宝石の国(1) (アフタヌーンコミックス) [Kindle]

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  • 講談社
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感想・レビュー・書評

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  • 性別の概念がないというふうな話を聞いて興味を持ち読んでみました。
    雰囲気がとても静かで好きです。人の少ないお寺とかで絵巻物を読んでいるような感覚。
    石ごとの特徴が活かされてるのも面白いです。

  • 役割がなければ生きている意味はないのか?シンシャに答えを渡せる日は来るのか?月人の秘密は?たのしみ〜!

  • 虫と歌、以来の市川春子。危険な香りがプンプンするので安易に手を出さずにいたのだが、一気に最新巻まで読んでしまった。漫画だと動きがよくわからんのでアニメもチェックした。あと漫画は顔の判別が難しくて読むのに時間がかかる。登場人物の思考回路に無理があるような気もするが、そんなの気にならないくらいの世界観。

  • 毎回先の展開が気になる話運びと、魅力的なキャラクターたち。3巻まで読むと、話の軸が主人公フォスフォフィライトの成長なのだとわかってくる。読み返すとフォスは全く人の話を聞いていないという。頑張れフォス。シンシャがお前を待っている!

  • 擬人化された宝石たちが暮らす星の物語。宝石たちは,各々の特性に似合う仕事をし,月から来る敵から自らを守る。擬人化といっても人の形をして喋るだけで,本当に宝石。脆いフォスフォフィライト。毒のシンシャ。同じダイヤモンド属でも純粋で弱いダイヤモンド,最強のボルツなど。とても変わった世界観の変わった物語。絵も独特。

  • ワアワアワア

  • アニメを観たことがあったので、漫画も読んでみましたが…モノクロだとキャラの区別がつきにくい(笑)
    原作はアニメよりも絵柄の独特な感じが目立つのととけっこう鬱々とした進行という印象を受けました。

  • 結構うつ要素がある
    よいよい

  • これもTwitterのフォロワさんたちの間で話題になっていたので読んでみることにした。
    絵柄が独特だなあ。デザインもとてもアーティスティック。
    主人公が戦闘員でなく記録係的な役割なのは、砂クジとよく似ている。
    描線がシンプルすぎて、最初キャラの判別や状況の把握が難しかった。
    自分には、漫画を読み取る力が低くて、デフォルメ低めで描き込み多めのほうが読みやすいのかもしれない……。
    まあいいか。面白そうだから続きも読みます。

  • アニメが面白くて全巻購入パターン


    ファンタジーな展開かと思ったらどんどん鬱な展開に


    なるほどSF

  • 4巻まで読了なり。

    金剛先生は格好良い。

  • いまひとつ設定が読み取れない。いまひとつ登場人物の顔とキャラが読みとれない。先を急ぐべきか。

  • 好き。なんだかわかりにくいけど、それも含めて好き。

  • アニメで知った勢。
    Twitterで「この先地獄」「つらい」「アニメのとこまでは幸せだった」という感想を見ていたので、読むのが怖くてここまできた。休載になり今回再開とともに一挙開放(1万分!)になったので勇気を出して読んでみたら本当に地獄だった。
    有識者によると仏教的解釈が当てはまるらしいのだけど、そうだとしてもフォスに幸せは来ない。正確にはフォスだけ幸せになれない。
    本当にアニメまでは良かった。例えアンタークがあんな風に砕けても、あれはまだマシだったのだとさえ思える。
    一言で表すなら地獄。フォスの気持ちを思うと胸が潰れそう。でも自分は今幸福で、フォスが一緒じゃないとダメ、じゃないから困るのだ…

