大地の子 全4巻完結セット (文春文庫)

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感想・レビュー・書評

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  • 中国残留孤児の話しで、日本人差別で子供の頃から苦労して育ってきたが、やっと中国人として認められてエンジニアとなる。日本の技術を中国に取り入れて鉄鋼所を造る際、実の日本人の親と再会する。戦争がもたらす悲劇というか被害者の残酷で悲しい話し。産みの親か育ての親か、親子の絆で感動もあります。山崎豊子の長編力作です。

  • 一心が意外と善人じゃない、普通の人間だという描写が、裏切られた感じもするが、作者を好きな理由かもしれない。可哀想だ。こんな可哀想な話があるかな。あったんだろうな。戦争や差別は本当に良くないな。

  • 2020.06.26 社内読書部で紹介を受ける。
    http://naokis.doorblog.jp/archives/reading_club_23.html

  • 大地の子全 4完結セット(文春文庫)
    著作者:山崎豊子
    小説ならではのエンターテイメント性も十分でNHKドラマも面白そうだと感じた。
    タイムライン
    https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698

  • 多くの人に読んで欲しい傑作。

    今ではほとんど話題に上がらなくなった中国残留孤児、中国という国の特殊性や文化大革命の実態等々、綿密な取材に基づいているため非常にリアルに知ることが出来る。

    また、当たり前だが小説ならではのエンターテイメント性も十分でNHKドラマも面白そうだと感じた。

  • 2017.7.1

  • 山崎豊子の作品は睡眠不足になる(長編なのに読みだしたら止まらない)。残留孤児の中国に生きる男の人生を綴った大河小説、かつ中国の大地が舞台とあって壮大。本作はあくまでフィクションだけれど、ただニュースで「残留孤児がいました、あれそれというサポートがありした、ある男性は中国へ残ることを決めました」と事実を知るだけではわからない“本当の話”に圧倒されました。日本人として読むべき1冊だと思います。

  • 重い

  • いっき読み。読後の余韻も大きい。

  • 流石の取材力で、引きこまれていく。
    文化の違いによる価値観と認識の差が、大きな衝突や壁と作って様をまざまざと見せてくれる。

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