ローマでアモーレ [DVD]

監督 : ウディ・アレン 
出演 : アレック・ボールドウィン  ロベルト・ベニーニ  ペネロペ・クルス  ジュディ・デイヴィス  ジェシー・アイゼンバーグ  エレン・ペイジ 
  • 角川書店
3.42
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感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111245182

感想・レビュー・書評

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  • キャストが豪華で思わず唸る!
    なんでもない日常が夢みたいにユーモアで溢れる瞬間が詰め込まれた、ウディらしい作品。

  • 最近観た映画の備忘録。
    久々に映画館に行きました。
    「ローマでアモーレ」。2012年米西伊合作映画。112分。ウディ・アレン監督出演。
    とっても笑いました。大好きです。

    ウディ・アレンは20年(以上)前から大好きで、今でも大好きです。具体的に言うとウディ・アレンの監督としての世界観が好きです。撮り方も好きです。いつも90分100分前後で終わるのも好きです。この映画は長かった方。
    一般評価は「アニー・ホール」前後と、「カイロの紫のバラ」前後が評価高いと思います。僕は他も好きです。最近のも好きです。全部観てます。「人生万歳!」とか「トラブルボックス」とかは差ほど好きじゃないけど。「誘惑のアフロディーテ」とか「地球は女で回ってる」とか「ハンナとその姉妹」とか「夢と犯罪」とか「ブロードウェイのダニー・ローズ」とか大好きです。
    ほかにも色々。

    好きです好きですばっかりですね。好きなんです。

    バルセロナ、ロンドン、パリをこなして次はローマ。四つの話が錯綜します。

    ①ウディ・アレン演じるアメリカ人の元オペラ演出家。
    「シャワーを浴びながら歌う時だけ天才的」な葬儀屋のおじさんと出会う。
    なんとかデビューさせて、自分もカムバックしようと奮闘する。

    ②ジェシー・アイゼンバーグはローマ在住のアメリカ人の建築を学ぶ学生。
    恋人と同棲してるけど、恋人の友達、エレン・ペイジに惚れてしまって・・・。
    それをアレック・ボールドウィン演じる先輩建築家が、心の声的に出没。批評する。

    ③ロベルト・ベニーニは平凡な中年ローマ市民。完全不条理劇。
     ある日、メディアに「有名人」にされてしまう。大騒ぎ。
     ところがあるとき、ふっとメディアに捨てられて・・・。

    ④アレッサンドロ・ティベリが新郎、アレッサンドラ・マストロナルディが新婦。
     ローマに仕事を得れそうで、旅で来た。なんだけどひょんなことからすれ違い、新婦は映画スターとそして何故かホテル泥棒と。新郎は謎の娼婦ペネロベ・クルスと浮気をするはめに。
    (このパートはクルスさん以外は僕は全然俳優さん知りません・・・)

     という四つの話。
    これが、印象としては超・適当にいったりきたり。そのへんの力の抜け具合。
    もちろん、超・適当にいってこいしてるように見せるように編集されてます。
    なんていうか、奥田民生さんがレコーディングしてて、
    「ちょっとギターがキマリすぎたからもうちょっと下手に録り直そう」
    っていうかんじ。分かりにくいですかね・・・。

     コメディどたばた度は、エネルギッシュですね。「さよならさよならハリウッド」みたいな、おバカな楽しさ。

     ウディ・アレンの自作解説的には、「名声にヒトは弱い」というキーワードらしいんですが、そういう、どろどろでもないんでね。相変わらず「ヒトの欲」「ヒトの弱さ」というところをカワイがって作られてる。
     理性は暗く絶望的に、でも行動は明るく淡々と。
     というこのツンデレっていうか距離感っていうかアキラメタ感じっていうか突き放した感じっていうか。この辺がウディ・アレン。嫌いな人は嫌いだろうなあ。
     なんていうか、徹頭徹尾、良くも悪くも、ヤンキー的だったり体育会的だったり、マッチョだったりって、まっっったく、ないんですよね(笑)。