  • 11巻まで読んだ。COMIC DAYSで読む場合、1話ずつではなく単行本の方で読んだ方が良い。最初にキャラのカラー絵と説明がある。

    キャラの見分けが付きにくい上、展開もまどろっこしくて難しいが、面白い。
    上記の理由から、アニメでも観たい。

  • 連載再開記念でコミックdaysで全話無料キャンペーンやってたので読み始めた
    花束で主人公たちが読んでたの覚えてる

    まじでよく分からない
    ストーリーに謎が多いのは良いとして、絵が慣れるまではかなり分かりづらいと感じた、けれどその分からなさは絵のオリジナリティnに由来するもので、そうしたオリジナリティこそがこの漫画の魅力のようにも見える。
    あとキャラも慣れるまで誰が誰だか難しい

    割と鬱展開と前評判をなんとなく聞いてるけどみんな誘拐されていっちゃうんだろうか。

  • まだまだお話の導入編という感じなのか、内容がいまいちつかめなかった。キャラの区別もつかない…。性別もよくわからん。雰囲気は悪くなかったです。

  • 遠い未来。粉々になっても再生する不死の体を持つ宝石達。「先生」の指導の元、彼らを捕らえて月へ持ち帰ろうとする月人との戦いが何千年も続いていた。一番若い宝石のフォスフォフィライトは毒性を持つためいつも一人でいるシンシャを気にかけ、彼に仕事を与えると約束する。

    まだ独特の世界観の全貌が見えずとっつきにくい。絵柄も苦手だけどこれから面白くなりそう。

  • アニメ何話かわからない一回見たけど好みだからきっといいでしょう。

  • 細部の美に対して惚れた。独自性がある。

  • 漫画なので一巻のみ登録

    ⚠️⚠️以下、既刊11巻までのネタバレが含まれているので閲覧注意⚠️⚠️


    ----------------------------

    脆い硬度である若き宝石、フォスフォフィライト。
    生きる宝石たちの天敵である月人と戦いながら暮らす日々の中で、美しい色を持って生まれた彼には仕事もやりたいこともできることも少なかった。

    ……今思えばこの頃のフォスがなんて可愛いことか。若さゆえか、のびのびとした性格が可愛らしい。みんなに置いていかれながらも必死で自分の存在価値を探してる。

    宝石ではない種族との出会い。
    失っていく体。
    消えていく記憶。

    アンタークチサイトとの出会いと別れ。
    壊されて月人に回収されていく彼を、どうすることもできず見つめるしかなかった自分への嫌悪。

    強くならないと。
    そう思いながらも壊れていく体。
    補うは合金。
    そしてとうとう、頭まで失う。

    "賢さは猛毒となる"。
    ラピスラズリの頭部を手に入れたフォスはここからどんどん変わっていく。
    そもそも月人とは何か、先生とは一体何者か………

    そして月へ。

    月人の目的やさらわれた仲間たちの末路を知ってもなお、やはり仲間の宝石たちを救うために奔走するフォスが、だんだん痛々しく感じてきた。
    これだけ頑張っているのになぜ報われない?
    ほとんど現存の宝石たちの中では一番壊れやすいのに、体を失ってまで、ほとんどフォスフォフィライトの原型をとどめない見た目で、みんなのために戦ったり考えたりしている。

    なのに、ボルツに、ルチルに、ボコボコにされる。
    誰もフォスの話を聞いてくれない。
    信じてくれない。
    なぜ金剛先生に執着するの?
    月人からの解放、仲間の奪還、なぜ地上の宝石たちは誰もフォスを信じないの?
    パパラチアを蘇らせたがっていたルチルも、なぜパパラチアが復活したのにフォスを憎むのだろう……
    (ルチルとパパラチア、大好きなんですけどね……)

    いつの間にか訪れた地上の平穏は、いったい誰の努力によってもたらされたものだと思ってるの?
    どうして……誰もフォスを見てくれないの……

    月人も月人で、理由があったとはいえなぜさらった宝石たちを粉砕したの………
    いったい何人の宝石が、彼らの星の表面に散りばめられてしまったの。

    アンターク……

    なんだか切なくて涙が止まらない。


    早く、早く祈ってくれ。
    金剛に祈らせてほしい。
    そしてどうか、お願いだから、「人間」になりつつあるフォスフォフィライトを宝石に戻してあげてほしい………

