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- / ISBN・EAN: 4988105067707
感想・レビュー・書評
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人の気持ちに無駄なことなんてひとつもない
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昔、全部を知りたくて、毎日寝る前に国語辞典を読んでた。
読んでも読んでも、何も分からなくて、途中で読むのを辞めた。言葉は、意味を知ってるだけじゃ、意味がないんだね。
私は、絶対辞書作りには向いてない。
コツコツ何かを続けるのは苦手だし、すぐに結果を欲しがる。
なおかつ私は、整理整頓がへたくそだ。 -
ほのぼの時々くすりと笑える良作。
好きな人を用例採取してるところがおかしい。先生がクソまじめなのもおかしい。
そして出た!池脇千鶴!「まぁ〜くぅ〜ん♡」って登場しただけで他の人とは違うはすっぱな存在感をみせつけてきて最高!
なんだけど、宮崎あおいはなんとかならないのかなぁ…いつもこの健気に男性を支える芯の強い女の役にうんざり…
こういうのを当たり前のように宮崎あおいにオファーするっていうセンスがないと思います… -
あらすじ: 玄武書房に勤務する馬締光也(松田龍平)は職場の営業部では変人扱いされていたが、言葉に対する並外れた感性を見込まれ辞書編集部に配属される。新しい辞書「大渡海」の編さんに従事するのは、現代語に強いチャラ男・西岡正志(オダギリジョー)など個性の強いメンツばかり。仲間と共に20数万語に及ぶ言葉の海と格闘するある日、馬締は下宿の大家の孫娘・林香具矢(宮崎あおい)に一目ぼれし……。(シネマトゥデイ)
原作も小難しいところがあったけど映画もちゃんとそこが生かされていてよかったです~!こうでなくっちゃ。しをんさん。この職業を深く掘り下げる感が大好きです。(『神去りなあなあ~』もしかり)。
松田龍平さん、ステキなマジメくんでした。宮崎あおいちゃんは原作ではちょっとイメージ違ったんだけど、実際観たらこれはこれでぴったり。素敵な女優さんですね。知的で面白い映画でした。 -
2014 05
TV 録画分
究極の文系は理系とかぶる -
まほろで松田龍平の凄さを感じ観賞。彼の彼自身を微塵も見せない素晴らしい演技にまたもや魅了されたが、作品自体がグッド。
無口がゆえに一つひとつの言葉が重く、心にすっと染みてくる。初めは彼の真面目過ぎるがゆえに少しずれている第一印象を与えてしまうが、付き合ううちに熱く、一途な彼の良さがわかってくる。誠実さは一番大事な徳。ただそれだけでは出来ない仕事もあるのも事実。それを前半できちんと明らかにしている。
仕事へのこだわりも知れる。言葉だけでなく、めくるときの紙の感触が扱われたシーンや、言葉漏れから作業をやり直す場面。利益だけでない、世の中へのインパクトを考えて仕事をしていく。素晴らしいと思う。 -
日本語の素晴らしさ、言葉の奥深さを知るきっかけとなった作品。
また、言葉にうそがない真っ直ぐな主人公を見てひたむきに生きていきたいと思いました。