キャリー [DVD]

監督 : ブライアン・デ・パルマ 
出演 : シシー・スペイセク  パイパー・ローリー  ジョン・トラボルタ 
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
3.39
  • (11)
  • (22)
  • (28)
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  • (1)
本棚登録 : 167
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142966926

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりに見たらこんなに救いの無い話だったかと…ツラ…
    ホントに優しい人もいたのに皆殺しエンドつら…

    ただ若いジョン・トラボルタにはニッコリしてしまう。そう言えば出てたね。

  • 物語の背景などはミニマムだけど、各キャラの目線(カメラワークっていうんです?)がすごくわかりやすくなってて面白かった!高校生の時は、ヤバイ母親に育てられた気の毒な娘という印象しかなかったけど、いやいやプロムではにかむ表情なんかも奥深く見応えありました。トラボルタと女性教師はとんだとばっちりで気の毒だ。

  • §大爆笑だった。
    始めて見たのはテレビ放映時、懐かしくてDVDを購入。

    1.大爆笑~初めて見た当時は「不謹慎」?ながら大爆笑してしまった。何故か?

    1)配慮の足りない「小さな親切」は「大きな迷惑」その物で悪意と大差ない事。そういう批判精神をラストで「ここでホッとしてるアンタらも一緒や!」と「ドンガラガッシャーンのちゃぶ台返し」式に観客にまでぶつけて来るのが実に痛快だった。

    2)ホラーというより、「売れる為なら何でもやり升」式の女優残酷物語。「プロ根性」云々言っても、「よくもまぁそこまで考え着くな」とも感じた。

    2.問題点

    1)虐めや「小さな親切大きな迷惑」の問題を扱う、一見は善良な内容を持ちながらも、やはり「ホラー」という形態を取る以上、結局、「ホラー」はそのヘンチクリンな刺激でそうした善良な要素を覆い隠し、或いは吹き飛ばし、あくまでホラーの域を出る事は出来ず「教育映画」とはなり得ないのである。この点も爆笑しながら感じた。

    2)逆に旧来「善良な教育映画」とみなされて来た旧ソ連の名画「人生案内」にはアメリカのアクション映画に通じるようなハチャメチャな要素がある。なんたって少年院の法務教官が入院している少年たちに拳銃を渡して一緒に反社をやっつけに行くのだから。
    当時のソ連の映画人たちは「教育映画」とかこつけて無能な役人から国家予算をせしめ、やりたい放題をやって結構楽しんだのではないだろうか。

    3)こうの史世原作の「この世界の片隅に」でも原作者は「ユーモア」のつもりらしいが、架空の人食いの怪物「バケモン」のエピソードの挿入が現実の最大の怪物「原爆」の存在を薄めている事も同様であり、此方はもっと批判されるべきである。

    3.その他

    まだフィーバーしていなかった頃のジョン・トラボルタがチョイ役で出ている。この御大、割と最近、アニメ「ボルト」でワン公の声をやっている。この「ボルト」というアニメも一種のハリウッド残酷物語である。小生意気なジャリタレに振り回されるスタッフたちが哀れ。

  • キャリーは可愛いけど、特に捻りも何もないストーリーだった。

  • かわいそうですし、怖いです。

    何十年も忘れられない・・炎の中の彼女。

  • とってもかわいそうな物語でした。
    力に、気づいても大切な人には手を出さない人間てきなところがあり、
    やはり、母親の育て方さえ良ければもっと良い人生を送れていたよ。
    きちがいな母親とストレス溜まりまくりのいじめっ子たち。

  • ネットで視聴

    原題:Carrie

    公開時に映画館でみたのだが、久々に見たら(ということは40年ぶりか!)、やっぱり面白かった。
    字幕なしだったけど、それも関係なし。

    いやはや、名作です。
    最後はやっぱり飛び上がってしまった(このシーン、すっかり忘れていた)。

    ニコニコ動画でもみれますね。
    必見の映画です。

  • お母さんがもうずっとクローディアかな?って感じだったからキャリーもヘザーみたいになるんかなって思ってたらもっと怖かった。ホラー映画(心霊モノ)と思ってたんだけど全然違ってサイコサスペンスって感じだった。人間が一番こわい。

