スクープ(スクープシリーズ) (集英社文庫) [Kindle]

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  • 集英社
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感想・レビュー・書評

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  • ニュース番組の記者が事件を解決する話。短編集。
    どれも短くて読み易いが、内容に意外な展開はなく安定。途中で文章の視点が一定しない箇所があって気になった。

  • ワンパターンだけど、それなりにおもしろかったです。読みやすい。【2023年3月17日読了】

  • 短編。布施を魅力的に描こうとしてあまりうまくいってない感じ。

  • TBNの放送記者の布施は毎回デスクの鳩村から会議への遅刻で叱られていたがそれもどこ吹く風の様子。そしてふっと出かけてくると言って夜の盛り場に出かけていく。しかしそんな布施は驚くようにスクープを取ってくるのだ。彼はいったいどのような取材をしてスクープをものにしているのか。飄々としかし誰にでも受け入れられて信用される布施。それはスクープを狙うということではなく事件に捉えられた人間への愛着かもしれない。

  • 2018.3.9-122

  • 何というか...。「隠蔽捜査」シリーズの著者とは思えない,お粗末な文章。稚拙な人物紹介に,ご都合主義的なストーリー展開。TVの安っぽいサスペンス番組のネタに使われるくらいが関の山。この人の昔の作品を読むのはもうやめようと思った。

  • スクープを追う敏腕記者が見た都会の闇。人気報道番組の遊軍記者・布施京一は、見かけによらず凄腕で、独自取材で数々のスクープをものにしている。今日も事件を追いかけ、夜の街へ…都会の闇を描くサスペンス短編集。

    登場人物やテレビ局の内側の描写などはかなりステレオタイプだと思うけど、それぞれの話が面白く惹きつけられる。今野敏のどの作品にも感じられるテンポの良さは本作でも健在。シリーズ化されているので次も読んでみよう。
    (B)

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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