ブラック・スワン [Blu-ray]

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監督 : ダーレン・アロノフスキー 
出演 : ナタリー・ポートマン  ヴァンサン・カッセル  ミラ・クニス  バーバラ・ハーシー  ウィノナ・ライダー 
  • 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2013年10月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142963123

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ブラック・スワン [Blu-ray]の感想・レビュー・書評

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  • /§**/ 「白鳥」と「黒鳥」の狭間で… \**§\






     これは、ある意味、母親のインプリンティングが招いた悲劇と感じた。

     母親が自分の果たせなかった夢を娘に託さんと、毎夜母親の手で巻かれるオルゴールの螺子が娘の心を呪縛していく。

     オルゴールの曲である「白鳥の湖」が、どことなく歪んで聴こえてきたのは、私の耳の錯覚だろうか?


     オムニバス形式の名作に「世にも怪奇な物語」がある。
    その第2話目に「影を殺した男」というアラン・ドロン、ブリジッド・バルドーが主演した作品があったが…

     私はこれと重なってくるものを感じた。
    「白鳥」の部分も「自分」なら、「黒鳥」もまた人は誰もが「自分」の中に棲ませているような気がしてならなのなのだ。
    《静と動》、《貞節と姦淫》、《善と悪》…


     2本の細い脚のトゥシューズの運びとポートマンの痩身が傷ましいほどに、見事な葛藤の舞を見せてくれる。

     
     一部のバレエの専門家諸氏の皆さま方からは、
    本作でのポートマンのバレエ演技に対し不評の声(これでバレエが踊れているつもりなのか?的な…)が浴びせられていたようだが。
    本作に在ってはじゅうぶんそのスキル(技)を発揮し得ていると思えた。



     本作を深夜にヘッホンで観賞してみたところ、
    彼女の《息遣いの変化》が実に見事で驚かされた。

     大役を仰せつかった当初の彼女は常にどこか怯えていて、踊っている際の息遣いにも《怯え・不安感》がうかがえるのだ。

     ■しかし、黒鳥の描写を体得できた辺りから、息遣いが一変する!!■

    *明らかに自己陶酔の域(息)に達しているのが分かる*




     アロノフスキー監督が本作を製作するに際し、母親役のバーバラ・ハーシーとポートマンの相互間で《手紙のやり取りをしなさい》と命じたと洩れ聞いた。


     ★やはりこの物語の下敷きとして、それだけ《母と娘の繋がり》が求められていたのではないかという気がする★



     〝子役で称賛された者は大成しない〟のジンクスを、
    今後もどんどん破っていってほしい!
    私はポートマンにそれを願い続けている。

  • 主役を取られまいとする重圧で幻想が凄まじく病的なニナを弱々しく演じたナタリーポートマンが綺麗だった。
    白鳥の湖の曲が頭の中でこだまする!バレエといったら、やっぱりこれだな。

  • 「バレエダンサーの話でしょ?なんでR-15なの?」と思いつつレンタル。
    観てみたら…まぁ相応なシーンもあるしR-15かな。
    といった印象。
    これはサイコ・スリラーなのかな?
    苦手なジャンルだった。
    ☆3ですが、それ以上にインパクトはありました。
    よかったらチェックしてみて下さいな♪

  •  久々に真っ当に洋画を見た。
     前々からずっと見たいとは思っていたけれども、見れずにいた作品。ようやく見れました。

     主人公は、プリマドンナを目指す真面目な少女。
     彼女は、自分を妊娠したことでバレエを止めざるを得なかった母親の思いも背負いながら真面目にバレエに取り組んでいた。
     しかしながら、白鳥の湖の主役に抜擢され、白鳥の女王とブラックスワンの二役をやることになってから、彼女の世界は少しずつ壊れ始める。
     元々、真面目な性格から白鳥は素晴らしかったけれども、闇を抱え、男を誘惑するようなブラックスワンを演じるように言われたことで、プレッシャーに飲み込まれ、徐々に私生活もおかしくなっていく。

