質問力――話し上手はここがちがう (ちくま文庫) [Kindle]

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著者 : 齋藤孝
  • 筑摩書房 (2006年3月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (125ページ)

質問力――話し上手はここがちがう (ちくま文庫)の感想・レビュー・書評

  • 考えた質問がいかに生産的になるかを述べた本。
    自分が考えずに質問してることが多いなぁと考えさせられた。ヒントが見つかって良かったが、途中既知や要らないかなーと思う説明があったのが残念。コミュニケーションスタイルに重きをおいた聴く力とは違い、論理的な質問方法だった。

    ダニエル・キイスと宇多田ヒカルの対談を昔読んだことがあったが、ただ内容が面白いと思っただけで、質問力という観点では見ていなかったので新たな発見だった。この例が1番分かり易かった。質問力をあげるためには以下3点に集約されると思った。
    ・相手と対等に話せる位の知識量があると深い話がきける。そのために、自分が持っていない領域は事前調査を徹底する
    ・抽象と具体例を織り交ぜながら質問を進める
    ・その質問をした際、どんな答えがくるのかどんな答えを期待しているのかをシミュレーションすることがハイレベルな質問を生む。最終目指すのは相手にインスピレーションを与えるような質問。

    著者ではなくドストエフスキーの考えだが、聖書の悪魔の質問もキリストの回答ではなく悪魔の質問を評価していることが面白かった。ストーリーとして質問回答をうまく使えると聴者をコントロールすることも出来るのかな、と思った。

  • より深いコミュニケーションを築くための技術のひとつとして、『質問力』の重要性が説かれています。各方面の著名人に対するインタビューや対談を例に挙げ、質問の仕方、内容の良し悪しなどが解説されています。質問の仕方ひとつで、何の意味もない平凡な会話で終わってしまったり、または普段聴くことのできないような答えを導き出せたり、さらには語り手さえ気づいていなかったようなことまで探り出すことができたりするのですネ。会話を広げ、内容を深めるためには、良い質問をすることが必要なのだということがよくわかりましたが、それ以前に、相手に興味を持つということがとても大事なんだと、あらためて考えさせられました。


    べそかきアルルカンの詩的日常
    http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/
    べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ”
    http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2

  • 質の高い質問とは何か、それによる本質的コミュニケーションとは何かを記した一冊。

    確かに、沈黙に耐えきれずに"ただ聞いてみただけ"の質問を投げてしまうことはあるかも知れない。本書の前提として『面白い話ができる≠コミュニケーション能力が高い』であり『短時間で本質的な話にも踏み込める≒コミュニケーション能力が高い』としている。いわゆる頭の良い人と話しているときの感覚というのは、このことなんだと思う。質問の種類を座標軸によって説明しているのも論理的で分かりやすかった。

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