シャイロックの子供たち [Kindle]

  • 179人登録
  • 3.82評価
    • (18)
    • (29)
    • (20)
    • (4)
    • (1)
  • 16レビュー
著者 : 池井戸潤
  • 文藝春秋 (2008年11月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (115ページ)

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

シャイロックの子供たちの感想・レビュー・書評

  • 半沢直樹シリーズ2冊に続き、池井戸潤の銀行モノをもう一つ読む。
    ちなみにKindleでリリースされている池井戸作品はこの3作品のみ。

    時代設定としてはポストバブルの時代。舞台となる東京第一銀行は
    この後に産業中央銀行と合併し、東京中央銀行となるところらしい。
    合併先の産中銀には、そろそろ半沢が就職したころ、か?

    いわゆる連作短編の体をなしているが、ひとつなぎの長編として
    読むべき。各章で主人公はどんどん変わっていくのだが、最後に
    は見事に全てがリンクする。登場人物も多種多様で、最終的には
    あまりにも意外な人が主人公になってびっくり。
    ミステリーとして読んでも、かなりの手応えを感じると思う。

    ただ、半沢シリーズに比較するとこの作品の世界観は非常に暗い。
    銀行に勤めたいと思った事などただの一度も無いのだけど、コレを
    読むとその気持ちが更に増す。現役の銀行員がこれを読んだら、
    どういう感想を持つのかなぁ?そのへん、ちょっと興味深いかも。

    タイトルの「シャイロック」は、シェイクスピアの「ヴェニスの商人」
    に出てくる金貸し。決して初代キング・オブ・パンクラスのあの人で
    は無いのでご注意を。

  • 面白かったし、巧かった。でも「えっ、これで終わり」という感じも……。

  • とある銀行を舞台に、そこに関わる人々の事件の連作。それぞれの短編が一話完結しながらも、大きな流れが絡んで来るあたり、上手い仕掛けでした。

  • ネタバレ系小説と思って読み始めて少し期待しすぎた感。短編が最後にひとつにつながる、みたいな所を楽しみにしてただけど、思ったほどではなかった。最後もすっきりしない。
    短編としての各話は、銀行組織と個人の人生模様としては読みやすく面白かったので、期待がなければそれなりではないかと思う。
    あまり小説家のことをよく知らなくて、半沢直樹の人だと途中で知った。ドラマ見なかったんだけど、あれもこういう系統なのね。

  • 本年度30冊目。
    自分はこういう短編がつながり合う物語がとても好きで、読みやすく、いい気分転換になった。

    何人か友人がいる銀行の世界…こういったことがあるのかもしれないなぁ。

  • 後味の悪い終わり方だった。
    謎を残さず終わって欲しい。

  • 池井戸潤、面白いんだけどパターンが同じでちょっと飽きて来たかなという感じ。しばらく距離を置いてみる。

  • 短編小説の寄せ集めなので、他の小説ほどの迫力はないのだけれども、最後に全てのストーリーが一つにつながるのがとても面白い。そして、色々な人の人生というか人間模様というかがとても考えさせられる。これ読むと、半沢直樹シリーズも、スピンオフ作品作ればいいのに、と思う。ところでこのタイトルの意味、小説読んだだけでは分からなかったんだけど、読み終わってから検索してなるほどな、と思いました。

  • 短編なんだけど、長編。途中から推理小説に変わっていくさまは圧巻

  • 著者の池井戸さんが元銀行員だけあってリアルな描写と展開で、一気読みしてしまった。半沢直樹シリーズでも出てきた東京第一銀行、その長原支店を舞台にした話。様々な銀行員の立場(副支店長からパート行員まで)で現金100万円紛失事件を追っていく。短編集なのに、長編のような物語の緻密な構成はさすが。

  • 半沢直樹シリーズの人の本を読んでみようかと思って、
    (半沢直樹シリーズを全部読むのが当時はちょっと面倒だったので)
    1冊で終わる作品を読んでみようと思って買った。
    (作品に関する予備知識はアマゾンのレビューのみ)
    ああ、銀行ものなのね、人間関係の話なのかしら、と思って読み進めていただけに、後半からの流れは驚いた。

    経済ものでもないし、
    銀行ものと限定するほどの予備知識はいらないし、
    はじめはゆっくり読み始めたけど、慣れてきたら一気読みしてしまった。

    こういう章展開のさせ方ってわかりやすくて面白いなあと思った。
    登場人物に感情移入させるわかりやすい方法。
    (いい意味で)印象的な癖のある文体でないので、
    同著者の作品を読んだことがない人にもおすすめ。

  • はじめのページを見て、あまりにも地元にある銀行が舞台に書かれていてビックリ。また、その描写が的確。
    本編自体は、短篇集かと思って読んでいたら、全てが色々と絡んでいて、またビックリでした。

  • 登場人物が次々とつながっていて、しかも最後はまさか?と思わせる。

  • 池井戸さんの著書3冊連続読破です。




    今回は「半沢シリーズ」ではありませんが、その原型ともなった作品です。

    舞台は、合併前の東京第一銀行の長原支店。

    その支店で起きた現金紛失事件をそれぞれの当事者の視点で

    描かれていて、これがまためちゃめちゃおもしろい。

    半沢シリーズが“動”ならこれは静かな動きがおもしろいですね。




    少しずつ謎を残しながら、真実に近づいていく展開は

    読んでいる人をグッと惹きつけます。




    これはおもしろ過ぎるでしょ。

  • ドラマ『半沢直樹』の原作より先に書かれた作品との事だったので、原作を読む前に読んでみました。
    池井戸氏の本は、店頭でよく見かけていたけれど 実際に読むのは初めてでした。

    知り合いから教えてもらったドラマがきっかけでしたが、よく似た銀行の世界の話で、今まで読んだことのない世界だったので、とても新鮮に感じました。

    短編でありながら、曰くありげなラストは その後が気になって仕方ありません。
    次はドラマの原作本読みます。

全16件中 1 - 16件を表示

外部サイトの商品情報・レビュー

シャイロックの子供たちを本棚に「読みたい」で登録しているひと

シャイロックの子供たちを本棚に「読み終わった」で登録しているひと

シャイロックの子供たちの単行本

シャイロックの子供たちの文庫

ツイートする