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- / ISBN・EAN: 4988003822651
感想・レビュー・書評
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新たな事実が次々と伏線なしで簡単に出てくる箇所はマイナス要因でしたが、上川隆也氏が演じた主人公と武田真治氏の異常性を持つ犯罪者のやり取りから目が離せませんでした。
また映像の寒々しい色合いや音楽も作品の雰囲気を盛り上げていました。
サスペンスの部分よりもむしろ、呉井大悟の崇拝者や事件の犯人たちの持つ人の心の暗さや外見からでは中々わからない本性の部分の方が深く描かれていたように思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
上川隆也初主演の映画。海外で流行ったミステリーの映画化。物語を進行していく上で粗さや雑さはあったりするが、それには目をつむりましょう。
昨年筋肉で再ブレイクした武田真治、この手のサイコパスで頭の良い役は上手い。
犯人は誰か?見ている側も一緒に考えながら見る。女弁護士、その助手、被害者の会で上川と一緒行動する女性、もしくは被害者の会で上川に批判的な男性。この男性は別の事件に絡んでいた。意外な所で拘置所で上川が武田と面会をする。その時に聴取している警官。彼は台詞無しだけど、時折顔のカットが映る。海外小説ならありえそう。
で犯人はというと、・・・なんだ一番最初に思った通りの人だった的な終わり方を向かえる・
海外の小説を日本の設定に置き換えてやる難しさはある。時にはショボく感じたりガッカリしてしまうが、意外と楽しめました -
グロであるが意外な展開であった。
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主人公は売れない小説家・赤羽一兵。彼のもとにある日、連続殺人犯の死刑囚・呉井大悟から「告白本を書いて欲しい」という執筆依頼が舞い込む。「この告白本を書けば一流の小説家になれるかもしれない・・・・」。欲望に駆られた赤羽は呉井に会いに行く。しかし、告白本の出版には条件があった。それは呉井を主人公にした小説を書くこと。しぶしぶ承諾した赤羽は、小説を執筆するために3人の女性の取材をはじめるが、その先々で殺人事件が起きる! しかも、その手口は12年前の呉井の手口とまったく同じものだった。刑務所にいる呉井に今回の事件の犯行は不可能。ということは、呉井ではない何者かの犯行なのか?深まる謎。ミステリーファンを唸らせる、満足させる、極上ミステリー『二流小説家』の驚くべき結末とは・・・。
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あまり売れていない小説家が、殺人犯(死刑囚)からの手紙を受け取ったことから、彼が起こした事件に巻き込まれていく話
思わせぶりなところはいろいろ出てくるんだけど、結局彼が犯人だったのかいまいち不明…… -
制作年:2013年
監 督:猪崎宣昭
主 演:上川隆也、武田真治、片瀬那奈、賀来千賀子
時 間:113分
音 声:日:ドルビーデジタル5.1ch
赤羽一兵は売れない小説家。
ある日、彼のもとに連続殺人犯で死刑囚の呉井大悟から“告白本を書いて欲しい”という執筆依頼が舞い込む。
告白本を書けば一流の小説家になれるかもしれない…。そんな欲望に駆られた赤羽は、呉井に面会を申し込む。しかし、告白本の出版には条件があった。
それは呉井を主人公にした小説を書くこと。
渋々、承諾した赤羽は、小説を執筆するために3人の女性に対して取材を始めるが、その先々で殺人事件が発生。しかも、その手口は12年前に呉井が犯した事件と全く同じものだった。
刑務所にいる呉井に今回の事件の犯行は不可能。
ということは、呉井以外の何者かの犯行なのか…?
深まる謎。
果たして、その果てに待つ驚くべき結末とは…? -
なるほどね~、と思ったし出演者が魅力的なんだけど、動機がいまいち私好みじゃない。
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映画館で鑑賞。
好き嫌いは別れると思う。
予備知識もなしになんとなく見たけど、
私にはその時いろいろ考えていたことにびたっとハマって、
シビれた。
狂気を演じさせたら右に出るものはいない、武田真治。
“渇望が足りない”
これは名言。
武田真治とこの台詞だけで☆5つ -
途中から新犯人わかっちゃうし落ちは微妙
期待していたから余計にがっかりかな -
メイン2人の演技には満足。でも展開に違和感が。
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小説の帯やら、前評判で期待しすぎていたのか、ストーリーはそんなにびっくりするほどでもなかったけど、上川隆也のもそもそっとした演技と武田真治の鬼気迫る演技の対比が素晴らしかったのでそこで魅入ってしまいました。
武田さんは演技しだすとその役に入り込んでしまうとの事ですが、さすが同化してるな~と感じるくらい狂気と孤独感がにじみ出ててよかったです。
それにしても男の子にとっての母親って……こういうイメージ少なからずあるのかな?自分も男の子の母ですがこの類の話出てくると正直怖い。 -
20140706
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売れない小説家の赤羽一兵(上川隆也)は、死刑囚・呉井告白本執筆を依頼されます。承諾した赤羽は呉井が指定した女性の取材を試みますが、頭部を切断され、花をあしらわれた死体を発見してしまいます。
どこかのドラマで観たようなありきたりなストーリーでした。「かならず貴方も騙される」というキャッツチコピーに期待が膨らみましたが、怪しいと感じた人がそのまま犯人でがっかりしました。
また、作中に散りばめられた伏線が回収仕切れていないので、バラバラに見えるミステリーの要素が収束する快感はあまり味わえませんでした。
キャストは、戸田恵子や黒谷友香などをちょい役に起用する豪華な布陣でしたが、その必要はあったのか疑問。上川隆也の母親が賀来千香子というのはかなり無理があると思うのですが…。
主人公の上川隆也は地味なキャラながらも難しい心情を巧く体現していました。武田真治の狂気じみた演技は強烈で、面会室で二人が話すシーンはとても印象的でした。 -
うーむ長い
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原作はこんなに絶賛されているのに・・・。
まだ読んでいないからなんともいえないんだけど。
偏見かもしれないけれど、海外の原作本を日本で映画化するには無理があるのではないだろうか?
大好きな阿部ちゃんだったから観たけど「死刑台のエレベーター」にもものすごいがっかりしたし。
最初はおもしろいかも!と思って見続けたけど、陳腐なシーンがありすぎ。
演出が悪かったのかなー。
真犯人もなんとなくわかっちゃたしなぁ。
この主役に上川さんも合わないような気がするし。いい役者さんなんだけど。
死刑囚役の猟奇連続殺人をした武田真治の演技はよかったかなーって1つだけ思います。
推測だけど、この本を2時間のドラマにするには表わしきれないのかもしれませんね。
まずは本をゲトしよっと! -
「異常」や「狂気」そして、現実世界とはかけ離れたミステリーの構成や展開の面白みに不慣れな小生にとっては、楽しむには10年早い作品か。
唐突なシーンの出現や、無理筋とも思える種明かしは、原作では理解可能なりや? -
売れない小説家が、とある連続殺人犯の起こした事件を小説にしようと依頼される...。
上川隆也がなかなか。武田真治の狂気じみた感じは良かったけど、そのくらいかな。 -
どこを気に入って版権買ったのか分からんのがすごい。
話の筋だけなら和ミステリにいくらでもありそうな・・・ -
途中で真犯人がなんとなくわかってしまい。しかもそのとうりに、、。という時点でなんだかなぁ。
まぁ怪しい経歴だったり、必要以上の拒絶だったり、犯人は1人ではないということはよくあることで。