こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち [Kindle]

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  • 「一見「やさしさ」や「思いやり」を装った主体性への侵犯」

    障がい者と聞けば弱者をイメージする。
    自分では何もできない、と。
    青い芝の会を知り、障がい者に以前より興味を持った。
    脳性マヒの子どもを殺害した母親に対する減刑に反対した理由はもっともだとも思う。

    ボランティアとは何か。
    本書を読めば自分たちの傲慢さに気付くだろう。

著者プロフィール

ノンフィクションライター。1968年、名古屋市生まれ。中学・高校、浪人時代を大阪府豊中市で過ごす。北海道大学文学部を中退後、北海道を拠点に活動するフリーライターとなる。2003年、札幌で自立生活を送る重度身体障害者とボランティアの交流を描いた『こんな夜更けにバナナかよ』(北海道新聞社、後に文春文庫)を刊行し、大宅壮一ノンフィクション賞、講談社ノンフィクション賞を受賞。2011年、2冊目の著書『北の無人駅から』(北海道新聞社)を刊行し、サントリー学芸賞、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞、地方出版文化功労賞などを受賞。札幌市在住。

「2018年 『なぜ人と人は支え合うのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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