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- / ISBN・EAN: 4548967018547
感想・レビュー・書評
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なんと不器用で悲しい男かねぇ…。
ラブストーリーのハッピーエンドには、一途に想われる側の器が大切なのね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
原作と較べて、わかりやすい内容に編集されている。
まず何より、トムとデイジーが最低な人間みたいに描かれている。確かに原作でも最低には違いないけれど、本作の方はその最低っぷりに説得力がない。トムはわりとよかった。でもデイジーの方は・・・。
あと、ニックとジョーダンの関係もこれじゃあよくわからない。ジョーダンはいてもいなくても大差ない。せっかく魅力的な女優なのにもったいない。 -
音楽が合ってなさすぎた。バズラーマン監督嫌いかも。たぶんディカプリオは笑かそうとして演技している。
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2019.3.1
大富豪のディカプリオが派手な人生を送るパーティーストーリーとかアメリカン・ドリームの話だと勝手に思っていたら全然違った!
無垢で、一途で、重い愛の話だった。
いろんな物が噛み合わなくて、崩れてしまう、そんな感じ。
完全に空回りして、何も残らない。虚しいなぁ… -
いろいろ報われなくても、ニックが親友でいてくれて本当によかったって思いました。
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バズ・ラーマン監督の『ムーラン・ルージュ』を観た時、ジェット・コースターのようなカメラワークと、うるさいくらいに派手で絢爛豪華なハイテンションな画面構成ばかりが目に付き、肝心の悲しい恋の物語はあまり印象に残らなかった。
今回の『ギャツビー』は、『ムーラン・ルージュ』よりは内容があったと思うけれど、実らなかった恋の悲劇性や友情について、もっと掘り下げてほしかったと思う。
トビー・マグワイアのニックは適役で、独特の語りがイイ。英語はよくわからないけれど、彼の声には感情が明確に表れていて、言葉の壁を超えて、心に響く。
ディカプリオが好きではないので、僻目かもしれないけれど、主役のギャツビーには共感できなかった。ニックは唯一の真の友達としてギャツビーと付き合うけれど、ディカプリオのギャツビーには人間的な魅力が乏しい。 -
前半30分で退却しそうになった。しかし徐々に盛り返し感情移入できるようになった。熱烈な一途な恋の話。悲しい。
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昔のまんまで、時間が止まっていることは、無いんだよね、って。
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バズ・ラーマンらしいこれでもかってくらいに豪華な映画。
原作は未読でしたが、さすがフィッツジェラルドの名作だけあって、ストーリーが非常に秀逸でした。
村上春樹訳で、原作読んでみようかな。
ギャツビー役のディカプリオ、はまってましたね~。
悲劇的な男性を演じると本当に似合いますね。
狂言回しのトビー・マグワイアの視点で話が進められていくのもいかにも大作といった感じで良かったし、度々登場する眼科医の看板「神の目」の使い方もとても効果的だったと思います。
ただ、歴史的な名作になり得るには、いま一歩何かが足りなような気がしました。
その「何か」がなんなのか、うまく言葉に出来ないんですが、あえて言うなら名作としての「品格」みたいなもんでしょうか。
確かに衣装や美術は豪華絢爛ですが、あまり品のある豪華さじゃないというか。。。
たとえばヴィスコンティだったら同じ豪華さでも、荘厳さすら感じさせる品があるんですよね。
星は悩みましたが、限りなく4に近い3で。
バズ・ラーマンの代表作といっていいんじゃないでしょうか。
(2013年 アメリカ/オーストラリア)