     色々手練手管を語るのもできますが、まずは、再び最新作を劇場で観れて、シアワセでした。ありがとうございます。その上出演もしてくれたし。
     クリントさんとウディさんは、僕、ほぼ信者なんで(笑)。
    まあ、「今回はいまいちだったな」っていうのも、中には、あるんですよ。でも、コレ、楽しかったです。

    なんかねえ。映画は大好きなんでしょうね。
    でもいろいろ、どうでもいいんでしょうね(笑)。
    その辺の温度が好きだなあ。

     ジェシー・アイゼンバーグ、エレン・ペイジ、アレック・ボールドウィン。この辺はウディ・アレンの映画にあってるなあ、と思いました。
    ロベルト・ベニーニは、ナンニ・モレッティと並んで、イタリアのウディ・アレンという存在だから、なじんでます。だけど、ぎりぎりンところで、ウディ・アレンじゃなくて本人の世界になってる気もする。

     で、いちばん爆笑したのは、僕は、ウディ・アレンご本人の出演パート。たまりませんでした。おバカで。
     やっぱり出るからには美味しいところはもっていくんだろうなあ。
    この人も、エゴはすごそうだもん。
    お友達になるのは、ちょっと嫌かも知れませんね。

    でも、大好きです。

    それから、画面、淡々とさりげなく、綺麗でしたねえ。
    ローマに旅行に行った気分になりました。行ったことないけど。
    それはそれで、さりげなく、眼福なんですよね。

    そんなあたりがねえ。これみよがしじゃないところが、また好きです。

    ウディ、かつては曇りが好きで、好天では撮らなかったらしいですけどね。
    なんとなく好天もあったような。
    欧州だから、良いのかな(笑)。
    でも、好天でも、淡々、マイペースな余裕、脱力感は変わらないですけどね。

    個人的にはウディ・アレン監督の、スカーレット・ヨハンソン出演作品好きだったんですね。
    エレン・ペイジもひょっとして、イケるんじゃないかな、と思いました。
    ウディ・アレン作品の新ミューズ?

  • 浮気する男女の心理、リアルだなって脱帽。お父さんのシャワーでオペラが面白くて吹き出してしまった

  • ドタバタでよくわからなかったけどクスクス笑った。
    特にピザネッロが突然有名になるの未だにわけわからない、なんなの?でも笑った。

  • ローマ振り返り鑑賞第2段。
    観光客目線のロケーションが多くて興奮!

    とにかくペネロペの大人の色香がとんでもなくて, ペネロペファンには最高。
    ラテン系セクシー女子を演じさせたら彼女の右に出る者はいない。

  • ウディアレンの中でもかなり好きな方かも。ミッドナイトインパリより好きだなーって思ったのはきっとわたしがローマには行ったことあるからかな。
    ドタバタしていてコミカルなんだけどロマンチックだし、ときにシュールでエロティシズム。だけどコミカルなんだわ。
    シャワー浴びながらのオペラは笑えた。ウディアレン天才か、と思うほど。
    ジェシーアイゼンバーグかっこよく見えたし、エレンペイジ久しぶりに見た気がしたけどありゃ小悪魔だわ。ミントこっそり食べてたっていうツッコミに思わずにんまり。ペネロペがひくくらいエロい笑。
    ローマに恋したあなたへ贈る映画ですね。

  • イタリアに行ってきたので、おさらいで見ました。家で旅行したい時にどうぞ。

  • 【ローマでアモーレ予告編
    https://www.youtube.com/watch?v=anetXoE3pRI

  • 一貫したテーマをもとに複数のお話からなる物語。
    俳優たちのチャーミングな演技が素敵だった。
    学生たちのお話が一番好き。

  • 「それでも恋するバルセロナ」でウディ・アレン好きかもしれんと思い始めたので色々観てみる。作品多すぎてよく分からんので、劇場の宣伝で気になってたこれをば。
    結局何やってん、でもなんとなく好き、という同じ感想を持つことに。好きなんだな。

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著者プロフィール

1935年、ニューヨーク生まれ。映画監督、脚本家、俳優。『アニー・ホール』でアカデミー監督賞・脚本賞、『ハンナとその姉妹』『ミッドナイト・イン・パリ』で同脚本賞を受賞。小説に『これでおあいこ』他。

「2022年 『唐突ながら ウディ・アレン自伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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