  • 何度観ても夢オチなのかいまだにわからないけど
    キャリー、あなたはあなたなのよ

    【キャリー】予告編
    https://www.youtube.com/watch?v=sG2UTWfVxbI&feature=youtu.be

  • ■タイトル

    タイトル:キャリー

    ■概要

    クラスメートにいじめられてばかりのキャリー。
    しかし、彼女には隠されたパワーがあった。あるパーティで突然
    クイーンに選ばれに選ばれ有頂天になった彼女だが、それがクラス
    メートの残酷な悪戯であったことを知る。舞台に立つキャリーに
    真っ赤な血が降り注ぎ、彼女の悲鳴が、そして次の瞬間本当の惨劇
    が起こった──!
    (From amazon)

    ■感想

    題材は、スティーブンキング十八番の超能力です。
    ですが、この映画、凄いです。
    感情の表現が、凄い。
    これでもか!と色々な感情が詰め込まれています。

    また、後半の虐殺までの盛りあがり方が凄い。
    映像の見せ方も独特であり、かなり印象深いダンスシーンになって
    います。
    また、ダンスシーンからのキャリーが幸せの絶頂に登るまでの演出
    、そこから一転する地獄絵図も見事です。

    見ている方は誰もが、くるぞ、くるぞ~と分かります。
    それでも、そこから、視聴者を釘付けにさせる映像と演技は相当の
    ものです。
    本当に反省している人間、事情を知らない人間、味方となっていた
    人間をもことごとく殺してしまう、この描写は見事だと思います。

    「爆発した怒りは、誰の言葉も受け付けない」という事をこれでも
    か!!と描写しています。

    最後の終わりも壮絶です。

    キャリーを助けようとした同級生のシーンも、分かっていながら、
    実際に地面から手が出てきた時、思わず「わ!!!!」と叫んで
    しまいました。

    この分かっていても怖がらせる映像って何なんでしょうね。
    凄い技術と感性だと思います。

    面白いサスペンス映画が見たい人には、かなりオススメです。

    久しぶりに怖く面白いサスペンスを見ました。

    ■自分がこの作品のPOPを作るとしたら?(最大5行)

    サスペンスの見本ともいうべき作品。
    恐怖とはこうあるべき!というのが表現されています。
    文句なくオススメです。

  • 最近のキャリーを観た後でやはり昔のも観なきゃと観ましたが、いや凄かったです。

    話自体はあまり面白くないと思うのですが、主役シシーの迫力と圧倒的な演技力にくぎ付けです。
    暗くてさえない…いじめられるのもちょっととわかるなって感じの女の子。
    でもおしゃれしてパーティーに行って…。ドキドキしてるしぐさの可愛らしいこと!表面だけでなく中身の可憐さがあふれ出てて、目をうばわれます!

    いじめ役の女の子(ロボコップに出演)やその恋人役のトラボルタも魅力的でした。

  • 友人からも嫌われ、母親からも疎まれている、さえない容姿の女子高生キャリー。だが彼女には怒りを引き金として念動力を発揮する力があった。プロムの夜、悪質ないたずらとも知らずクィーンに選ばれたキャリーの頭上に、ブタの血が降り注ぐとき、惨劇が幕を開けた…。

    スティーブン・キングの原作をブライアン・デ・パルマが脚色した映画。ストーリーはやや退屈ですが、学校で苛められ、家では狂信的なキリスト教徒の母親に抑圧される、というキャリーの悲哀を丁寧に描いているからこそ凄まじいクライマックスに繋がっていると思います。ブライアン・デ・パルマによる演出も随所に効いていますが、クライマックスは画面分割ではなく細かいカット割りの方が効果的な気がします。

