死にぞこないの青 [Kindle]

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 200
感想 : 11
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感想・レビュー・書評

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  • グロいけど、想像力を掻き立てられた

  • 素敵な作品でした。人は誰でも暴力的な部分を持っていると思う。それがでるかでないかは育つ環境によるものなのかなと。どうしてこの教師はこなふうになってしまったのか、その背景を考えてみてもおもしろいかも。最後、ちょっと救いがある感じが好きでした。

  • 好きです。
    だって乙一だもの。

  • 面白かったです。
    でも私なら 絶対仕返しする。
    今までされた事をネタに 今度は先生を
    意のままに操る。
    正直教師はあまり信用してない。
    多分神様だと自分の事思っているんでないかと
    思う。
    可哀想だけど そうなっちゃう人が多いのでは?
    最後はちょっと救われました。

  • 自分の中に青はいるか?
    を考えさせられた。

    担任にいじめられた怖がりマサオは青という超攻撃型パーソナリティを召喚し、リベンジに挑む。
    シンプルに虐げられていた側が逆転するストーリーを楽しむ作品なのかもしれない。

  • 自己防衛のためになんの罪もない子供をあれほど追い詰めるなんて最低な大人。
    マサオ君の苦痛を考えると本の中からみんなの視線が突き刺さるような感覚に陥った。私だったらマサオ君より弱い人間だから自殺を考えちゃうかも。マサオ君は本人が思っているよりも強くて、いい子供だと思った。
    先生はもっと仕打ちを受けるべき。いい子供を恐怖の底に突き落とし、暴力まで。それでも今後も先生としてのうのうと生きていくと思うとなんとも複雑な気持ちになった。

  • 乙一としてはやや平凡な作品に感じた。

  • 小学5年のマサオが担任の理不尽な扱いを受け入れた為
    クラス全員から最低の扱いをうけてしまう。
    耐えきれなくなった時(青)が目の前に現れ担任を殺そう
    と持ちかけられある時決心する。
    青はもう一人の自分であった。

  • 複雑な気分になった。

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著者プロフィール

1996年、『夏と花火と私の死体』で第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞しデビュー。2002年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞を受賞。他著に『失はれる物語』など。

「2022年 『さよならに反する現象』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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