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- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988113828888
感想・レビュー・書評
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2011年に公開されたMary Harron監督、Lily Cole、Sarah Gadon、Sarah Bolger主演のゴシックホラー映画。全寮制の女子校を舞台にした思春期の女の子たちが抱える友情や悩みを描いた作品。そこに「吸血鬼カーミラ」的な思想を加えてホラー作品にしています。けっこう百合風味な物語です。綺麗で可愛い女子高生たちは目の保養です。しかし、Lily Cole演じる吸血鬼(?)は化粧もあるんだと思うんだけど、すごく妖しい雰囲気が出ています。
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全寮制の女子校に通うレベッカは、父の自殺というショッキングな過去を抱えながらも、親友ルーシーや他の友人たちのおかげで立ち直りかけていた。だがそこに現れたミステリアスな転校生エネッサのせいで、全てが一変してしまう。ルーシーはレベッカを避けるようになり、学園内では不審死や怪現象が多発する。レベッカは次第にエネッサの正体に近づいていく……
エネッサは本当にヴァンパイアだったのか?全てはレベッカによる妄想かもしれない。またはレベッカの心の中の孤独を象徴する存在がエネッサだったのかも。考え出すときりがない。エネッサに親友を奪われ嫉妬するレベッカの気持ちはとてもよくわかり、共感できた。女同士の友情の深さと、それゆえの嫉妬や憎悪をよく描いている。全寮制の閉じられた世界や、ゴシックホラー、友人以上恋人未満の女同士の危うい関係、などのキーワードに惹かれる人にはオススメできる作品だ。
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