闇金ウシジマくん(26) (ビッグコミックス) [Kindle]

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  • 闇金ウシジマくん26 2012

    『闇金ウシジマくん』(やみきんウシジマくん)は日本の漫画家である真鍋昌平による漫画。2004年から2019年まで『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で不定期連載された。
    2010年10月より、山田孝之主演で毎日放送(MBS)の制作によりテレビドラマ化され、その映画版が2012年8月25日より公開された。また2014年1月にはドラマの新シリーズが放送された他、5月16日には新作映画が公開された。詳細はテレビドラマの記事ならびに映画の記事参照。

    概要
    10日5割(トゴ)の超暴利闇金融『カウカウファイナンス』の経営者である丑嶋馨とその従業員の日常と、カウカウファイナンスに訪れる客、およびその関係者の様々な人間模様と社会の闇を描いたストーリー。物語は各エピソードの中心となる人物の視点で進み、丑嶋はそれらの人物に接触する狂言回し的存在である。そのため丑嶋が全く登場しない回も多い。なお「○○くん」というタイトルは、当時流行した「むじんくん」(アコム)、「お自動さん」(アイフル)などのサラ金の自動契約機のネーミングから着想を得ている。
    2022年3月時点で累計発行部数は2100万部を記録している。
    第56回(平成22年度)小学館漫画賞一般向け部門受賞作品。
    連載を終了した理由として、作者は「闇金業者という犯罪者の視点で描く話に限界を感じていた。『突き詰めて描けば描くほど読者が離れる』」と述べている。その後、弁護士を主人公とした『九条の大罪』を連載開始した

    「洗脳くん」編
    神堂大道(しんどう だいどう)
    本エピソードのキーパーソン。「神堂大道」は偽名。過去には「天見」と名乗っていたが、それも本名か偽名なのかは不明。ある日、まゆみと遭遇した謎の男。愛想が良く、紳士的にまゆみに近付き上原家の家庭トラブルを解決していった。まゆみとの結婚を前提に交際を始めるが、交際が進むにつれて凶悪なDV男の一面を見せていき、まゆみの社会的信用を落とすようなDV行為を働くようになる。
    拷問とマインドコントロールによって、資産家である上原家の人々を自身の支配下に置き、その資産を譲渡させようと画策していた(神堂は「上原家全財産没収計画」と呼んでいた)。
    計画は順調に進んでいたが、計画の最終段階である不動産売却が難航し、焦れた神堂は上原重則を追い詰めるためにさらに苛烈な拷問を行うが、その結果、上原重則は死亡してしまう。
    上原重則の死亡により「上原家全財産没収計画」は頓挫し、神堂は残った上原家の人々の始末と逃亡を計画する。
    しかし、柏木羊山の介入と、それをきっかけに起きた上原和子とみゆきの狂気をはらんだ暴走、まゆみの妊娠、資金調達のために選んだ闇金がカウカウファイナンスだったなど、予定外の事態が重なり、最終的にはウシジマによってリンチされた上に、詐欺で得た現金と車を全て奪われる。
    その後、過去の詐欺と松田家、上原家の人々に対する所業が明るみに出て逮捕される。裁判では死刑判決が下り、被告人の中ではただ一人だけ上告した。「悪役総選挙」ては3位。

