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感想・レビュー・書評
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冬の八冊目。
かなりあたり!iPad使って細かくまとめていきます。この視点から子どもの成長考えたいなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【目的】 才能を見出し開発するための、シンプルで具体的かつ実証済みのテクニックを提供する。
【収穫】 新しいことを学ぶ際に、具体的に何をすべきか、という努力の方向性が自分の中で明らかになった。
【概要】 ■スキルを身につけるための基本: ①エキスパートがスキルを使う様子を観察して盗む。②全体の動作を具体的な最小の要素に分解した上で局所的完璧さを積み上げる。③自分の能力ではミスするくらい困難なゾーンまで「背伸び」をし、それを何度も繰り返す。
■ハードスキルとソフトスキル: ハードスキルはいつもできるだけ正確に繰り返すスキル。ハードスキルを学ぶときは、正確に測定しながらゆっくり行い細部を完璧に仕上げる。常にミスを発見し、修正することを心がける。一方、ソフトスキルは理想的な結果を得るために状況に柔軟に対処するスキル。ソフトスキルを学ぶときは、変化に富む困難な状況で繰り返しを何度も行う、明確なフィードバックを得ることが重要。未経験のもの常に試す。
■スイートスポット: 困難を伴いミスを発生させる挑戦のレベル。「最大の努力をしたなら、何をかろうじて成し遂げられるか?」を自問し、現在の能力の限界を記録し、それを少し超えることを目指す。
■毎日の練習の方法: 1週間に1時間よりも1日5分を選ぶ。その5分間に集中し、どんな小さなミスでも認識して修正する。動きを身につける場合は、まず大げさにやってみて限界を感じ取り、そこから正確な動作を行う。または、①正確な動作→②不正確な動作→③再び正確な動作というようにサンドイッチ方式で覚える。10分間置きに3回練習するのもよい。スキルを測定する基準を設定し、常に得点を記録してモチベーションを高める。くたくたになるまではやらずに、適度な仮眠をとる。寝る直前に、自分の理想のパフォーマンスを思い描く。
■練習の効率の検証: 次の4つの観点で検証する。①背伸びと繰り返し、②意識の集中、③明確な目的意識、④強力で迅速なフィードバック
【感想】 紹介されている52の秘訣の多くは、単なる精神論ではなく実践しやすい簡潔なアドバイスとして書かれているため、自分の中に取り入れていきやすい。音楽やスポーツ、語学の領域で特に効果を発揮すると思うが、それ以外のスキルでも使える。能力を身につけようとしている人にはおすすめの一冊。 -
才能を伸ばす方法を、簡潔に書かれているので、非常に分かりやすいし、読みやすい本です。
秘訣51の、「大きな目標を内緒にしておく」が一番印象的でした。夢や目標を語ってしまうと、語ったことで満足してしまうから、語ってはいけないというのは、自分でも思うところがあります。大きな目標は自分の中にしまい、黙々と目標に向かって遂行していきたいと思います。