舟を編む 通常版 [Blu-ray]

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監督 : 石井裕也 
出演 : 松田龍平  宮﨑あおい  オダギリジョー  黒木華  渡辺美佐子 
  • 松竹 (2013年11月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105102309

舟を編む 通常版 [Blu-ray]の感想・レビュー・書評

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  • とにかく松田龍平が原作の名キャラを見事に演じてくれている。
    ストーリーは原作をみていないと厳しいのではと思うくらいザックリかじる感じだけど、出演者がいいので脳内補正でついて行く感じ。

  • 個性を大切にするあたたかい時間を過ごさせてくれる作品。映画→本→アニメと、たて続けにみました。
    適材適所。どんな個性もきっといかされる場所はある。いきる場所がある。
    自分が輝く場所を見つける幸せと、得意分野であるからこそ生まれるこだわりと苦しみ。そんな世界を客観視させてくれた作品に感謝です。

  • それにしても、タイトルがお見事ですね。言葉の大海原を渡る為の、小さな小さな一艘の小舟。それが辞書、か。
    それは一見頼りなくとも、実はなんとも力強く、頼りになるものなのです。
    舟=辞書
    編む=編纂する
    辞書を作ること=舟を編むこと
    という意味なのだと理解しました。うーむ、お見事です。

    実際に告白しますと9割9分9厘はオダギリジョー目当てで観たものでして、
    そのオダジョーがこれまたね、飄々と良い役をこなしてた時点でバッチグーなのですが、
    マジメ改め馬締光也の役である松田龍平。うまいなあ。マジメな変人をお見事に演じておりました。
    それにしても彼が、辞書編集部に異動されたのは幸運な出来事ですよね。
    辞書編集部に行かなかったら。辞書を作るという、まさに彼にとっての天職にめぐり合わなかったら。
    ただ単に「変な人、役に立たない人、困った人」な人物で終わってしまっていたであろうことは、想像に難くないでしょうから、、、

    そう考えると、適材適所ってホンマに大切やなあ、と思う次第です。
    オダジョー演じる西岡も、辞書編集部ではなく、広告編集部に行ったからこそ、辞書作りのサポートを見事にこなすことになったのかなあ、とも思う次第ですし。
    自分にとっての適材適所ってなんやろか?それは自分で探し出せるものなのか?それとも向こうからやってくるものなのか?
    うーむ、どうなんでしょうね?そんな事も考えてしまうものなのでした。
    なんにせよ、生きていくうえで、仕事として「これぞ天職!」というものにめぐり合えることの幸運さよ。それは素晴らしいことなのです。

    あえて不満点を挙げるとしたら、
    1、登場人物がみんな善人過ぎること
    性善説の映画やなあ、という感じでしょうか?原作の三浦しおんの価値観か、監督の石井裕也の価値観か、両方なのか。
    そういう意味では、現実をリアルに表現したものではなく、ああ、ファンタジーやなあ、という感想にはなってしまいます。いや、それはそれでいいんですけれどもね。

    2、馬締と香具矢の恋愛があっさりし過ぎていること
    うーむ、宮崎あおい(香具矢)よ、そんなにあっさり松田龍平(馬締)を好きになるのかね?
    という疑問点は、どうしても感じちゃいました。馬締は間違いなく良い人ですが、それを理解できるようになるのはね、
    普通だったら相当時間かかるっしょ?大家さんぐらい長い時間を共にしたら、馬締の良さを理解できるのも納得ですけれども。
    あんないい女に惚れられるって、馬締。それだけでおめーは幸せ者だよ、、、と悔しく歯噛みするのです。モテない男の自分としては。単なる嫉妬だねコレ。

    まあ、こんなんは些細なことです。少々の不満点を遥かに凌駕する、良い映画を観ることができた。
    その喜びは、やっぱりデカいなあ。

    あ、麻生久美子の、ポスターだけの出演ってえのも、映画らしからぬ、ある意味凝った演出で素敵でした。
    あの麻生久美子をそこだけに使うか!贅沢至極!みたいな。
    「時効警察」で、オダジョーと麻生久美子のコンビの魅力にメロメロだった自分としては、この映画でも二人が競演?してるのは嬉しいことなのだぜ。
    映画での設定として、広告宣伝部に移ったオダジョー演じる西岡が、
    辞書の「大渡海」を宣伝するために最も魅力的な人物として麻生久美子を選んだ?みたいな感じになってるっぽいところが、また素敵ですね。

    あ、池脇千鶴とオダジョーの恋人コンビも良かったねえ。ほんわかコメディー的で。
    池脇千鶴といえば「ジョゼと虎と魚たち」がホンマ良かったですが、この映画の感じも素敵でした。
    池脇千鶴、中村静香に似ているなあ~と思ったのですが、どうか?僕だけですかね?そう思うのは。

    小説はまだ未読なんで、是非読んでみたいものです。映画化から入るか小説から入るか。
    どっちも楽しめたら、最高なんでしょうなあ。三浦しおん、気になる気になります。
    あ、監督の石井裕也も、他の作品も観てみたいなあ。

  • レンタル/ひとつのモノを作り出すとき、たくさんの人が関わってたくさんの思いが込められてて、そんな当たり前のことを今更思い知らされる。かっこいいね。
    ねこと本のある環境が「っぽい」感じもあってすごく馴染んでて可愛らしかった。
    戦国武将並の恋文にはふふふとなりました。

