ブルーもしくはブルー (角川文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 位置づけはホラーだが、この物語を恋愛と捉えるのもホラーと捉えるのも、人それぞれ変わってくるのではないかと思った。

    もし別の選択をしたらどうなっていたのかな?と思うことは誰にもあると思うけれど、今ある生活を充実させることが大切なのだと思った。人の生活は羨ましく見えるときがある。 でも自分の生活の良さを探さなきゃいけないのだ。ないものねだりしていったてしょうがない。
    自分の存在ってものすごく曖昧なもので、自分に似た誰かは自分を脅かす存在で殺意を沸き起こすものなのだと気付いた。

著者プロフィール

1987年に『プレミアム・プールの日々』で少女小説家としてデビュー。1992年「パイナップルの彼方」を皮切りに一般の小説へと方向性をシフト。1999年『恋愛中毒』で第20回吉川英治文学新人賞受賞。2001年『プラナリア』で第24回直木賞を受賞。

「2023年 『私たちの金曜日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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