藁の楯 わらのたて(通常版) [DVD]

監督 : 三池 崇史 
出演 : 大沢 たかお  松嶋 菜々子  岸谷 五朗  伊武 雅刀  永山 絢斗  余 貴美子  藤原 達也  山﨑 努 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
3.07
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感想 : 141
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4548967007329

感想・レビュー・書評

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  • 藤原達也の悪人役がとっても良いです。

    テーマも話の内容も分かりやすい作品です。
    復讐って何でしょうね。悪に対して悪で対抗する。
    悪にも人権があって、悪を守ることも大事なのだろうか・・・。
    何が正しいのかと考えさせられます。

  • 昨夜の金曜ロードショーにて。

    孫娘を無残にも殺されたお金持ちのおじいさんが
    犯人を殺した方に10億円差し上げます。
    と、NETで呼びかけた。

    世に巣食う悪魔の様な犯人。
    人を殺す事に罪悪感など全く感じない凶器の様な危険人物。
    …だったら、死んだほうがいい?
     まともな人間が理不尽に殺されてしまうより、
     クズをひとり排除して平和を保つほうが正解?

    ラストを見終えても、
    未だ正解を見出せない、私の優柔不断な思考回路は。

  • 「NORTH OF EDEN」
    https://www.youtube.com/watch?v=pYjGRhmmI5c

    三池監督が出来上がった脚本を送り、ご自身がファンである氷室さんに映画のタイトル曲を依頼したものです。この映像衣装からして横浜スタジアムの時かなぁ~。

    大好きなお二人のタッグだけかと思いきや、原作者のお名前を見ると木内一裕!知ってるも何も僕らの世代では一世を風靡した方です。一裕をかずひろにするとピンと来る方も!

    https://www.youtube.com/watch?v=WFTVfAHHfIs

    BE-BOP HIGHSCHOOLの木内さんがこんな作品も手掛けていたから驚きです!まさか80年代、90年代を楽しませてくれたお三方の合体はかおるちゃんよりもインパクトあるわ~

    https://www.youtube.com/watch?v=XibnmBNIUAE

    「藁の楯」
    https://www.youtube.com/watch?v=z0Tp8hVtN9U

    永山絢斗が最近頑張ってるよなぁ~!実兄である瑛太君に負けじと本当に成長感がある。非道な殺人鬼の警護をする大沢さんと松嶋さんの熱演です!

    10億の懸賞金や情報提供料を目当てにすべての人間が敵にまわる。そして非道な犯人を演じる藤原君自体も敵となり四面楚歌の状態での福岡から東京の輸送のストーリーが始まる。犯人に懸賞金!こんなありえないことが起きそうなくらいに今の世は狂っていると思う。

    エンディングでの藤原君の一言にインパクトを感じたが、同じことを言いそうな人間が周りにたくさんいるのではないかと思ってしまう。切ない…なんなく現世を見ると切なく感じてしまう作品です

  • ★~●~*この男を殺して下さい、お礼は10億円●~*~★

    原作 木内一裕、監督 三池崇史!!

    さすが、三池監督、面白いですねぇ

    人間なんて実はなに考えているんだか分かりませんよってことを、
    これでもか!ってとことん突いてますね。

    藤原 竜也の目つきがよかった。
    そして、ここまでイカレた役を見事にこなしていたな。

    清丸 国秀・・・こんなクズ男、あたしだったら
    守るどころか瞬殺。

    10憶円なんかいらないけど

    1割下さい。

    面白すぎる

  •  『この男を殺して下さい。名前・清丸国秀。お礼として10億円お支払いします』
     日本国民全員が敵となる中、SPチームは守る価値があるのかとだれもが問いたくなる者を護送する。
     人間くさくて日本臭い映画だなあと感じました。仲間を疑う心、油断する瞬間、抑える感情、はじけ飛ぶ理性。俳優さんたち全員の演技に迫力があり、映画の芯をびしっと保っています。特に清丸国秀を演じた藤原竜也さん。あそこまで嫌な人間、異常な人間を表現できるなんてすごいです。
     藁の楯。もろくて壊れやすい守り。人間であるSPの命、人の理性、善と悪の境界線、倫理。どんな意味を込めてこの題名にしたのか、本当のところを知りたいです。

