に注力
さらに強くなる
人が最も仕事に集中するのは、日々全力を尽くし、効果的に貢献していると実感している時
捨てる技術
何を目標にして、何を無視するのか
何を残して、何を捨てるのか
何をして、何をしないのか
無用なものを削除する。 -
世界の切り取った世界ではEuropeの境界線が印象に残りました。
道路やcafe等、を隔てて左右で国境線がある事に不思議と思わずには居られません。
又、Schengen条約は飛行機に乗る時だけ適応すると思っていましたが、車での往来でも含まれるのですね。
国境検査の小さい小屋がchocorate屋さんになっているのが面白かったです。
日本みたいに破壊せずにそのまま利用する姿勢に心を打たれました。
後、日本人の英語の言い間違いが滑稽でした。 -
人間、生きていると抱えるものが増えていく一方でなかなか身軽になりにくいという特徴がある。そういえば、以前に「断捨離」なんて言う言葉が流行していた。「余分3兄弟」同様、人生の負担を少しでも軽くしたいという人々の心理がよく合わられているなあと思った。
今月のクーリエは、ずばり「捨てる」をテーマにして特集を組んできた。捨てるにも、いろいろな流派があるようで、ある人はこれ、またある人はそれと主張が異なる。健康法に関する本や雑誌、学会の研究発表と同じでこれさえやれば、もう大丈夫というものはない。
欲張ってあれもこれもやりたいと思ってつい複数のことをこなそうとする。「マルチタスク」などと言って一時期もてはやしていた。あのNHKラジオの実践ビジネス英語の講座でも取り上げていたのも思い出した。実際に複数の事を同時にやるのは至難の業だ。欲張るとつまずいてしまう。
「魔法の言葉」ならぬ「魔法の数字」があるのかとふと思った。「90分間」のサイクルを知れば時間を最も有効に活用できるという記事がある。要するにだらだら仕事や勉強をするのではなく、時間を区切って行う方が集中力が高まって生産性が上がるという事だ。
以前、NHK白熱教室に登場していた「選択の科学」の著者で社会心理学者シーナ・アイエンガーさんの記事を読むと選択しが多いとかえって選びにくくなるとある。この前の参議院選挙でも野党が乱立していて対立軸がぼやけてしまって投票率が下がった一因ともなった。
瀧本哲史氏のそのニュースが君の武器になるでは、NSA(米国家安全保障局)による情報収集という名のはっきり言えば盗聴活動が取り上げられている。他の国も多かれ少なかれ諜報活動をしている。しかもビジネス界で盗聴が行われているともある。「清く、正しく」なんて言うのは宝塚や青年の主張では100点満点でも、キツネやタヌキがうようよいる国際社会ではいいカモにされてしまう。
もう一つの特集は海外に出る前に知っておきたい「マナー」と「タブー」で気になって点が多くあった。それは、日本人がつい国内でやっていることをうっかり国外でやると問題になるという事例だ。
「ここだけの話」で大事な話はしないでは、ビジネスの世界、特にアメリカにおいては注意しましょうとある。アメリカでは、談合が嫌われていてたまに独占禁止法違反で罰金何億円、責任者が禁固数年なんて言う恐ろしいニュースを目にすることがある。越後屋と悪代官の持ちつ持たれつの関係は通用しないという事だ。
イスラム圏では、山中さんは注意した方がよいとある。アラビア語で「ヤーマ」はたくさん、「ナーカ」は性交を意味してわいせつのn乗になってしまう。ちなみにあの中曽根元首相も、アラブ外交筋から聞いたこととして「日本国首相」と言っていたとある。しかし、名前ばかりはどうしょうもない。
世界の政治家の発言で、あのシャラップ上田さんが載っていた。まあ「私が見本です」という位見事な低レベルな切り返し方。少しはクレヨンしんちゃんを見習った方がいいのではと思った。
罪悪感がたまらない“禁断のメニュー”としてアメリカの脂肪たっぷりため込むこと間違いなしの食べ物が載っている。「ビッグ・アップル・シェイク」、「グレイズド・ドーナツ・ブレックファスト・サンドイッチ」、「ビッグ・ブレックファスト・ホットケーキ付き」という名前を聞いただけでもお腹いっぱいになりそうなものがある。気になる方はぜひクーリエに載っている写真をご覧になってほしい。アメリカ人の甘ちゃんぶりが改めて白日の下にさらされる。
「捨てる」がテーマだからと言って、創刊号から買っているクーリエを捨てるなんてそんなもったいないことはできないなあ。どこか可能なところで「捨てる」を考えて実践するのがいいようだ。