  • リメイクでクロエちゃんが主演のキャリーを
    観たので興味本位で
    1976年のほうも見てみたのだけど…
    やっぱり映像の技術的に微妙…

    1970年代だと、あれはあれで怖いか…
    先にストーリーも観ちゃってるから
    余計に微妙に感じてしまっただけか…

    でも、2013年版ではお墓に亀裂が
    入って終わりだったけど
    1976年版ではスーの夢の中で
    土の中からキャリーの血だらけの腕が
    出てくるってビク!ってなっちゃったし
    怖かったかなww

  • 子どもの頃見て怖かった記憶が強烈に残っていたので、改めて古い方のを見ました。自分の中では、豚の血?を被ったシーンは記憶違いだったことが判明。人を殺して返り血を浴びたとばかり思ってました。トラウマ?が解消しました。

  • 効果音(笑)

    最後の女教師が笑ってたのは妄想?現実?
    若しくは私の人違い?

    トミーと豚さんが気の毒過ぎて…。

  • とにかくシシー・スペイセクの悲壮感溢れる演技が見どころです。何回見ても可哀想な設定。

  • もっとヒロインが美人なら同情できたんだけどねぇ。

  • 小学生くらいのとき両親が見ていたオリジナルの方をチラ見したことがあって、豚の血を浴びて無双するシーンだけがやたら記憶に残ってた。ちゃんと昔の作品を鑑賞してなくても、リメイクはだいぶオリジナルに劣っていると分かる。豚の血のシーンだけしか見てないのに未だに覚えているシシーのキャリーの恐ろしさが本作ではほとんど伝わってこなかった。クロエでは可愛すぎるし覚醒前から強気な性格が滲み出ていていじめられている時の悲愴感がない。それを補うほどの演技力もない。そしてトミーは報われなかったな…。作品ジャンル的にもホラー要素はほとんどなくちょっと過激な学園物といった感じ。いつかオリジナルを見て比較してみたい。/吹き替えでは、オリジナルでキャリー役をやった潘恵子が今回は母親役、そして実の娘である潘めぐみが娘のキャリー役だった。

  • 怖くないけど、とてもいい映画。キャリーもバケツの彼も可哀相。
    一番印象に残っているのは、冒頭の更衣室のシーン。
    妙にエロくて美しい画面だなあと感じた。
    また、母と娘のやりとりも興味深く、最後は許されたかったのか。と思った。

  • ホラーって感じではなかったけど、イジメっ子が死ぬシーンはスカっとした。
    凄い対比を意識して作ってるなーと思いました。

    最初のキャリーが生まれたシーンと、ラストのあのドアを破るシーンは完全に誕生をモチーフとしてる。
    キャリーが虐められて地面を後ずさるシーンから、母親から逃げるシーン。
    キャリーが生まれて鋏を向けられたシーンから、包丁を突き付けられたシーン。どちらも目をあけて凝視してる。
    母親のラストもイエス(?)の磔だし。
    出産シーンの出血とキャリーの生理とか。
    そこを意識したらとても面白かった。

  • あの効果音。あのラスト。
    次はサイコを見よう。

  • 宗教に異常なまでに傾倒したちょっとイカれ気味の母親に育てられた主人公が、酷いいじめをきっかけにサイキックパワーが大爆発してジェノサイドに早変わりするお話。

    まぁ有名なお話なので、この映画の見所というか見せ所は、サイキックパワー卍解したキャリーのサイキックリベンジ以外無い訳で。まぁ前半の能力開眼し始めた頃の母親への反抗とか見ていて気持ちよかったけど。

    そんな訳でガンガンに燃える炎をバックに静かにスーッと飛んで行くキャリーのシーンはすげぇカッコ良かったです。ただオチもまぁアレだし、映画そのものとしてはまぁこんな感じかなぁと。あとキャリーの女の子可愛かったな普通に。

  • 特典映像がたっぷり。
    ラストで思わずギャー。原作も読みたい。

  • スティーブン・キング原作小説を元にブライアン・デ・パルマがメガホンを取った名作青春オカルトホラー。

    “狂信的な母親のもとで育てられ、学校でも日常的にいじめを受けている少女キャリーは初潮を迎えて動揺するが、生理現象は汚れの象徴だと母親に罵られる。しかし、その日を境にキャリーは念じることで物を動かせる超能力に目覚めていく・・”

