- Amazon.co.jp ・電子書籍 (324ページ)
感想・レビュー・書評
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おもしろかったけど最後はモヤっとした終わり方で不完全燃焼。
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スリリングで盛り上がった割には、最後があっさりしすぎていて、満足度今一歩。
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いろいろな視点から展開して面白い
池井戸作品だからか もっともっとと欲しがってしまう笑
銀行って、、、、まあいいや。 -
とある支店の銀行員達のオムニバス形式で繰り広げられるミステリー。
視点がどんどん変わるので感情移入するのは難しかったけど、銀行の豆知識も知ることができて面白い。 -
著者の得意な銀行もの。そこまで期待しないでオーディブルで聞いた割には、予想を超えた展開のものもあり、面白かった。
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映画を見てから読みました。
もちろん原作は面白いですが、映画はそれ以上に面白くなっていたと思います。 -
短編集のようで全部が繋がっていて、とてもおもしろかった!銀行の仕組みや組織に眠る闇が伝わってきて、緊張感を感じた。人生についても考えさせられる。
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銀行を舞台にしたミステリー小説。
やっぱり池井戸潤、とてつもなく重い。 -
映画化されるので、10数年ぶりに再読。
東京の下町を拠点とするメガバンクの長原支店で働く銀行マンたちが入れ替わり主人公をつとめる連作短編集。ノルマ遂行、現金紛失、パワハラ、社内恋愛など、銀行によくあるトラブル、トピックが集まる。当然、いつもの池井戸作品らしく最後はスカッとした快感を味わえ、働く人に元気を与えてくれると期待するが、中盤からリーマン小説らしからぬ展開へ。そして、本作品が実は、犯罪ミステリーだったことに気づく。
「半沢直樹」や「下町ロケット」よりも前の作品であり、これぞ池井戸作品というスタイルが確立していなかった。が、この粗削りさは、それはそれで意外性があって面白い。
しかし、この作品で描かれる当時の銀行マンスタイルは、出世こそが人生の目標で、自身は生涯を銀行に捧げるというもの。これが令和時代の映画に持ち込めるのかが心配だ。