里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • うん。経済は経世済民!

  • 金に依存した資本主義のリスクへッジとして里山資本主義を確立しましょうという趣旨だと思います。今まで外部に流れていたお金(たとえば本書では石油の代わりに木材のくずを燃料に使う事例や高齢者が育てていた余った野菜を地元の介護施設などで利用する、地域通貨などの事例が紹介されている)を地域だけで回すようにしようということでしょうか。震災でお金はいざというときに役に立たなかったという経験をした自分にとっては言いたいことはわかるのですが、過度に資本主義を卑下しすぎている点が気になりました。

  • 里山が持つ資産価値を再認識できる。

  • いつも暗い未来が予測される世の中だが、この本の描く未来は明るかった。

著者プロフィール

1964年、山口県生まれ。㈱日本総合研究所調査部主席研究員。1988年東京大学法学部卒、同年日本開発銀行 (現、㈱日本政策投資銀行)入行。米国コロンビア大学ビジネススクール留学、日本経済研究所出向などを経ながら、2000年頃より地域振興の各分野で精力的に研究・著作・講演を行う。2012年度より現職。政府関係の公職多数。主な著書に『実測!ニッポンの地域力』(日本経済新聞出版社)、『デフレの正体』(角川oneテーマ21)。

「2012年 『藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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