  • 正直、☆を4つにしようか5つ満点にしようか迷いました。
     
    というのも、何とも後味の悪い作品なのです。
     
    でもこの作品は大事なことを教えてくれる作品であり、そのメッセージが凄くよく伝わってきたので、満点をつけました。
     
    そのメッセージは
     
    『復讐は全ての人を不幸に追いやる負の連鎖でしかない』
     
    ということでしょう。
     
    可愛い孫を殺された大富豪『蜷川』が、孫を殺した犯人『清丸』に10億の懸賞金をかける。
     
    10億という金に目が眩んだたくさんの人間が『清丸』を殺そうと躍起になる中、5人のSPがこの『人間のクズ』を守るべく奔走する。
     
    この『蜷川』のやり方は、まさに今の『IS』に通じるところがあり、ぞっとします。
     
    社会問題に目を向けたい人にはおすすめできる作品です。

  • 日本人ってこの手の映画を作るのが、
    あまりうまくないような…。
    どうしてなのか、未だ言葉にならないけれども。
    どうにも稚拙になる。

    ただ、役者陣の演技力に支えられて、
    葛藤と狂気はわりに雑ではなく描かれていたから、
    まぁ、見られた。

    それでもいつでも声を大にして私は言いたい。

    藤原竜也が大好きだーー!(本日2度目)

    • yumimiyさん
      あたしも
      藤原竜也が
      大好きだぁーー!
      あたしも
      藤原竜也が
      大好きだぁーー!
      2015/02/28
    • michel723さん
      >yumimiyさん

      お!ここにも、
      絶叫家がww

      さぁ、皆様ご一緒に。

      藤原竜也が大好きだーー!!
      >yumimiyさん

      お!ここにも、
      絶叫家がww

      さぁ、皆様ご一緒に。

      藤原竜也が大好きだーー!!
      2015/02/28
  • 救いようのないクズを演じる藤原竜也が天才だと思った。
    エグくてつらかった。
    星4つだけど、2度目は見たくない。
    それでも最後まで見入ってしまったので、監督すごいなあと思った。

  • 序盤の護送車に新幹線、護送の緊迫感、
    お金もかかっててとてもいい。

    その後が、もっといい方法あるだろうと突っ込んでしまい
    やや興ざめ。。
    ラストもあれだけ警察官がいて、犯人放置はないだろう。

    感情表現が難しそうな役、大沢たかおの叫びが新鮮だが
    意味不明な笑顔?が気になった。
    最初の刑事の殉職はぐっときた。

    原作を読んでみたい。

  • この男を殺してください
    御礼として十億円お支払いします

    7歳の少女を暴行・殺害した男 清丸国秀に対し、少女の祖父 蜷川は十億円の懸賞金をかけ、清丸の殺害を全国民に依頼した。
    警視庁は清丸を48時間以内に移送するべく、2人のSP 銘苅(大沢たかお)、白岩(松嶋菜々子)と3人の捜査員を「クズの弾除け」に選ぶ。
    5人vs1億2000万人!
    最初から最後まで、どこから襲われるかわからないスリルに満ちた展開が本当におもしろい!

    おとり付きの護送車、救急車、新幹線、かつて清丸に娘を殺された男の車、あらゆる手段を尽くしても「清丸サイト」に位置が知られてしまう謎はサスペンスとしてよくできていたが、その真相の明かし方にはもうひとひねりほしかったかな。

    「命を懸けて守る価値が清丸にはあるのか!?」
    自分も含めて、鑑賞者のほとんどは清丸を殺してやりたいと思ったことだろう。
    清丸の口に銃口を突っ込んだ銘苅はどうして引き金を引かなかったのだろう?
    「仕事だから」という理由でそこまで強い意思が保てるものだろうか?
    苦悩する大沢たかおの演技がすごくよかった!
    終盤で白岩が殺されてしまったこと、清丸が何一つ反省せず“クズ”のまま死刑を言い渡されたことなど後味は最悪だが、大沢たかおがすばらしかったので☆5つ!

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