スイス時計の謎 〈国名シリーズ〉 (講談社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 今回はすべてが本格ミステリであって、どの短編もそれぞれ違ったテイストで楽しめた。表題作の「スイス時計の謎」はクイーンのローマ帽子の謎をもじってあり、謎の解決も非常に論理的でよかった。また、アリスが小説を書くきっかけとなった女の子の話も出てきて、このあたりの哀愁漂う感じが有栖川有栖の作品が好きな理由だなと思った。

  • ダイイングメッセージ、首無し(首を彫刻にすげ替え)死体の謎、密室、そして表題作は王道本格推理もの。
    ワンアイデアで一つの物語を創り上げるのがホントに巧い。

    著者の短編集は肩透かしをくらうことが多いのだが、この本は別格でどれも素晴らしい。

  • 読み終わってから時間がたってしまった。

  • 国名シリーズ第7弾。たぶん再読。確かここまでは以前読んでたと思う。後書きに書かれているように、本格推理物の短中編4つ。謎解きが面白かった。
    表題作が、アリスの同級生がわらわら出てきて、ちょっと楽しい。ループタイつけてる34歳はいないとは思うけどね。。
    しかし、今やってるドラマの影響が強くて、アリスが窪田正孝の脳内イメージになっちゃって困る(笑)。我ながら影響されやすいんだなぁ。。。

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。89年「月光ゲーム」でデビュー。「マレー鉄道の謎」で日本推理作家協会賞を受賞。「本格ミステリ作家クラブ」初代会長。著書に「暗い宿」「ジュリエットの悲鳴」「朱色の研究」「絶叫城殺人事件」など多数。

「2023年 『濱地健三郎の幽たる事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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