NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2013年 10月号 [雑誌]

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制作 : ナショナル ジオグラフィック 
  • 日経ナショナルジオグラフィック社 (2013年9月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・雑誌
  • / ISBN・EAN: 4910068471031

NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2013年 10月号 [雑誌]の感想・レビュー・書評

  • これぞナショジオ!という一冊。
    報道写真の「伝える力」は、やはりすごい。
    数多の言葉をもってしても適わない「力」がそこにある。

    最近ちょっとナショジオから離れていたけれど、
    (2013年のを読んでるあたり明らか)
    やっぱり素晴らしい!と改めて思わせてもらえた。

    いいのいいの、ほんの3年遅れたくらいじゃ、
    色あせない話題と力だってあるんだから!!(ってことで)

  • 写真の力

    ナショナル ジオグラフィックの写真家たちはカメラを手に未踏の土地へ出かけ、知られざる事実を写真で伝えてきた。そして今、写真は世界を変える力となる。

    文=ロバート・ドレイパー

     写真には、人の心を動かし、世界を変える力がある。
     ありのままの真実を目に見える形で示すことで、悪と戦う武器にもなれば、未知の世界への扉を開いてもくれる。創刊125周年を記念する今回の特別号では、「目撃する」「証明する」「つながる」「明らかにする」「賛美する」「保護する」というキーワードのもとに、そんな写真のパワーを伝える、とっておきの特集をお届けする。

    ◆   ◆   ◆

     写真の技術が発明され、普及したのは19世紀の出来事だ。
     そして今から125年前、1888年にナショナル ジオグラフィック誌は創刊された。地理知識の向上と普及を目指すまじめな協会の会報とあって、当初の誌面は文章ばかり。写真とは無縁の地味な雑誌だった。

     やがて、ナショナル ジオグラフィック協会の探検家たちはカメラを使い始めた。世界各地から持ち帰った写真の数々が、誌面を飾り、読者のものの見方や、時には人生すら変えてしまう。写真はこうして、この雑誌の最大の売りとなっていった。

     世界には現在おびただしい数の写真があふれ、膨大な数の画像が刻々とインターネットに流れ込む。至るところにカメラの目が光る、ジョージ・オーウェルの小説『1984年』さながらの監視社会が到来したのだ。
     そんな現代にあっても、偉大な写真は見慣れた世界を一変させ、目にした者は二度と世界を以前と同じように見ることができなくなる。ナショジオ誌の写真家たちが生み出す傑作写真には、私たちを未知の世界へと連れて行く力がある。
    憧れの職業「ナショジオの写真家」の実情は?

     私がナショジオ誌の仕事に携わっていると言うと、誰もが驚き、興味を示す。
     やむを得ず、「といっても、ただの書き手なんですけどね」と言い添えたときの反応も、予想がつく。この雑誌の写真家と言えば世間では、美を求めて世界中を旅してまわる、誰もがうらやむ職業に就いている人間のことだ。映画『マディソン郡の橋』を見ればよくわかる。

     だが、この雑誌の写真家と何度も一緒に仕事をしてきた私自身は、彼らをうらやましいと思ったことはない。荷物の重量オーバー、悪天候、撮影許可の不備などの障害が撮影にはつきものだ。骨折したり、マラリアにかかったり、投獄されたりといった災難にも事欠かない。家族と過ごす休暇や誕生祝い、子どもの学芸会もそっちのけで、何カ月も家を留守にするのが当たり前。敵意に満ちた取材先の国で悪戦苦闘したり、樹上で1週間過ごしたり、昆虫を食べる羽目になったり。どんな悲惨な状況も平然と受け入れる彼らの胆力には、いつもつくづく感嘆する。

     取材先ではよく、写真家たちが何日も何週間も、被写体とともに過ごす姿を目にした。相手の話に耳を傾け、世界に伝えるべき物語を見きわめてから、ようやくカメラを構える。北欧の遊牧民サーミの村や、ニューギニアの野鳥の楽園など、容易には入り込めない世界で何年間も過ごす写真家もいる。やらせの写真でお茶を濁さず、撮る側と撮られる側の心が通い合った写真を目指すのだ。

     ジョー・ローゼンタールが撮った硫黄島にはためく星条旗や、アポロ8号の宇宙飛行士が撮影した青く輝く地球。そんな「世紀の一枚」を撮りたいと、プロの写真家なら誰しも願うだろう。だが、ナショジオ誌の写真家たちが追い求めるのは、そうした「歴史的瞬間」ではない。読者の心に最も深く刻まれた一枚は、歴史上の大人物の写真でも、大事件の写真でもない。それは1984年、写真家のスティーブ・マッカリーがパキスタンの難民キャンプで出会ったアフガニスタンの... 続きを読む

  • 写真の力
    暴力が支配する鉱山
    氷河融解
    北朝鮮 見え隠れする素顔
    大地に映す素晴らしい風景
    動物園はノアの箱舟
    デジタルで変わる写真の世界

  • 9月号に続き、コンゴ民主共和国の特集が印象的だった。

    コンゴは、ダイヤモンド、金、コバルト……等々、
    埋蔵資源の規模は数百兆円、数千兆円とも言われているらしい。
    けれど、世界で最も貧しい国である。

    普段私達が使っているPCやカメラ等の電子機器、それに宝飾品。
    それに使われる鉱物が、コンゴの紛争の資金源になっていると知ったら。
    コンゴの人々の貧困、年端もいかない少年兵を生み出していると知ったら。
    考え方を改めざるを得ないですね。

    2010年にアメリカで成立したドッド=フランク法。
    恥ずかしながら、私は初めて知りました…。
    アメリカの上場企業は、自社製品に使用する鉱物が、
    コンゴの武装集団が支配する鉱山に由来するかどうかを
    開示しなければならないという法律だそうです。

    コンゴの金鉱で働く少年達が、
    米と豆の入った汚れたバケツから順番に食べる写真。
    衝撃を受けました。

  • 今回の表紙はまたチャレンジング!写真のような紙質。アフガンの少女の写真は今までにも見たことはあったけど、表紙に大きく写すとやっぱり違う。訴えかけてくる力がある。125年の表紙を集めた付録も面白い。20世紀前半でだんだん黄色が濃くなってきた変遷がわかる。ここ数年購読してて知らなかったけど、英語版と日本語版で表紙の写真はけっこう違うんだ。

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