    上原まゆみ(うえはら まゆみ)
    本エピソードの債務者。ライフスタイル誌「ノマド」の編集記者。28歳。独身。趣味はパワースポット巡り。占い師の勅使川原を慕っており、何かと彼女に相談し、依存している。
    以前より交際している恋人の「ハシ」がいるものの、結婚まで踏みきれずにいる。ある日、雹が降った際に、突如現れた神堂から傘をもらったことがはじまりで、その後も(神堂が装った偶然で)カフェやジョギングでの遭遇がきっかけでハシと別れ、神堂と結婚を前提とした交際を始める。
    最初は優しかったが、次第に本性を現しDVを行うようになった神堂から逃れようとするも、松田明日香に死体遺棄を手伝わされて、さらには家族まで巻き込んだことによって本格的に逃れられなくなり洗脳されていた。
    神堂の命令で、堕胎費用の名目でウシジマから金を借りようとした際、その証明として妊娠検査薬を使用したところ本当に陽性反応が出てしまい、そのころから徐々に洗脳が解けはじめ、最終的には神堂の支配から脱却することに成功する。
    裁判では死体遺棄と損壊で起訴されたが、洗脳による心神耗弱が認められ懲役6年の判決を受け、獄中で神堂との子を出産した(子供は施設に預けている)。
    その後、編集記者時代の元上司である林を身元引受人として仮釈放され、ビル清掃の仕事をして生計を立てている。

    上原みゆき(うえはら みゆき)
    まゆみの妹。公務員の旦那カズヤがいる。ガールズバーで働いており、カズヤとはそこで出会った。姉とは仲がいいが、大卒で親戚に期待されている姉と比べて自分は駄目だというコンプレックス、将来うまくやっていけるかわからないという不安があり、そこを神堂に付け込まれる。
    神堂の勧めでスナックの老婆の店主が副業として経営する違法デリヘルで働くことになり、そこでウシジマに出会い債務者となった。
    部屋に乗り込もうとした柏木を和子と共に殺害し、その後、乗り込んできたウシジマも同様に襲撃しようとするも、ウシジマを助けにきた柄崎や加納らに取り押さえられている。
    裁判では心神耗弱は認められたものの、柏木の殺人罪が追加され、懲役28年の判決を受ける。

    上原重則(うえはら しげのり)
    まゆみとみゆきの父。資産家である上原家の長男であり、広大な土地を所有している。会社経営者でもある。妻の和子とは周りの反対を押し切っての恋愛結婚だった。
    家族の中で唯一、神堂の正体に薄々ながらも気付いていたが、それを警戒した神堂に上原家を堕落させた元凶という濡れ衣を着せられ孤立。家族の憂さ晴らしのためのスケープゴートにされてしまう。
    上原家の資産を狙う神堂と、洗脳された家族によって拷問を受けている最中に死亡。その遺体は家族によって解体され遺棄された。

    上原和子(うえはら かずこ)
    まゆみとみゆきの母。ごく平凡な主婦だが、夫との性的関係に全くと言っていいほど満たされていない。それを見抜いた神堂になし崩し的に肉体関係を持たされ、家族に内緒で不倫関係を続けていた。
    重則がスケープゴートにされた後は神堂との性交にのめり込んでいき、彼の気を引くためなら娘たちに暴力を振るうことすら厭わない狂信者に成り果てる。神堂に貢ぐ金を一円も稼げていないことを娘のみゆきから蔑まれ、その報復に路上でみゆきを襲って捨てる予定だった人肉団子のカバンを奪うことで彼女の立場を無くそうと画策するが、すぐに神堂に見破られ、彼に誘導されたみゆきによって顔にスピリタスをかけられ火をつけられ大やけどを負い、その後は頭巾をかぶって顔を隠していた。
    神堂に、自分に火をつけたのはまゆみと吹き込まれて彼女を襲い、それを止めたウシジマを襲うが、みゆき同様あえなく取り押さえられている。
    裁判ではみゆきと共に懲役28年の判決を受ける。

    カズヤ
    みゆきの夫。婿養子。公務員。
    見た目通りの体育会系で物事を深く考える能力に欠け、上の立場の存在に弱い。大麻を「ガンジャ」と呼んで吸っていたりと素行にも問題がある。
    学生時代にはラグビー部の主将で、シゴキを率先して行っていた。そのため神堂の支配下において上原家のリーダーとして傍若無人に振る舞うが、拷問中に加減を誤って重則を殺害し、そのことについて神堂に焚きつけられた和子とまゆみによって食事にタリウムを盛られて衰弱し、部屋の片隅に作られたダンボールハウスに押し込まれていた。
    殴られても反応しなくなるなど、白痴化して証言能力を失ったと思われていたが、実は自らの血でハウスの中に毎日の拷問を記録しており、それが神堂逮捕の決め手となった。