    リメイク版観賞を機に10数年ぶりの再観賞だったが、大まかなストーリー以外ほとんど忘れていたので新鮮な気持ちで楽しめた。

    シシー・スペイセクやバイパー・ローリーの怪演、VFX技術の無い時代の超能力演出や爆破演出、画面分割等を用いた映像演出など30年以上前の作品とは思えないほど、全ての部分で洗練されていた。

    特典映像のキャストインタビューも興味深く、「ピンクなのに赤いドレス」の話などなど、貴重な話が多く面白かった。

    今から観るならクロエ・モレッツ版一択だけど、クロエ版を観て気に入ったらシシー・スペイセク版も観る価値は充分にある。不朽の名作ホラー。

  • ホラーなのでしょうけど、私には怖くなかったです。
    いじめられて、いじめられて、いじめられて、結果キャリーが爆発するときは、いっそ気持がいいです。
    原作は文庫版で読み、S.キングでいちばん好きな作品です。(あと「シャイニング」「ペット・セメタリー」くらいしか読んでないので、いちばんもないだろうけど、大変気に入りました)
    クライマックスの活字でしか表せないところは、映画には無駄に入っていませんが、私的には、オーバーラップして感じることができて、ヨカッタです。

  • 一応ホラーだけれど、どちらかと言えば喜劇。

    終盤のシーンが良かった。部屋が鮮やかなロウソクで埋め尽くされ、キャリーの母親は、刃物で磔にされて死ぬ。その死に顔が神々しかった。口元がかすかに微笑んでいて。

  • 血をかけてやろう!の発想がこわいよ!悪魔かなんか憑いてたでしょってくらい運ない・・

  • こわい!

    新しい映画のキャリーが可愛いすぎると周囲が盛り上がっていたので、昔版を観ました。確かに美人じゃないけど、ベストカップルに選ばれた瞬間は輝いてるんだよなあ。。

    小説より母親と先生が出てくる感じですね。

  •  昨年にリメイクされているけれども、これは1976年に公開されたオリジナル版。まだ新人の「大スター」が多数出演しています。だもんで、「収録特典」の「キャスティングと演技」というチャプターがなかなかに面白い!

     ところで、「古い」というのは「不親切」であるということに通じるように思っている。いや、「新しい」が「親切すぎる」のか。ともあれ、平成26年を生きる若者としては「古い」ということはそれだけで不満を感じやすいようにも思う。それは、映画のみならず、小説であったり、マンガであったり、ゲームであったり。
     初代『仮面ライダー』は、現在放映中の『仮面ライダー鎧武』に比べて、ストーリーが雑だ。急に設定が変わったり、突然ヒロインが消えたりする。昔の小説類は、ディテール不足により、非常に読みづらく感じる。その意味ではライトノベルのほうがストレスが少ない。もちろん、若者の間にも「レトロゲーム」マニアが存在するように、その「古い」ということを積極的に楽しもうという層もある。
     いずれにせよ、「古い」には少なからず「不親切」さがあって、本作『キャリー』もまたその例に漏れない。

     しかし、その「不親切」があるからこその『キャリー』なのだ、という気もしないでもない。本作にディテールは不要なのかもしれない。それこそが「キャリー」その人の薄気味悪さの演出に繋がり、ともすれば荒唐無稽な本作のストーリーに、ひとつまみの真実味をもたらしているのではないだろうか。
     だとすると、この「不親切」故に優れた本作を、どう「新しい」にリメイクしているのか……、リメイク作が気になってきた!

     ……しっかし、なかなか胸クソ悪い映画ですな。。。


    【原作】スティーヴン・キング
    【原題】Carrie
    【監督】ブライアン・デ・パルマ
    【出演】シシー・スペイセク、パイパー・ローリー、ウィリアム・カット 他
    【制作国】アメリカ
    【公開年】1976年
    【上映時間】98分

  • 先生とトミーが気の毒でした。キャリーの不気味さに釘付けでした。ホラー・・・ではないような・・・

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