2061年宇宙の旅 [Kindle]

  • 早川書房
3.58
  • (3)
  • (6)
  • (9)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 99
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (313ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • エウロパ着陸してんのに、何にも起きんじゃん

  • 本日ようやく「2061年 宇宙の旅」を読み終えた。
    あと本を読む集中力だが、少し前だと10分も持たず何とか15分ずつ読んでた。
    今はとりあえず連続で45分が限度。その辺を過ぎると気絶レベルで睡魔が
    襲ってくる。マジでやばい。以前(学生時代)のように1日中でも読書に集中
    出来る状態に戻したい...

    今日は読み切ってしまおう!と気合入れて、第6部45章「ミッション」から
    第7部53章「圧力釜」で一度休憩(ここまでで45分)、54章「再開」から
    第9部60章(終)「真夜中の広場」まで読んで45分。何とか読んでしまったぞ!w

    「2061年宇宙の旅」映像として見られないシリーズとしての感想としては
    フロイド博士が100才超えてて元気な主人公として出て来たのは笑った。
    宇宙に長くいると老化が地球上より進まないという設定。
    ハレー彗星見学ツアーに招待され今作では「ユニバース号」という最新鋭の
    宇宙船に乗ることになる。

    途中で博士の孫クリスの乗る「ギャラクシー号」の話が絡みクリス絡みの
    話が多くなったね。禁断のエウロパに...!?
    最終章でいきなり3001年に飛んで第1作終章「スターチャイルド」レベルに
    何かよくわからん^^;

    ルシファーが消えてモノリスが目覚める?
    これだけで「3001年終局への旅」も期待!だな!

  • エウロパのゼウス山のところはだいたい予測がついたが、ハレー彗星を探査(観光)していたユニバース号が、彗星の噴出物を燃料に木星に向かうところがちょっと活劇みたいで面白かった。モノリスの目的(知能を触発する)もわかってきた。この巻はヘイウッド・フロイドとクリス・フロイドの人間が軸に描かれていて、人間っぽいところがある。

  • 前半がとにかく冗長で、スリリングな展開の訪れる後半までなかなか辿りつかない。モノリスも主題からは外されているのでシリーズの謎に迫るわけでもない。全編を通して直訳的な訳文が続くこともあり、文章自体も読み進めづらい。

  • 2061年宇宙の旅 Kindle版 既読だと思ったが・・以下略。

  • うーん悪くはないけど前半のグダグダ感がなかなかしんどかった。このタイプのハードSFは何かしらトラブルが起きないと話が転がり出さないのに、トラブルが起きるのが5分の2を過ぎたあたりなんだもん。しんどいわ。トラブルの背景の謎も全然明かされないし。
    あとは前作や前々作のような劇的な葛藤がなくて、全体的に淡々としているよね。誰も対立せず誰も和解せずなのでドラマがない。
    とはいえ後半は著者らしい宇宙の旅で、著者のハードSFを偏愛している身としては楽しめた。淡々と出来事を追うだけでもなんもなく読まされてしまう手腕にやられたという感じ。
    自作に繋がるラストは印象的でソークールだったので、自作に取り掛かるなら間を置かないほうがよさそうである。

全7件中 1 - 7件を表示

アーサーCクラークの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×