- Amazon.co.jp ・電子書籍 (324ページ)
感想・レビュー・書評
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面白く一気読み。
期待を裏切らない銀行を舞台にした謎解き。
安定の面白さです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
時代が古すぎて共感できなかった。
部下にむかついて殴るとか、今もそういう人いるけど、仕事や他人に期待しすぎ、と思う。 -
一銀行の支店を舞台とした短編集かと思いきや
途中から大きな犯罪を暴く話になってくる。
厳しいノルマ、昇進への執念、壊れてゆく心。
そしてラストのどんでん返し
人間模様が恐ろしい -
2023.11.29
銀行という枠組みのなかでもがいて生きている人々が描かれている。
家族のために生きるということは、何を為さざるべきかと考えさせられる。 -
登場人物の描写が丁寧で、楽しめた。
ただ、現役銀行員としては、身につまされる話もあり。 -
題名のシャイロックってどういう意味だかわかんなかった。
ググったら意味は出てきたけど。
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シャイロック:シェークスピアの「ベニスの商人」に登場する強欲なユダヤ人高利貸し。
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池井戸作品はほとんど読んでいるが、なぜか読んでいなかった作品。
銀行の一支店を舞台にした短編集かと思いきや、実は銀行の不正を暴く長編ミステリ小説。
物語は二転三転して意外な結末を迎える。
池井戸潤って、こんなスタイルの作品も書くのですね。
小説とは言え、こんなコンプライアンスもへったくれもない企業はないだろう。
そう思っていたが、これはビッグ〇ーターだ。