  • 作品としては静かで淡々としているけれど、人のぬくもりや仕事への思いなど、じんわりと温かい気持ちになる事ができた映画です。

    コミュニケーション能力に乏しいけどひたすら真面目な松田龍平さん演じる主人公はいっけん気持ち悪い?系だけども滑稽でなんだか愛らしい。

    あんなかわいい宮﨑あおい演じるかぐやさんが彼を受け入れるところなんかははじめ、モテない男の妄想のようで現実味無いような気がしましたが、ひたすら堅苦しくて不器用な彼を見てたら、なんだかころっときてしまう彼女気持ちも分かるような気がしました。

    メインで描かれるのは主人公のお仕事について。
    辞書編集部というすぐに成果の出ない部署の会社にとっての微妙な立ち位置だとか、仕事の細かい作業工程が本当にしっかりと描かれていて、本当にしっかりと取材されたのだなぁと感心せざるおえませんでした。

    こんな風に天職に出会える人ってこの世の中に3分のⅠもいないかもしれないけれど、ひたすら自分らしさを突き抜けた時にはこの主人公のようにプライベートの人生までも変えてくれる力があるのかもしれない。
    私にとってはこのお仕事、作業を見ているだけで吐きそうになってく途方も無い作業の繰り返しですが、彼が編集部に配属されてからのおどろくような変身ぶりにはワクワクし通しでした。

    辞書ってなんだか重いし、PCあるし、持ってはいても本棚の片隅に置きっぱなしになっている存在でしたが、この映画の辞書編集部のように、15年、20年かけて時代を超え、たくさんの人が関わりながら作り上げられる血と汗なのだと知り、なんとなく愛おしい存在になりそうです。

    出版者の部署が縮小される時代でこういう辞書編集部っておそらくなくなりつつあるとはおもうけれど、こんな風に日本語をとことん愛して、見つめて、新しい言葉も受け入れて、日本語の発展に力を注いできた人たちがいた事を忘れないでという原作者の三浦さんの想いがたくさん詰まった作品でした。

    素晴らしき存在感の加藤剛さんのはじめ、小林薫さんなどたくさんのベテラン演技派の役者さんを取り揃えてもまだ尚異彩を放つ演技を見せてくれた松田龍平さんはほんと素晴らしかった。

    真面目でいる事やまっすぐでいる事ってけっこう報われない事が多いけれど、誰か一人でも必ず見てくれる人がいれば少しだけ未来が変わってくるかもしれない。
    そう気づかせてれた優しくて温かい作品でした。

  • 辞書を引きたくなる癒しの映画。ちょっと眠い

  • 原作を読んで映画版を見たくなった。
    原作を読んだ時に、西岡の弱さも強さも持った
    「普通」さに感情移入したけど、
    映画のオダジョー演じる西岡は力の抜け具合も
    プラスされて良かったな。

  • 日本語は世界一美しい言語だと思っている私。
    そんなにたくさん世界の言葉を知らないけど。

    正しく日本語を使いたいから、わからなければ調べる。正しいと思っていても確認する。
    いつからか、パソコンになり携帯になり。
    辞書に触れる機会は殆どない。

    でも思い出した。
    あの薄い薄いページのしなやかな感触、独特な香り。
    何度も何度も改訂されていた事も。
    言葉は生きていて、生きている私達の為にあるものだと改めて感じた。

    とは言え、便利さに負けてパソコンや携帯を使ってしまうのけれど。
    たまには用例採集して辞書を引いてみようかな。

  • 辞書の編集という、またこれもニッチなテーマを取り上げるなぁと思っていました。が、作品を観はじめてみると、なるほどなぁ・・・と。
    「言葉」と真正面からぶつかって大切にすることは、想いを伝えることを大切にすることと同じ意味であり、人間関係をつなげていくことと同じですね。

    バブル直後の1995年から始まって、現代の2005年につながるということで、少し懐かしさも醸し出されていた点、あと、雨や雪、夜の描写が映像表現としては素敵でした。

    マジメに取り組む主人公に感化されて、徐々にマジメ仲間が増えていき、一生懸命実直に何かに取り組む姿も格好いいんだよね、っていうストーリーだと思います。

    が、主人公以外にも感情移入できる人物が多く、観る人の心を揺さぶりにかかるきっかけを多く詰め込んでいるので、逆に一つ一つが薄まってしまっているきらいはあります。贅沢し過ぎ、と表現するのがいいのかもしれません・・・
    もっと、個別のエピソードに対する情報量がほしかったと個人的には思います。想像力不足なのかもしれませんが。

    役者の演技は本当に素晴らしかったです。それに関しては言うことないです!

  • 【コメント】
    ちょっと切ないけど素敵な物語り。

    この物語りの登場人物たちが好きになった。
    馬締や西岡もいいけど、辞書作りに一生を捧げて
    道半ばで斃れた監修の松本先生いいキャラだね。

    *** 地味なテーマなのに壮大なスケール
    辞書作りは半生を費やす作業。
    ※三省堂の大辞林で28年。
    膨大なコトバたちを相手に、しかも一つひとつ
    の言葉に対して拘りをもって格闘する様は凄い。
    辞書作りの工程ってどんなものか初めて知った。

    *** いっけん地味だけど熱いストーリー
    終始、落ち着いた雰囲気で物語は展開していく
    のに、編集長や編集部員たちの辞書作りに対する
    思いやコトバに対する拘りを通して何か熱い
    ものを感じた。ロマンを感じた。

    用例採集!

    【内容】
    辞書を作る仕事に関わる人たちの物語。
    玄武書房の辞書編集部は地味で昇進にも縁のない
    ため、なり手が見つからないでいた。
    そんな部署に馬締光也がスカウトされるところ
    から物語が始まる。
    辞書作りは人生の半生を捧げるくらいの年月と
    労力を要する。そんな辞書編集部の言葉に対する
    思いと仕事の醍醐味を馬締は知り、人生を捧げる
    覚悟をするのだった。。。

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