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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (500ページ)
感想・レビュー・書評
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電子書籍で読了。
「シンセミア」に続く、神町サーガ(全三部作予定)の第二弾であり、他人の心を自在に操る秘術を一子相伝により1300年にわたって伝える一族の歴史を描いた大長編。
何とも感想をまとめづらい小説で、一見脈略のないエピソードが語り部(主に秘術の継承者の姉)により、ひたすら淡々と語られます。
個々のエピソード自体はそれなりに面白いので退屈はしないものの、全体として何らかのテーマらしきものが浮かび上がるわけでもないため、つかみどころがないというか、何というか...
もしかしたら、この大長編自体、より壮大な物語のプロローグなのかもと思ってしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示