    勅使川原(てしがわら)
    まゆみが利用している占い師。本名は麻生川弥生。まゆみからは「先生」と慕われている。
    「ノマド」の取材を受けたこともあるが、良くない噂もあり、まゆみに怪しげなスピリチュアルグッズを売りつけ、まゆみと上司との人間関係を言葉巧みに悪化させている。
    実は彼女もまた神堂の支配下にあった一人であり、彼女の家族三人も殺害されている。事件解決の後、裁判で死刑判決を受ける。

    松田明日香(まつだ あすか)
    上原家が軟禁されていたアパートの住人で、上原一家よりも先に神堂に洗脳されている。みゆきが勤めていたガールズバーの元同僚で、神堂の支配から逃れようとしたところでまゆみとみゆきに出会っており、その際に部屋に泊めてほしいと頼むが、みゆきの結婚式前日ということもあって助けてもらえず、すぐに連れ戻されている。
    神堂にそそのかされて大麻を吸っているまゆみの画像が入っているスマホを警察に届けないかわりに、死亡した自分の父親の死体遺棄を手伝わせてまゆみを追い込み、また、その後やってきた他の家族にも死体遺棄を手伝わせ、神堂が一家全員を支配するための重要な役割を果たす。
    神堂、勅使河原同様、裁判で死刑判決を受けた。

    柏木羊山(かしわぎ ようざん)
    「学小一家」の構成員で、ウシジマに借金があるヤクザ。「無尽」で入札も無しに全取りするなどのヤクザらしい粗暴さで、周囲からは「死ねばいいのに」と陰口を叩かれている。
    デリヘルで出会ったみゆきを気に入り、自分の女にしようとしていた。
    出勤日数が減ったみゆきに直接会うために、単身で神堂たちが潜伏していたアパートを訪れる。
    その際、ただならぬ事態が起こっていると感じとり、面白半分に首を突っ込もうと玄関に出てきた神堂を押しのけ、アパートに押し入ったところを和子とみゆきに襲撃され殺害された。
    後にウシジマがアパートに押し入った際、柏木の携帯電話などの遺留品や遺体の一部を発見した。

    延川・辻下(のべかわ・つじもと)
    大阪府警捜査一課の刑事コンビ(延川が上司)。神堂が絡んだ詐欺事件を捜査中、参考人たちが主犯の社長よりも従犯とみなされていた神堂(当時は天見と名乗っていた)に反応していたことに疑問を持ち、かつて神堂が根城にしていた部屋を捜索し、電源タップや大量のペットボトルの水と粉ミルク缶などの遺留品を発見。そこから、この事件は単なる詐欺事件だけではないとの確信を強めて捜査を続け、最終的に東京に潜伏していた神堂にたどり着き、彼を殺人容疑で逮捕した。
    作中でも述べられているが、詐欺事件は捜査二課の担当であり、捜査一課の刑事が直接担当することは本来ならばありえない(神堂に殺人や傷害の容疑がかかっていればその限りではない)。

    ハシ
    物語開始時のまゆみの彼氏。セレクトショップでアルバイトをしているフリーターで「自分の店を開く」と大言壮語してまゆみにたかり、その上でまゆみの友達・ユカリと浮気している。後にカズヤにより暴行を受け、その際の動画を取られた上で神堂に200万円を奪い取られた。


    まゆみの上司。「ノマド」の編集長。37歳。独身のキャリアウーマン。まゆみを高く評価しており責任のある仕事を任せるが、神堂に洗脳され無断欠勤が続いた上に、不正を行ったまゆみに解雇を通告する。ただ、その後もまゆみを心配し、終盤でまゆみの釈放時の身元引受人になったことがまゆみから語られている。

