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- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988105102330
感想・レビュー・書評
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妻に先立たれ、娘に身の回りの世話をしてもらっていた主人公が、同じような立場にある恩師の、すでに嫁に行き遅れた娘にどこか冷たくされる様を見て、自分の娘の結婚話を進めようとするが。。。
作品に出てくる女性たちはさもすると、男よりも強く見えるのだけれど、結局のところ実権を握っているのは男で、結婚も最後は父と兄の意向に従って~という展開。途中で海軍時代の部下と再会して軍艦マーチの元、戦争のたられば論議をするあたりも含め、昭和30年代の時代をそのまま切り取ったような感じ。どうしても今目線で見てしまうので、そこは多少の違和感はぬぐえなかった。
まあ、軍艦マーチのシーンはラスト花嫁を送り出した後でリプライズされるように、どこか苦く、でも飲み下さなければいけない・それが正解だった。というメッセージの象徴なんだろうけど。初めの方がどこかコミカルに描かれているだけに、最後の方の沈んだ感じが余計に際立って感じられた。詳細をみるコメント0件をすべて表示