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感想・レビュー・書評
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10年ほど前の本なので、どうかなと思いながら読み始めた。もちろん状況が違っていることはある。橋下徹とか現役バリバリの期待の政治家として出てくるし、その後、期待に反して橋下、大前両市は袂をわかっているだろう。その兆しはすでに出てたけど。状況としてはあれこれ変わっているけど、大前氏の考え方の方向性としては、大きく変化していないと思う。教育問題とか道州制とか、最近の本でも論じられている。本書では日本にはもう時間がないと論じられている。本書が出て、10年ほどになるが大前氏が考える方向には進んでいないだろう。むしろ悪くなっているところもありそうだ。と言って、絶望するでもなく、大前氏の最近の本でも同じような方向性が語られている。本書で言われていたほどの切迫感はないということか。あるいは国とかの大組織は、違う時間の感覚で動いているか。あるいはもはや日本はどうにもならない状況にあるのか。あまり明るい希望は持てないが、大前氏の本は確かにげんきになるんだよね。国や自治体の次元で考えることはできなくとも、自分個人として、身の振り方に当てはめて考えられるというかね。その辺りが、この人の本を読もうという動機づけだろうな。少し古いが、刺激的な本だった。
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スイスすげー!シンガポールすげー!北欧すげー!国家戦略すげー!といちいち感動した。人と国は変われるのだなと。一方で、に、にっぽん…(´・ω・`)
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