    岸田可奈子
    上原家の後で神堂の標的となった女性。埼玉の資産家の娘。子供がいるが離婚しており、慰謝料や月20万円の養育費などを受け取っている。そうした背景から神堂に狙われ、まゆみと同様に洗脳されてゆく。最終的な結末は不明。

    莉子
    エピソード終盤で新堂の標的となった女性。神堂からプロポーズを受け、言いなりに200万円を渡すが、その直後に神堂が逮捕されたため、みゆきたちのような洗脳は免れた模様。


    以上のようにWikipediaで紹介される作品。
    真鍋昌平氏による著作。
    週刊ビッグコミックスピリッツ2012年第31号〜第33号、第35号〜第40号、第42号~第46号掲載作品。
    2012年12月5日初版第1刷発行
    電子書籍制作会社 株式会社昭和ブライト

    洗脳くん1~13

    闇金ウシジマくんのエピソードの中でも異色の物語である洗脳くん。
    お金貸しの話としてはやや無理やり感あるかも。
    取材協力先に苫米地英人氏がおり、洗脳、マインドコントロールとは何か真鍋昌平氏がかなり深い所まで取材したんだなということが分かる。
    内容として恐らく、消された一家―北九州・連続監禁殺人事件 (新潮文庫) 文庫 – 2009/1/28
    豊田 正義著という本で起きた事件を元にこの洗脳くん編はつくられていると思う。
    家族同士をマインドコントロールし、家族同士が疑心暗鬼になり殺し合うという信じ難い事件だ。
    似た事件として新版 家族喰い 尼崎連続変死事件の真相 (文春文庫) 文庫 – 2017/8/4
    小野 一光 (著)も参考にされたい。
    重要なのはこのようなかなり強いサイコパス的な人間(上記二冊で言うと松永太や角田美代子)が世の中には存在する事を知り、気をつけることだ。そしてこのような人間から理不尽を万が一受けた際は怒り狂って徹底的に暴れないといけない、そして逃げ出さないといけない。殺すつもりで動けと言いたい。
    ただ難しいのは投資詐欺のように騙しやすい人、もしくは痴漢犯罪で声をあげられない弱者を選んでこのような犯罪者達が近づいてくることだ。もし身の回りであからさまにおかしい人間に苦しめられている人がいたら助けてやることだろう。

    この手のサイコパスはある種のカルトを作り上げる。
    昔のような宗教などのような大規模にはならないものの現代は小さい単位でのカルトが目立つのだという。
    どんなものにもセカンドオピニオンを持とう。
    変に崇め奉ることは間違っている。
    人間の頭は思っている以上に狂いやすい。
    NHKを始めとする大手メディアの報道は(たとえ気に入らないニュースや報道があっても)素直に受け止めよう。その上で参考にする発信者、インフルエンサーやジャーナリストを10名は持とう。
    2021年4月に亡くなった立花隆氏は知の旅は終わらない(2020)で以下の事を書いていた。
    少し長いが、引用したい。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    「永遠の生命なんてない」「絶対の真理なんてものはない」ということを信仰箇条の第一に置けば、それから多くのことが導けます。
    まず、いかなる思想にものめりこまず、ハマらず、必要以上に尊敬したりせず、軽い気持で接触することが大切だということがわかります。思想においては、花から花へ飛び回る蝶のように、浮気した方がいいんです。あがめたてまつってはいけません。(中略)宗教とか思想というものは、ある時代の誰かが頭の中でこしらえて、頭の中からひねり出した一連の命題です。どんな大思想(といわれているもの)にも、笑ってしまう他ない珍妙な部分があります。そういう部分でちゃんと笑えることが、精神的に健康であることの証しなんです。しかし、若いうちから何かにのめりこんでしまうと、そういう健康さを失ってしまいます。
    精神的健康さを養うために、若いうちは、できるだけ沢山の思想的浮気をするべきなんです。異性体験に関して「できるだけ沢山の浮気をしなさい」なんていったら物議をかもしかねませんが、思想に関しては、そうすべきであるとはっきりいいます。(思想的)浮気が足りない人は、簡単に狂うんです。簡単に溺れて、自分が溺れているということにすら気がつかないことになるんです。人間の頭は狂いやすいようにできてるんです。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    読み返していて、主人公まゆみの彼氏のハシくんはいきなりクズ過ぎる。
    ヒモになりたがり、まゆみの友人の女性と不倫する。
    豊かになるためには真面目に働く必要がある。
    この闇金ウシジマくんでは楽して儲けようとするクズが老若男女問わず多すぎる。
    まあ、それだけ怠惰な人間が多いということか。

