蝶の毒 華の鎖~大正艶恋異聞~

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  • プロトタイプ (2014年1月16日発売)
  • Sony PSP
  • Amazon.co.jp ・ゲーム
  • / ISBN・EAN: 4580206270330

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蝶の毒 華の鎖~大正艶恋異聞~の感想・レビュー・書評

  • 以前から気になっており、pspとして発売されたため、即購入しました。大正時代のお話で、主人公は華族の娘。表紙を見ていてだいたい察せられる通り(苦笑)ですが、これが、ありがちと言ってしまえばそこまでなのかもしれませんが、夢中になりました。

    それぞれのルート自体は他の乙女ゲームに比べるととても短いのですが、攻略キャラの性格が強く、また心理描写も、ストーリーの展開もどれも好みでした。
    きわどい描写が多く、そういうのが苦手な人には少しきついかもしれませんが、それぞれの攻略キャラの主人公に対する愛情が色々な形で語られていて、とてもよかったです。
    エンドの種類に関わらずほぼ全員執着系なので、そういうのが好きな人にはオススメできます。

    絵のほうは個人的にとっつきにくく、中でも主人公の幼馴染(軍服の青年)が一番苦手でしたが、playしてみるとものすごく誠実な青年なのだとわかり、かつ誠実に主人公に執着していました(笑)そういう面が知れるのは楽しかったですね。

    コミカルな場面がほぼないのですが、全員攻略した後の別枠で見れるtrueEndには爆笑してしまいました。(いえ、本当に面白いのですよ。。。)
    ほぼ全員がBADENDの自虐ネタに走り、かつ大人しそうに見える青年(playしてのお楽しみです)がまさかの毒舌&ヤンデレ?っぽいツッコミ役でこれは本当に役得?ではないかと。

    主人公にいまいち感情移入はできなかったのですが(華族のお嬢様なので、仕方ないのでしょう。。)執着系恋愛ゲームが好きな人にはオススメ。話もそこまで長くないですし、さくさく読めます。文章も地の文も、綺麗なものが多いです。
    かつ、システム面も充実設定ですので苛々がありません。。

    購入をご検討されている方はぜひ買うべきです(笑)

  • 【あらすじ】
    大正時代。
    借金に嘆く主人公の家は盛大な”誕生日パーティ”を催すことで、彼女の”嫁ぎ先”を決めようとしていた。
    ところがその夜、何者かの手により主人公の父が殺害され、事態は一変。
    落ちぶれ華族は転落の一途を辿ることになる。


    【主人公】
    美人だけれども強気でおてんばな主人公、という印象を抱きます。
    10代なので思考回路は成熟していないし、子供っぽい我儘な言動もちらほら見えますが、自分に素直で考えていること/思っていることに無理がないので比較的共感を得やすい子だと思います。

    個人的に気になったのは、攻略対象と主人公との力関係でしょうか…。
    主人公が大人の男性(自分の使用人)に対し「お前」と呼ぶような場面が多々登場します。時代背景や設定を考慮すれば当たり前なのですが、なんだか私はこれがしっくりこなくて(笑)終始違和感を抱きました。
    間違ってないけれども、小娘が大人を馬鹿にしたような呼び方が…なんか勘に障る…^^;


    【攻略対象】
    キャラデザはやや大人びている印象で、万人ウケはしなさそう。
    キャラクターに関しては、
    カリスマ性溢れる一途なオレサマ/真面目で堅物な幼馴染/優しく臆病な主人公の”下僕”/狂気のお兄様/優しい使用人、とバリエーション豊かで中々に楽しいです。
    それぞれのキャラは上記の特性を踏まえながらしっかりと掘り下げて描写されているので、生き生きとしているし、人間らしくて好感が持てます。
    どのキャラも完璧ではなくて、むしろ欠点まみれなんだけれども、そこも愛おしいと感じさせてくれるところが◎。


    【システム/形式】
    ノベル形式。

    個別イベントを挟むものの基本的な展開は概ね一緒。
    とくに”個別ルート”がある訳ではないので共通パートはスキップが効きます。終盤はほぼキャラオリジナルの展開になるので、ルートに分かれないにしろ”個別ルート”のようなもの。


    【ストーリー】
    <<主軸>>
    もとより落ちぶれ華族の設定ですが、「父の死」を起点に主人公の転落が始まります。
    父の死体が握る”桔梗の花”の謎や彼を殺害した犯人、主人公とその家族をとりまく環境の変化など、しっかりと”恋愛”以外のストーリーが練られていて面白い。
    周回を前提とした作風で、隠しキャラのルートが真相編にあたります。

    <<恋愛要素>>
    アプローチされまくって主人公が”オトされる”ルートもあれば、主人公が追いかけまわして彼を”オトす”ルートもあり、バリエーション豊かな恋愛を楽しむことができます。

    もともとがPC18禁ゲームなので、恋愛の絡みはPSPのゲームとしては濃厚。
    はだけた状態でベッドにいる二人のスチルやピロートークなども。
    …とはいえ、こちらの作品は”下品なエロ描写”がないので、そういうのはチョット…という人でも手を出しやすいんじゃないかなぁ、と思います。

    しっかりと愛憎劇があって(笑)バッドエンドなどはシャレにならないようなものもあったりして…お腹いっぱいになります。


    【感想】
    最初プレイを始めたとき、独特な文章に違和感を覚え(どこはかとなく官能小説っぽいのです)、「あぁ、苦手かも…」と思っていたのですが、プレイを進めればストーリーにのめり込んでいき、キャラの魅力に気付き、文章の表現も気にならなくなりました。
    思っていたほどエロ要素が安っぽくなかったのも個人的に好印象。

    私は斯波さんがとても好きです。
    オレサマで腹立つんだけれども、抗えない魅力を持っていて、かつ主人公にベタ惚れっていうね!オイシイ!!
    彼のバッドエンドは、ネタばれになるので詳しくはかけませんが!
    涙無しには語れません…。
    こういうネタ、”好きだ”というと語弊があるのですが... 続きを読む

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