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- / ISBN・EAN: 4907953051867
感想・レビュー・書評
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カンフー映画と言えば、ブルース・リーに始まり、ジャッキー・チェン、リー・リンチェイことジェット・リーが王道なのかもしれないが、僕のNo.1と言えばやはりドニー兄貴なんだと思う!今まではストイックさにナルシスト感が加えられた作品が多かったと思うが、香港映画に出てくる役者さんは日本のようにいきなりヒーロー、ヒロインといったことはなく下積みもかなり経験されているし、ヒーローがすべてではなくどうしたらいい作品ができるかの一点にすべての俳優陣が集中しているような気がする。
日本映画の道しるべは案外こう言った香港映画なのかもしれない。この作品も出演者が個々に主演を張るレベルのキャスティングがされている。アクションも十分に演じられるイケメン俳優のニコラス・ツェーが格闘シーンもなくただひたすら孫文の影武者の馬車を引き惨殺されるし、嫌いになりそうなくらいな暗殺集団の頭目にフー・ジュン!フー・ジュンと言えば、気が付かれない方も多いと思うが「三国志」であのアンディ・ラウが演じた趙雲子龍も数段上の演技を「レッドクリフ」で見せた男である。それがあの憎たらしいイエン・シャオグオをね~
「孫文の義士団」
https://www.youtube.com/watch?v=KtNjNuIQ4Pw
話の途中で汚らしい浮浪者風のおっさんが出てくる。色黒でなんか酒焼けしてそうなイメージのおじさんだったので、思い切り放置していたのですが格闘シーンになったときのあの流れるような米のような戦いは!レオン・ライじゃないですか~ww色白なイメージなのでまるで分らなかった…というよりもよく見てなかった。いい死にざまでした。
そしてドニー兄貴!無敵とは言えない役回り。ボコボコニされて顔の形変えられて、最後は……正直、ここまで凄惨な終わり方は記憶にない。日本で発売されたほとんどの作品は購入しているが、僕の中ではドニー兄貴のいちばんのように思えた。詳細をみるコメント0件をすべて表示