パレス・メイヂ 1 (花とゆめコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 白泉社
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感想・レビュー・書評

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  • 美しくて、心の優しい帝に癒されます…!

  • 全巻読了。
    パラレル日本の大正時代。
    男装の女帝と侍従の禁断の…というと濃すぎる気がするが。
    少年は成長し、頼れる存在になり、可愛がるが愛おしいに変わり、比翼の鳥となる存在へ。
    公務第一の凛々しい陛下が美園のことになると、子どもっぽくなったり、乱れた感情を見せたりするのが…たまらん。

  • 全7巻、読了。

    主人公・公頼(14才)の家は、公家なのに父親と兄の放蕩三昧で貧乏。姉が45才の、子が6人いる成金の後妻にされそうになり、パレス(宮殿)に働きに出ることに決めた。


    侍従職出仕の少年と、明慈帝の第1皇女であり今上陛下でもある少女(公頼の姉と同い年)の、身分差の恋のお話です。


    その後の話→『パレス・メイヂ 番外編~陛下のプロトコール~』
    スピンオフ→『金の釦 銀の襟 -パレス・メイヂ側聞-』

  • こういうのが大好きです。

  • コミック

  • 真面目で誠実な二人の少しずつ歩み寄っていく様が、こそばゆくってニヤニヤしてしまった。

  • 2015/07/25購入・08/15読了。

    今上帝の彰子様と御園の恋物語。2人には幸せになってほしい。御園が彰子様の籠の鳥となったとしても。

  • 明治時代に似た、仮想国・仮想時代のお話。
    当代の帝は女帝・彰子。その後宮に、侍従職出仕として勤め始めた少年と女帝の物語…ってあらすじを聞くだけでわくわくします。
    明治時代を模しているとはいえ、その後宮のイメージは大奥のもろもろも含まれてる感じで、そのあたりの雰囲気も楽しいです。
    主人公御園くんは一生懸命で健気でかわいいし、そのライバル(?)鹿王院宮はおじさまの魅力で、腹に一物抱えてそうなところもいい感じです。
    なにより帝、彰子さまが素敵。凛とした女性はいいですね~
    続きが楽しみ。

  • 待ち合わせの間の時間つぶしに購入。
    池袋ジュンク堂で面出しされていて、「別冊花とゆめ読者アンケート一位」だとか…なんとか…と書かれていたので気になって手に取ったらさ~~


    少女帝と少年侍従の話だというので、甘酸っぱい物語を期待していたのですが、甘酸っぱいというよりは丁寧で優しくて、そしてちゃんと相手を思いやる愛情あるお話でした。
    物語の起伏があってどきどきハラハラというよりは、1ページ1ページ丁寧に読み進めていく感じ。まぁ淡白と言ってもいいかも。
    でもそのプラトニックな所がこのお話のよさかな、と。
    第二巻があるそうなので、そこでこの二人がどうなるかが気になります。
    ほんとーに、学園物のラブコメだったら4巻くらいじっくりかけそうなストーリーをあっさり1巻にまとめて、すぽぽんと話が進んでいくので、少し勿体ないような~でもそのクドくないところがいいのかも。
    間で1年の成長が見えるのも、私は好きです。
    少年から大人へ。お話の鍵でもある、このシチュエーションが1年の空白によって、とてもナチュラルに読者に伝えてきたような気がします。

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著者プロフィール

愛知県出身。
2000年、「月刊ウィングス」(新書館)の『NO GIRL,NO LIFE!』でデビュー。書店でのアルバイト経験をもとにしたエッセイ漫画『暴れん坊本屋さん』(新書館)で注目を集める。代表作に、近代日本文学を題材にした『よちよち文藝部』(文藝春秋)。ストーリー漫画では、若き女帝と侍従の少年の恋を描いた『パレス・メイヂ』(白泉社)がある。

「2022年 『ひらばのひと(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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