撞着する積木 (らぶドロップス) [Kindle]

著者 :
  • パブリッシングリンク
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  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (346ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 電子書籍にて。というか、電子書籍オンリーなのね。はまりすぎて好きすぎて、何回読んだとかじゃなくて、2ヶ月くらい繰り返し読んでた。この作品を登録するにあたり、作者さんのサイトを覗いていたら、後日談と作中談ショートストーリーがいくつかあって、すごく嬉しかった。なんだかんだで、過保護で甘々なラブい生活を送っている二人に萌えたっす。

  • 教師と生徒の禁断もの、というのには抵抗がある私。ずっと気になりつつ手を付けずにいたが、このたび思い切って購入。この作者様の書く女性の凛とした美しさがいい。穢されているけど穢されない、それがこの物語の救いであって、ほんと、男共大概にせいや、と思うのだが、ヒロインの純粋さに引っ張られて物語は浄化する。貶してはみたが、『男共』もどことなく憎めなくて、この方の書く悪役的な男性は可愛げがあるよなあ。

  • 「官能学園ラブストーリー」というkindleさんの説明どおり、禁断の関係の濃密な描写が続く。主人公の女子生徒、志紀は何故自分がそういう関係を受け入れているのか分からない。教師である多賀根が彼女を追い詰めるためのたくらみは描かれているが、彼が何故そこまで志紀を追い詰めたいのかが分からない。
    志紀にとっては自分の中の流されていく弱さを知った上で、どうしてもしがみつかなくてはいけないものを知るまでの成長ストーリー。多賀根にとっては、自分の隠れた動機を発見するまでの再生ストーリー。

    一言でいえば「志紀たんマジ女神」。

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著者プロフィール

那識あきら(なしきあきら)
翻訳ミステリと古典SFで育つ。学生時代から同人誌を中心に創作活動を行い、現在はWEBにて小説を発表、一部はアメリカの出版社によって英訳されている。
著書に『うつしゆめ』(徳間文庫)、『Dawn of the Mapmaker』(Cross Infinite World)がある。

「2018年 『リケジョの法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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