     という話でした。
     女の戦いに渦巻くドロドロと表現者としての難しさと、そういうものを強く感じる作品。
     何処までが自分のうちにおいておくべきもので、何処まで自分自身を役に反映させるべきなのか、芸術って難しいよね! ととても思います。
     まあ、自分ではやったことがないので、なんとも言えないんですが、それでも表現者が表現者であるべき覚悟を思い知らされる作品でした。
     最後は、彼女は結局、表現者であることに飲み込まれてしまうんですけど、そういうかなり後味の悪い終わりが嫌いじゃない人にはオススメします。

     沼に引きずり込まれたいときに見るのがオススメの作品でした。

  • 見てるこっちの体が痛くなる映画だった。
    主役への執着による妄想と狂気。ほんとうにこういう世界があるんだろうなとは思う。

  • 破滅へのワルツ。滅びの美学ともいうべきか、苦悩する姿が美しく描いた芸術性の高い作品。

  • バレリーナってすごいな

  • 映画館にて


    バレエを題材にするにはちょっとエグすぎる。
    ミステリー、ホラーやん。
    バレエをやってる人間からしたら別に見なくても良かったかな。と思ったが

    ナタリーポートマンは綺麗。
    努力の結晶だろうな!!

  • 2010年 アメリカ

    ニューヨークのバレエ・カンパニーに所属するニナは、元ダンサーの母親の寵愛のもと、人生のすべてをバレエに捧げていた。そんな彼女に新作「白鳥の湖」のプリマを演じるチャンスが訪れる。しかし純真な白鳥の女王だけでなく、邪悪で官能的な黒鳥も演じねばならないこの難役は、優等生タイプのニナにとってハードルの高すぎる挑戦だった。さらに黒鳥役が似合う奔放な新人ダンサー、リリーの出現も、ニナを精神的に追いつめていく。やがて役作りに没頭するあまり極度の混乱に陥ったニナは、現実と悪夢の狭間をさまよい、自らの心の闇に囚われていくのだった・・・。
    映画の曲がフィギュアスケートのプログラムに使用されていて興味がわいた作品。ホラー系はほとんど見ないため気づかなかったのですが、どうやら私はサイキックホラーが苦手なようです・・・怖い!ていうか途中まで幻覚や妄想ってことが分からなくて、えっなんでリリー死んでないの!?訳分からぬーーってなってましたw
    ナタリー・ポートマンの演技は素晴らしいですね。母親と同じく天才ではなく凡人として生まれたニナが、努力を重ね続けることで秀才となり、白鳥の女王役を射止めたときから、色気のある黒鳥を演じるためにたくさんのものを犠牲にしてしまうほど追いつめられていく過程が生々しくて、本当に狂気の中にいるみたいでした。ドラッグを通して崩壊したようなニナから見た目線も、崩れていく彼女の精神を反映しているようで、意味が分かったあとはなるほどなと思いました。
    バレエとは縁遠い私ですが、何事も主役を務めるとなれば相応の努力が必要なことは分かります。何かに打ち込んで頑張った経験がある人なら、ニナの恐怖や苦痛は少し理解できるかもしれないですね。何かを得るということは、何かを失うということでもある。頑張りすぎるということは、そういう意味では怖いなぁ。
    とりあえずホラーだから仕方ないけど、恍惚の中でニナが倒れていくのは怖くて後味最悪でした。ブラック・スワンなんていうタイトルからしてハッピーエンドにはなりえないのかもしれないけど、やっぱり私はニナに幸せになって欲しかった。それに親子の愛は歪んでるかもしれないけど、私は母が過剰なくらい応援してくれたからこそやれたこともあって全てが良くないとは思えない。最初から干渉してほしくないところではきっちり意見を言うのも必要で、いきなり爆発するのは年齢的にお子様すぎでしょう・・・。ニナが命を取り留めて幸せな人生を送っているといいな。

  • ナタリーの演技力がすばらしい。
    狂気のストーリーだけど、人を魅了するには純真だけではダメということを再認識。

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