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- / ISBN・EAN: 4548967018547
感想・レビュー・書評
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冒頭、ありがちなアレンジだなと思ったのだけれど、それがラストで見事に功を奏していて驚いた。
あれは泣く。
ディカプリオは予想通りのはまり役だったけれど、トビー・マグワイアの演技も素晴らしい。
トムとの再会の場面がカットされたのはあまりに惜しい…あの目!
原作の名声に臆すことなく、コミカルな味付けをしたり、面白い撮り方をしたりと冒険して見えたのはとても良かった。
特にギャッツビーとデイジーの再会の場面。最高。
ただ、同監督の「ムーラン・ルージュ」の時にも思ったのだけれど、豪華さに品がないと私は感じてしまった。
絢爛であることと上品であることは両立出来るもので、それをあえて外しているのか、単に好みなのか…。
原作が良かったのでこの品のなさで上書きされてしまうのは引っ掛かる。
視覚的な興奮は確かにあるのだけど、派手なところでなくともそれは活かされているので(ギャッツビーがデイジーにシャツを投げる場面など)、ここまでごてごてにしなくても、と思った。
そんなやり過ぎ感はあっても、良作なのは確か。
また見たい。 -
巷の評価がそれ程でもなかったので、期待していなかったのだけれど、思ったよりずっと良かった。原作は2回読んだのにピンと来なくて、でも、この映画見て色々誇張されていたのが却ってピンと来たところがあった。
ロバート・レッドフォードの映画より、こっちのほうが、「華麗なる」の部分がより良くわかると思ったし、ヴィジュアル的にも、音楽的にも、ギャッツビーの一途さとか切なさとか表現できてたと思った。技術の進歩ということもあるのだろうけれど。
テーマソングのWill you still love me? のヴァリエーションがいろいろあって、それもいいなと思った。 -
いかにもな金持ちの華やかさがよかった。
金持ちじゃないからよくわからないとしか言いようがないけど
金持ちの孤独さってこういうものだったりするのかもしれないと思うと、
金持ちになるための努力とは何なのか、幸せとはなんなのかとか考えちゃう -
楽しい!最後までずっと楽しい!
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ロバート・レッドフォードのギャツビーは死後に父親が登場し後日談がありましたが、レオのギャツビーは死で終わるので、レオが一手に世間の噂を引き受け、後味が悪かったです。ロバート・レッドフォードに比べるとレオのギャツビーの方が、激しい思い込みゆえのもろさが際立って、人間味あふれるお芝居でした。ロバート・レッドフォードのギャツビーは窮地においても絶対にかっこよさを崩さないという強い意思を感じました。
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衣装、ストーリー、壮大で豪華だった。
人間性や品格は、どんなに誤魔化しても
最後には滲み出てしまうのだろうか。
育ちの良さに比例するのだろうか。
階層ってどの時代にもあって、死ぬまでそれに苦しめられる。
カタチを変えても、今も昔もそれは変わらない。
厳しい世の中
主人公の最後があまりにかわいそう -
レオ様なかなかいいじゃない。今まで避けててごめんなさい。
金髪ショートにしたくなる作品。 -
レオ様の醸し出す危うさは本当に素晴らしいし、トビーもこういう役は素晴らしい。
音楽も演出も華美で、想像以上の作品だった。 -
ド派手な金持ちの栄枯盛衰的なストーリーだと思っていたので、ちょっとびっくり。
一途な男のおはなし。それもちょっと病的な。
再会の一連のシーンが一番好き。
パーティのシーンも、BGMには現代の音楽を使用して、とにかくド派手で視覚的にも楽しめました。
デイジーの喋り方が終始鼻につきましたが、男を惑わす女っぷりは良かったです。
予想外の恋愛ものだったというのも相まって、まんまと惹きこまれ夢中で観てしまいました。長さも気にならず。