NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2013年 09月号

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制作 : ナショナル ジオグラフィック 
  • 日経ナショナルジオグラフィック社 (2013年8月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・雑誌
  • / ISBN・EAN: 4910068470935

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NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2013年 09月号の感想・レビュー・書評

  • 今頃…。どうしようナショジオの積読が止まらない!

    前半はずいぶん前に読んだから記憶が薄れているのもあるけど、
    一番心に残った特集はキンシャサ。

    自分が身を置く場所とあまりにも違う場所について知ると
    いつも思うように、
    やっぱり同じ時代の同じ次元に住んでるとは思えない。
    惹かれたなぁ。
    力があるんだろうな。

    ゆとりとか、スクールカーストとか、無縁の。
    もちろん大変なんだろうけど、比べるところにない、
    全く別の暮らしがそこにあるんだと思った。

  • 2013年9月号の目次
    加速する海面上昇

    地球温暖化がもたらすのは気温上昇だけではない。海面上昇がもたらす、地球の危うい未来をあぶり出した。

    文=ティム・フォルジャー/写真=ジョージ・スタインメッツ

     今年5月、大気中の二酸化炭素(CO2)濃度は、過去300万年の間で最高の400ppmに達した。着々と進行する地球温暖化。その影響は、暑くなることだけではない。海面がこれまでより速いペースで上昇する。そこにパワフルな異常気象が重なると、被害は計り知れないものになる。

     この秋、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は、新しい報告書を発表する準備を進めている。IPCCが6年前に発表した報告書では、今世紀末までに海面は最高で58センチ上昇する可能性があるとされた。だがこの報告書では、氷床が解けて海に流れ込むペースが速まる可能性については、メカニズムが十分に解明されていないという理由で、意図的に予測から外された。
    氷床が解けると海面は2メートル上昇する?

     今秋の報告書では、海面上昇の予測は前回よりもやや高い数値に修正される模様だが、氷床の融解の仕組みは依然として解明されていない。だが1992年以降、グリーンランドと南極大陸を合わせて、毎年およそ200立方キロメートル余りの氷が失われてきたと、専門家は見ている。つまり、年間2000億トンほどの氷が解けているということだ。2100年までには、海面は少なくとも今より1メートル上昇するとの見方が今では有力だが、この数字でさえ控えめすぎるかもしれない。

     「ここ数年の観測で、グリーンランドと西南極(南極大陸の西半球にある地域)の氷床の解け方が速まっていることが確認されています」と、ニューヨーク市にあるコロンビア大学地球研究所の研究員ラドリー・ホートンは話す。「心配なのは、このまま加速し続ければ、21世紀末までに、地球全体で海面が1.8メートルも上昇する可能性があることです」

     米海洋大気庁(NOAA)が設置した専門家による検討委員会は昨年、2100年までに起こり得る四つのシナリオを検討し、海面が最大で2メートル上昇する可能性があると発表した。堤防の設計や監理などを担う米陸軍工兵隊は、1.5メートルの海面上昇を想定した都市計画を推奨している。

     海面の上昇が続けば、海抜の低い地域が水没するばかりか、高潮で浸水が予想される危険区域も広がる。こうした脅威は深刻になる一方だ。これまで100年に一度しか起きなかった超大型の嵐が、今世紀末までには10年に一度のペースで発生するようになるかもしれない。経済協力開発機構(OECD)は、海面の上昇を0.5メートルと控えめに想定したうえで、2070年までに世界の主要な港湾都市の住民1億5000万人と、世界の総生産の9%に当たる35兆ドル(3500兆円)の資産が洪水の危険にさらされると警告した。

     人類はすでに取り返しがつかないほど地球環境を改変し、より暑く、より海面の高い地球を未来の世代に引き渡そうとしている。日本列島の形が変わり、見知らぬ惑星のように変わり果てた地球。化石燃料に依存した人類の文明がもたらしつつある地球の未来は、まさにそんな姿なのである。

    ※ナショナル ジオグラフィック9月号から一部抜粋したものです。
    編集者から

     私の実家は川のそばにあるので、子どもの頃は大きな台風が来ると、よく床下あたりまで浸水しました。水が迫ってくると、家族総出で大事なものを2階に運び上げたものです。
     このように昔から水害に遭ってきたせいか、今回の特集で取り上げたハリケーン「サンディ」による甚大な被害を見ると、とても他人事とは思えません。実家のある地域では河川改修が進み、ここ30年くらいは洪水が起きていませんが、10... 続きを読む

  • 加速する海面上昇
    巨鳥 ヒクイドリ
    南極の未踏峰に挑む
    宇宙で一番高い山は?
    巨大な写真で世界を変える
    脈動する都市 キンシャサ
    失敗に学ぶ

  • 一番興味深く読んだのが「キンシャサ 脈動するコンゴの首都」。

    この雑誌を読んでいなければ、
    一生この国の事は分からなかったかもしれない。
    それどころかコンゴがどこにあるか?なんて考えもしなかったかもしれない。

    都市から出る汚水がコンゴ川に垂れ流され、
    市民が唯一頼れる存在である警察ですら、ほぼ全員が賄賂に頼っている。
    レイプ被害者の女性は後を絶たず、貧しい親達は子供を捨てる。

    この国は一体どこへ向かっていくのだろう?
    腐敗しきったこの国でも、必死で生きていく人間達がいる。
    次号でもコンゴの特集が組まれているようで、楽しみでもあり怖くもある。

  • 太古の森にすむ巨鳥 ヒクイドリ

    この記事の一枚の写真に見覚えがあった。それはこの夏行われた2013年世界報道写真展であった。
    自然部門の1位となっており、大きなキャンパスに貼られた写真には、鮮やかなブルーの顔の巨鳥が同じくブルーの神秘的な果実ビャクダンをついばむものだった。不思議と惹かれてしまった一枚だった。

    この鳥は縄張り意識が強く、大きな身体と同じく広い土地が要する。土地を要するということは環境保護と人間の経済活動のジレンマに挟まれた複雑な問題を抱えている。そこに加え、ヒクイドリの棲む森の多くの樹木はこの鳥に種まきを依存している格好の様だ。

    この大きな身体を支えるには大量の果物を必要とし、排泄の際に種が運ばれる。中にはヒクイドリの体内を通過することで、発芽率を急激に上げる植物まであるとは驚きである。

    先進国のオーストラリアでさえも環境問題と経済活動のジレンマを抱えており、それは今日の世界共通の問題でもある。
    この複雑な事象を問題提起するために、報道展において1位を上げた側面も否めないのではないだろうか。

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