『WIRED』 保存版特別号「WIRED×STEVE JOBS」 (GQ JAPAN2013年11月号増刊)
- コンデナスト・ジャパン (2013年10月31日発売)
- Amazon.co.jp ・雑誌
感想・レビュー・書評
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過去のインタビューなどを読むと、ウェブの重要性についてはJobsの先見の明を感じる。
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「永平寺で修業?」に思わず目が点になった。それは、あのスティーブ・ジョブズが禅に魅了されて曹洞宗の総本山である永平寺に入門したいと、知野弘文(乙川弘文)という曹洞宗の僧侶に言ったそうだ。その時に「修業はどこでもできる」と言ったとある。ジョブズがそのようなことを言ったのはアップルを創業してまだ日も浅いころだったとあり、びっくりだ。
そんなジョブズが主人公の映画が明日から公開される。それに合わせて前日発売されたものだが、映画について、ジョブズにまつわる人物が語るジョブズ、1995-1998年旧日本版ワイアード誌の内容など保存版特別号だけに盛りだくさんだ。
旧日本版のワイアードが存在していたとは1990年代当時、全く知らなかったのでこうやって当時の記事が読めるのは貴重だ。当時、発表された商品についても載せられていて興味深い。
人々のライフスタイルを変えるきっかけを与えた人物として歴史に残るだけに、そういう人物というのは個性あふれるので、好き嫌いはっきり分かれる。アメリカで生まれて育ってきてからできたことだと言える。モクモク羊のような甘ちゃんがかぶれて真似ると大やけどして「ヒエー」、「ヒヤー」となり再起不能になる可能性大ということだ。
スティーブ・ジョブズの伝記本も相当話題になり、売れていた。この映画はどうだろうか。ジョブズを扱ったビジネスは、これからどこまで続くのかも気になるところだ。
映画の公式サイト
http://jobs.gaga.ne.jp/