    この巻の最後に天堂がその本性を見せ始めたことに驚嘆する。
    まゆみが結婚指輪を外していただけで怒り狂う。
    異常者、DVを行う行為は問答無用で許されない。
    丑嶋は駐車場であった段階でこの男を信用できないと喝破していた。
    仕事でもそうだが、判断をどれだけ早く行うか、修正が必要ならその判断をどれだけ早く行うか・・・プライベートとは言え、このような異常者、異常行動を見たら即座に行動に移さないといけない。


    印象に残った点

    条件のいい男なんてみんな若い内に結婚しちゃってるし、大変よねー、上原。

    入会費(結婚相談所)も20万払ったのにさ。
    高えー
    それに毎月会費が2万。
    結婚できたら結婚報酬20万だって。
    暴利暴利~
    安心と安らぎを得る為の先行投資って考えないと気が収まらんぞ。

    結婚できてもその先にいっぱい不安あるよね。
    子供ってなんで女が産まなきゃならないんだろ。
    だね。
    もし私より収入の少ない旦那と結婚するんだったら、稼いでいないほうが産むのがいいと思う。
    今の会社で産休取れる余裕あるか分からないし、今の仕事辞めたくないから結婚できても子供産む時、悩みそう。

    女性誌にいると現実の幸せを見つけ辛いのかな?
    美しい世界を見過ぎて地味な生活に上手くハマれない。

    男は裏切るけど走った距離は裏切らない。
    自分次第で道を切り拓けるのがランニングよ。

    鬼っスね、社長。
    同業者来てるってコトは、そいつに半分持ってかれてるってコトだから潰しとかねーとな。

    無尽

    助け合いの民間銀行みてーなもんだ

    例えば10人前後で一月5万の無尽を組む。
    50万円を10人で競って一番安い金額を提示した奴が競り落とす。
    商売人とかだと仕入れなんかで急な金が必要な時があんだろ?
    そーゆー時に銀行が簡単に融資なんかしてくれねーから無尽は助け合いの互助会なんだよ。

    ヤクザは顔で売ってるからな。
    てめーの名刺に書いた借金は踏み倒さねえ。

    女は話す事に意味がある。
    男は意味がある事しか話さない。

    ウチで借りなきゃ毎日肉を食べられるのになあ、社長を信じ切ってますね。
    考えるのが面倒くせーだけだろ?
    あのバーさん占いにすげーハマってるし。

    証拠品の中には必ず回答が隠されてるんや。
    何日も、何ヶ月も、何年でも飽きずに見てたらええねん。

    阿呆みたいに粘って粘って裏を取ってこそ、見えてくるものがあんねん。

    もういい。お前は信用できねえ。
    免許証と車検証見せろ。

    2023/11/23(木・祝)記述

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著者プロフィール

漫画家。神奈川県出身。1998年、『憂鬱滑り台』で「アフタヌーン」(講談社)四季賞夏のコンテスト四季大賞を受賞、同誌同年9月号に掲載され商業誌デビュー。2011年、『闇金ウシジマくん』(小学館)で第56回小学館漫画賞一般向け部門を受賞。その他著書に『スマグラー』『THE END』(講談社)などがある。

「2017年 『THE END クライマックス編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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