Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2013年 9/5号 [雑誌]
- 文藝春秋 (2013年8月22日発売)
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感想・レビュー・書評
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今号の「スポーツ惜別録」がとても共感。
女子バレーの竹下と大友についてですが、その中の安藤美樹についてです。
引用すると・・・
『父親が誰なのかといった下司だが素朴な好奇心ならまだ救いがある。よくわからないのは、スポーツに理解があるかのように装って、「トップアスリートなら競技の成功のために子どもなど作るべきでなかった」などといった意見が少なからずあることだ。
出産を軽く考えるつもりはないが、子供がいてもいなくても、競技の成果とはあまり関係がない。いや、関係のないような環境を目指すべきだろう。だいたい男の選手に子どもができたとき、「自覚がない」と批判する人があるだろうか。』
全くそのとおり。育メンだなんだと、ニュース・コラムではネタにしながら、結局のところ、女性が家を守るという古式な考えかたが根強いのでしょう。
さらに、有名アスリートということで公人としての、模範的行動を暗に求めて、押し付けているようにしか思えないです。
どうにもこうにも、納得できないです。子ども育てながら、アスリートとして活躍している選手って、尊敬できると思うんだけどね。
そういう選手が増えていくことが、スポーツ文化の発展と思うんですけどね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ドイツのレベルが急激に上がっている感があるが、日本人選手がそこで大きな成果を上げている。そんな日本人を挙げている一冊。日本人の勤勉さはドイツのサッカーにあっているんだろうと思う
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P19内田篤人
ブンデスの魅力は観客が沢山入ること。バイエルンの右CBのラームは、今の理想形に近い。シャルケに来て最も変わったのは「何事にも動じない」。目標はCLでベスト4。
P24イベチャ・オシム
ドイツサッカーは闘争心に溢れ、気持ちを前面に押し出す。個人的には、個の能力が高いバイエルンは、選手ひとりひとりのプレーは素晴らしいがチームとしてはドルトムントほどでない。