ふったらどしゃぶり When it rains, it pours【電子特典イラスト付】 (フルール文庫 ブルーライン) [Kindle]

著者 :
制作 : 竹美家 らら 
  • KADOKAWA / メディアファクトリー
3.82
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本棚登録 : 58
感想 : 9
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感想・レビュー・書評

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  • いやちょっと商業ほもなんて何年ぶり…と思いながらも手を出したのは、この売れっ子作家さんがまさかの吉見薫大先生と同一人物だとね?聞いてしまってね?読むしかなかった…
    美しいのに過剰でない比喩、落ち着いているのにさくさく読ませる文体…ああ…すごい…えろも言い回しにどこか品がある艶っぽさでね…すき
    出てくる女の立ち回りが好きになれるびーえるが好き?なんですけど、その点とても良かったです。女臭いけど湿っぽくない女だった。

  • [이치호 미치] 비가 내리면 주룩주룩 | 잼있다 ㅇ0ㅇ!! 1. 어제 비가 왔고 2. 알바하면서 뭘 읽을까 고민중에 3. 마리님이 이 작가분 이야길해서 읽었는데... 일단 번역이 되게 좋았다. 마치 역자 자신의 글인것처럼. 가끔 보이는 '~지도.' 빼면 번역체도 별로 없었고 다양한 어휘가 좋았음... 이치호님 필력이 대단한 게 전제지만 ㅎㅎ 원문이 좋아야 비로소 번역도 좋은 게 나옴 ㅋㅋㅋㅋ
    노말인 두 사람이 엮이는 과정이 우연과 운명과 필연으로 잔잔하게, 섞일 땐 격하게. 강약 조절도 되게 좋았음. 마지막 재회가 조금 ... 기세가 준 것 같아서 그건 좀 아쉬운 점. 뒷 이야기 더 읽고 싶음.
    그래서 동인지 주문 야홋!

  • 徐々に惹かれあっていく過程が丁寧に書かれている。

  • 最高だった……
    うまく言えないけどやっぱり一穂ミチ先生すごく好きだなあ。
    流れる空気感というか、言葉選びというかそういうものがすごくしっくりきて、するすると内側に入っていく感じ。
    この本ではそれが土砂降りの雨と否応無しに二人が物語の中に引き込まれていく感じのドライブ感があった。
    セリフとか文章の組み立ても思わず惹きつけられる。
    ストーリー自体は好み分かれると思うけど私はこういうの好き。めっちゃ好き。
    うーんやはり最高である。

  • 人を好きになれば、その人のことをもっと知りたいと思う。
    外見のこと。内面のこと。今まで生きてきた環境のこと。
    好きだからこそ、その人のいちばん深い部分まで、自分に見せてほしい。
    普段人に見せない部分を、さらけ出してほしい。そう思うのは自然なことだ。

    でも、好きな人だからこそ、自分の深い部分をさらけ出したくないとも思う。
    好きだから、かっこよく見せたい。好きだから、綺麗な自分を見せたい。

    一糸纏わぬ姿の自分を自分の好きな人の前に差し出すのは
    勇気のいることだ。私はそう思う。
    かばってくれるものは、ない。
    文字どおり、持っているものは己の身ひとつで、
    それは時に生々しく、肉々しい。

    人間として生まれたからには誰しもがもつ欲求だけど、
    その程度は人によって違うのだろうか。
    いや、程度は同じだけど、それが振れるきっかけと、
    制御する理性の壁の厚さが違うのではないか。
    そんな気がする。

    一顕と整。好きな人のそばにいながらも、幸せじゃない2人。
    1人はかつてかなえられていた望みが取り上げられ、
    1人は永遠にかなわない願いを抱えて過ごす。
    2人が中に飼っているものは、とても生々しい肉欲。
    でも、好きな人に触れたいという、ごく純粋な気持ちから湧く望みだ。

    そんな2人がふとしたきっかけで知り合い、
    欠けている部分を補うように互いに惹かれて行く。
    一穂先生の美しい文体でつむがれる2人の物語をぜひ堪能してほしい。

  • メールの下りがBLでなく、普通の小説を読んでるような感じだった。先が読みたすぎて、一気に読んでしまったけど、一棒一穴ではないのでそういう主義の人にはオススメできない。

    フルール文庫にふさわしい内容(大人の女性の官能コンテンツ)だったと思う。結構つらい道のりで結ばれた二人なので、高層マンションじゃない、ボロアパートに住んですいかのためにたらいを買うような整が、今後どういうふうに付き合っていくのか、読みたい気もする!

  • ぐだぐだ自分会議。

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著者プロフィール

2007年作家デビュー。以後主にBL作品を執筆。「イエスかノーか半分か」シリーズは20年にアニメ映画化もされている。21年、一般文芸初の単行本『スモールワールズ』が直木賞候補、山田風太郎賞候補に。同書収録の短編「ピクニック」は日本推理作家協会賞短編部門候補になる。著書に『パラソルでパラシュート』『砂嵐に星屑』『光のとこにいてね』など。

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