スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン [Kindle]

制作 : 外村仁(解説) 
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感想・レビュー・書評

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  • ジョブズのような感性を揺さぶるプレゼンの作り方。

    シンプルになるまで考え抜き削る勇気を持つ
    聞き手は三つしか覚えられない
    聞き手のメリットは?
    とにかく練習
    楽しむ

  • シンプルにブラッシュアップしひたすら練習する。
    奇をてらうでなく、基本を突き詰めることで驚異のプレゼンが完成するのだと学びました。
    実践あるのみ。


    1ストーリーを作る
    2体験を提供する
    3仕上げと練習

    1−1構想はアナログで→ソフトを開く前によく考えて流れを作る。
    1−2一番大事な問に答える→聞き手がなぜ聞くべきなのかをひとつあげるとしたら
    1−3救世主的な目的意識を持つ→モノを売りたいのではなくそれによって顧客の暮らしがどう変わるのか。
    1−4ツイッターのようなヘッドライン→70文字以下
    1−5ロードマップを描く→伝えたい情報をすべて洗い出してそれを3つになるまで絞る
    1−6適役を導入→聴衆が痛みを感じる部分を鮮明に描く
    1−7正義の味方を登場させる→その痛みを自分の製品がどうやわらげてあげるか
    2−1禅の心で伝える→シンプルを突き詰めるとオリジナリティが生まれる
    2−2数字をドレスアップ→数字を聞き手の暮らしに密着した文脈に置く
    2−3びっくりするほど切れがいい言葉を使う→コピーの文句をすっきりさせる。シンプルに。
    2−4ステージを共有する→第三者の意見感想をいれる
    2−5小道具を上手に使う→目・耳・体からすべてに対応する
    2−6驚きの演出→十分に盛り上げてから爆弾を落とす
    3−1存在感の出し方を身につける→身振り手振り・抑揚・間
    3−2簡単そうにみせる→1に練習2に練習、録画してみる
    3−3目的にあった服装をする→今の自分でなく目指す姿の服装をする
    3−4台本を捨てる→1スライド1メッセージ
    3−5楽しむ→聞き手は学びと娯楽両方を求めている

  • スティーブ・ジョブズの人々を惹きつけるプレゼンは、彼だからこそ許されるテクニックも多少含まれているところはあるが、基本的なテクニックを駆使することと、膨大な事前練習によって成り立っていることがわかる。
    本書はスティーブ・ジョブズの解説書ではなく、あくまでもプレゼンの解説書である。それ故、ジョブズ以外にも、プレゼン能力に秀でた著名人についても言及されているため、体系的なプレゼンテクニックの習得に有用だ。
    デスク上に置いて、困った時にいつでも手にしたい一冊。

  • - 興味深い点がなくはないが、BtoC的な視点が多い印象はしてしまう。
    - もちろん、パーツパーツで参考になる点はあるが。
    - ***
    - スティーブ・ジョブズは世の中を救いたいという熱意に突き動かされている。「宇宙に衝撃を与えたい」と思って仕事をしている。心の底からわき起こる情熱がなければ、本書で紹介するテクニックも役に立たない。トピックに対する強い思いがあれば、ジョブズと同じ魅力を実現する道の8割は来たと思っていいだろう。
    - 最近は、人間の頭が楽に思いだせるのは3項目から4項目だというのが学会の定説となっている。ジョブズが提示するポイントがせいぜい3つか4つなのは、ある意味、自然なことなのだ。
    - 10 分たつと聴衆は話を聞かなくなる。
    - 簡にして要の説明ができないのは、十分に理解できていないからだ。(アインシュタイン)

  • 同じ内容が繰り返されていたように思えた。

  • 2020/5/31
    スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

    聞き手に訴えるのはストーリーでありスライドではない

    P41
    アリストテレスの人を説得する方法

    一番大事な問いに答える
    P44
    ユーザーの体験からスタートして技術へさかのぼらなければならない
    (自分は自分オリエントのことをしている)

    なぜ知らなければならないのかという問いに答える

    P65
    本当に満足するにはすごい仕事だと信じることをするしか方法はない
    まだ見つからないなら探し続けてほしい
    諦めちゃいけない
    P66
    根源的な目的を把握する

    3点ルール
    (3密も!)

    P163
    スライドはシンプルに
    言葉を削って削って削る
    箇条書きがない

    数字を聞き手の暮らしに密着した文脈に置くことが大切

    P318
    頂点に立つ人は努力が他人より多いという程度でもずっと多いという程度でもない
    圧倒的に多いのだ
    習得には1万時間が必要 1日3時間 1週20時間を10年続ける

    P332
    バケツ方式で質問に対応する

    P336
    あがりの特効薬
    しっかり準備するのが一番 体にしみ込ませるほど練習する
    注意を私から我々へと切り替える

    P349
    台本を捨てる5ステップ

    P369
    スタンフォード大学卒業式祝辞

  • 誰もが知る名プレゼンター、ジョブズについてわかりやすくまとめられています。

    あくまでもプレゼンテーションにおけるジョブズのスキルについて、その説明されているスキルに基づいて本の内容も構成されているのが面白いポイントでした。

  • 名著。

    なぜ知るべきなのかについて答えてあげること。

  • 2013/10/28 Kindleで読了。以前から気になっていた1冊。BOOK OFFでも買っていたが、Kindleセールで安くなっていたので、電子書籍で読んだ。スティーブ・ジョブズのプレゼンの素晴らしさは亡くなった今でも語り継がれているが、そのプレゼンを様々な角度から分析し、それを応用する方法が書かれてて興味深い。「文章と箇条書きは印象に残らない」「自分の知っていることを全部相手の頭に送り込もうとするのは、自己中心的で思いやりがない」「必要なのは引き算する勇気」・・・思い当たる節が結構あって思わず苦笑い。印象深いのは、「忘れてはならないのは、あなたの製品など気にする人などいないという。人々が気にするのは、自分の問題を解決することなのだ。」という一節。誰に対して何のためのプレゼンであるのかを忘れてしまっては、単なる情報の押しつけになってしまうということ。何度か読み返して、今後のプレゼンに活かしていきたい。

  • 原書のサブタイトルにあるように、"any audience" どんな聴衆をも飽きさせず、いかにそれぞれの感情にうったえ、人々のこころを動かすのか。ストーリーを作る、体験を共有する、仕上げと練習を行うの3つのステージにわけ、18の法則をわかりやすく紹介。ジョブズの例とともに、すぐに実践できるものばかり。プレゼンを磨きたい人には大変参考になる良書です。

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著者プロフィール

ベストセラー『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』『TED 驚異のプレゼン』(日経BP)の著者。グーグル、アクセンチュア、インテル、コカ・コーラ、リンクトインなどのコミュニケーション・アドバイザーを務める。人気の講演者として、製品を売り、ブランドを成長させ、人をやる気にさせるようなプレゼンテーションとストーリーの伝え方をCEO やリーダーに教えている。Forbes.com やInc.com にも寄稿しているほか、ハーバード大学のエグゼクティブ・エデュケーショナル・インストラクターも務める。

「2019年 『伝え方大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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