地下アイドル潜入記 デフレ社会のなれのはて―新潮45eBooklet [Kindle]

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著者 : 濱野智史
  • 新潮社 (2013年8月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (16ページ)

地下アイドル潜入記 デフレ社会のなれのはて―新潮45eBookletの感想・レビュー・書評

  • Amazonでの評判が悪くなかったことと100円という安さから購入した。Kindleで16ページという週刊誌の一記事のような短さ。読み終えたあと、どん引きした。

    無料で会えるアイドルイベントの日程表なる「無銭カレンダー」なるものがあることに驚いた。そのカレンダーをチェックすれば、毎日のように無料でアイドルに会えるらしい。学生ならともかく、アラサーの男性がカレンダーをチェックしコスパよくアイドルに会いに行こうとすることに引いた。アイドルの握手会に行くのに、よりコスパが良い(=安いお金でたくさんの時間触れ合える)アイドルを選ぶところで顔が固まった。好きなアイドルだから応援するんじゃないの……?それなりに可愛ければ安い方を選ぶとは風俗と変わりない。

    アイドルグッズの転売で収入を得ており、そのために定職につかないということにも引いた。昔からある古本や骨董品に関しての目利きなら一生食べていけるかもしれないが、アイドルという水ものを商売にして一生食べていけると思っているんだろうか?転売による収入を理由にして、定職にもつかずアイドル生活を満喫しているのでは?筆者の推測が多く、断定した発言は出てこない。

    「周囲のヲタに『ドヤ』るため、『朝長美桜と処女2ショット写メを撮』りにLCCで博多に向かい、金がないので野宿し『明け方、公衆トイレの洗面所で髪を洗い、衣服に消臭剤をふりかけ、写メ会の会場へ向かう。ほとんどホームレス同然の行動』」をするオタクが気持ち悪すぎる。アイドルの初めての2ショット写メを楽しみにするのは構わないが、清潔な格好くらいしろよ!宿に泊まれ!身体全体を洗え!服を洗濯しろ!ホームレス同然の男と写真を撮らなきゃいけないアイドルの子が可哀想すぎる。

    筆者の使う言葉は妙にしゃちほこばったというか形式的な言葉が多く、地下アイドルというお金のない若者の幸福な小さな世界を無理やり全体論に広げようとしている印象を受ける。

    全般的にどん引きだったが、100円で異世界を見せてくれたのだからコスパは良いのだと思う。

  • あー、こんだけかー、というのが正直な感想。

    てっきり地下アイドルなり、地下アイドルおたくなりの実態が体験記やインタビュー等を交えて述べられているのかと思ったが、語られているのは著者が地下アイドルにはまって、ちょっとだけ地下アイドルやそのおたくの実態を知りましたということと、そのことについての簡単かつあまりにも唐突な解釈のみ。

    今後もっと取材してちゃんとまとめるというのであれば、内容に同意するかどうかは別として、読む価値はあったなと思うが、今回の内容だけでは正直読む価値はなかった。

    題材は面白いと思うので、社会学者らしい調査研究を行った上で、改めて500ページぐらいの研究報告書またはルポルタージュみたいな形でまとめて出版してほしい。

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