新潮 2013年 09月号 [雑誌]

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  • 新潮社 (2013年8月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・雑誌
  • / ISBN・EAN: 4910049010938

新潮 2013年 09月号 [雑誌]の感想・レビュー・書評

  • 小山田浩子「穴」

  • 仕事を辞め、夫の田舎に移り住んだ夏。奇妙な獣を追ううちに、私は得体の知れない穴に落ちる-。平凡な日常の中にときおり顔を覗かせる異界。

    2013年下期芥川賞作「穴」を新潮で読んだ。梗概からカフカや安倍公房のような作風かと期待したが、新人にそれを求めるのは無理があった。でも仮にも芥川賞受賞なのだから文章の稚拙さはもう少し何とかならないものか。選者たちが褒め過ぎているのは、逆に現在の純文学の不振を表しているのかも。
    (D)

  • たしか芥川賞の作品。「穴」姑とのだるい確執なんかかなって読み進めてみたけど、黒い獣をおいかけていたら穴におちたりして不思議世界だった。

  • 芥川賞候補作 小山田浩子著 穴のみ

    面白かった。今回レベル高い気がする。
    子供の頃、祖父の家に行き埃だらけの何かを取り出しそこから異世界を夢想する、そんな子供だった。
    穴という小説を読みながら、小説の更に小説の中の世界を想像する。楽しいな♩

  • 芥川賞候補、小山田浩子著「穴」読む。これはこわい。読み終えてからホラーだと気づく。義兄のイメージが頭の中でなぜだか堺雅人に変換された2013年の暮れ。

  • 出だしからそこはかとなくホラーな雰囲気が漂っていて好み。くるかなくるかな、いつくるかな……と最後まで緊張感があった。社会のシステムから出ようとする彼の言動も人生に対するやり切れない諦観を滲み出させつつ常識を揺すっている感じ。ひんやりした。

    あと、細部の書き込みにわりと惹かれます。
    その瞬間、反対の手にチカリという鋭い痛みが走った...の「チカリ」とか、他にもそういう些細な表現にへぇーと思わされた。

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