    「すべての宝石を粉に」

    フォス、どうして………
    そんな姿になってまで。
    目的を見失ってまで、まだ動こうとするの…

  • 白黒だと髪型が似てる登場人物を見分けられずに話に入っていけなかった…

  • 設定が独特で面白い。もともと宝石とかパワーストーンとか好きだったけど、よく知らない宝石がでてきて勉強にもなった。登場人物の衣装も楽しい。

    9巻まで読了。すなおで単純で一生懸命な主人公が、たくさん失敗して、自分(記憶)を、仲間を失って、どんどん別人になっていってしまって悲しい。先生が好きだから助けたいって言ってたフォスが懐かしい

  •  タダだったから読んでみた( ´ ▽ ` )ノ

     さて困った……(´ε`;)ウーン…
     大筋は分かるんだけど、会話の流れやノリがさっぱりわかんない(>_<)
     たとえば「えっち」という単語の使い方がふだん自分が見聞きしてる用法とまったく違っている(らしい?)とか、ズッコケシーンのウィットだかエスプリだかが日本人っぽくないとか、全編に渡って違和感&違和感&違和感……まるで外国人(異世界人?)や別時代人が書いたかのような……(´ε`;)ウーン…
     キャラクターたちの考え方や感じ方、行動原理等々もさっぱり分かんないし共感もできない(>_<)
     面白ければそれでもいいんだけど……(´ε`;)ウーン…
     オマケマンガすらさっぱり理解できなかった(>_<)

     どこか深井国の絵物語を思わせる絵柄は、すごくきれい(何を描いているのかは、よく分かんないけど)……ゆえ、後半からはセリフを読まず絵だけ眺めるにとどめた(>_<)

     他の人のレビューをざっと見るとみんな褒めてらっしゃるようだし、アニメ化までされた作品なわけだし、自分がよくよく感度の弱いバカなのかも(>_<)
     バカなんだろうね(>_<)
     それでいいや( ´ ▽ ` )ノ
    (以下続刊)
    2020/04/21

  • うーん。
    いい歳して読んだせいか、いまいち乗れなかった。
    設定は面白いと思う。
    90年代のウィングスぽい。CLAMPとか高河ゆんとか。ここから面白くなっていくのかなぁ。

  • 一番初めは、一巻を読んで挫折してしまいました。
    けど、アニメ化されるという事で三巻まで読んでみました。
    一気に印象が変わりました!
    一巻だけ読んだ時は、感想としてただただ絵が綺麗で雰囲気のある話しだな、で終わってしまったんですが。
    三巻まで読んだら、なんて独創的な設定とストーリーなんだと気付かされました。
    むしろ、なぜ一巻で諦めてしまったのかと後悔をしたくらいです。
    人体ではなく、宝石の体だからこういう事が出来るのか!と衝撃でした。その後は更に自分達が戦っている月の存在についての話が面白くて、話が気になってしょうがないです。
    素晴らしい作品だと思います。

  • 絵が独特だが、世界観が好み。アニメから飛び火。

  • おもしろい

  • 儚くも不死身な「宝石」たちの物語。
    不死身であるにもかかわらず、悩み、苦しみ、生きていく彼(彼女)らの姿が、何だかとても人間臭くて魅力的で。
    もちろん、白黒なのに透明感のある絵もたまらなく素敵です。

  • 宝石の国も電子書籍で買い直し。
    マンガとタブレットの親和性高い。

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著者プロフィール

投稿作『虫と歌』でアフタヌーン2006年夏の四季大賞受賞後、『星の恋人』でデビュー。初の作品集『虫と歌 市川春子作品集』が第14回手塚治虫文化賞 新生賞受賞。2作目の『25時のバカンス 市川春子作品集 2』がマンガ大賞2012の5位に選ばれる。両作品ともに、市川氏本人が単行本の装丁を手がけている。

「2022年 『宝石の国(12)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

市川春子の作品

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