マリアビートル (角川文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • かっこいいーーー!!
    クセつよ殺し屋達が新幹線に集合〜♪
    怒涛のエンターテインメント開始!!
    めっちゃ面白かったぁぁぁー!!ヽ(*´∀`)ノ゚:.。+゚

    〜あらすじ〜

    幼い息子の仇討ちを企てる、酒びたりの元殺し屋「木村」。優等生面の裏に悪魔のような心を隠し持つ中学生「王子」。闇社会の大物から密命を受けた、腕利き二人組「蜜柑」と「檸檬」。とにかく運が悪く、気弱な殺し屋「天道虫」。疾走する東北新幹線の車内で、狙う者と狙われる者が交錯する――。小説は、ついにここまでやってきた。映画やマンガ、あらゆるジャンルのエンターテイメントを追い抜く、娯楽小説の到達点!

    いや〜本当に面白かった〜
    今回はグラスホッパーを完全に上回る
    おもしろさ!
    その要因はなんと言っても!
    個性豊かな登場人物たちだとおもっております!
    ちょっとだけですがそんな登場人物たちを
    紹介していきたいと思います!

    ○アル中の殺し屋TheFighter木村雄一くん
    普通に強いがだいぶ酒臭い!!( •́ฅ•̀ )
    ○性根がかなり腐った中学生王子慧くん
    ま゛し゛て゛ムカ~~~(ง"`‎罒´)ง
    ○不運に愛されし男 てんとう虫 七尾
    彼の行動には絶対注目!爆笑必至ꉂ( ᵔ̴̶̤᷄∇⃚⃘⃙̮ ᵔ̴̶̤᷅ )キ”ャ′‵′‵
    ○殺し屋界NO.1のコンビ、檸檬と蜜柑
    強さだけでは無い!彼らの言動はめっちゃ愛おしい〜
    ✨⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅   )⁝

    とメイン所で言うとこのくらいなのですが
    まだまだ!他にも沢山!クセつよたちが出てきます!
    そんな中にもグラスホッパーに出ていたキャラも今回登場します。
    あの人……そう!槿さん!彼も出てくるんです!
    今回も槿さんのスタイリッシュな職人芸は見ものです!!押し屋は健在でした〜
    まあー上げだしたらキリがないので
    個人的にはめっちゃくちゃ悩んだ結果!
    僕は晃子さんという人がめっちゃ推しでしたね〜!
    めっちゃ良かったです!晃子さーーーん!(ˊo̴̶̷̤ ̫ o̴̶̷̤ˋ)スキ♡
    ん?晃子さんが誰かって?それは読んでからのお楽しみでーーーーーす!!wwwwww
    そんな一癖も二癖もある登場人物たちが
    盛岡駅行きの新幹線【はやて】に乗り込み
    各々目的は違えどドタバタ劇に巻き込まれてしまうですから!面白い訳がない!!
    当然ながらアクションシーンは
    めちゃくちゃかっこいいし!
    会話のやり取りもかなり面白い!
    そしてラストの展開も最高でした!∑(๑ºдº๑)!!
    まさに!一挙手一投足見逃せない!|ω・)ミテマスヨ
    史上最高ッッッッの!!
    エンターテインメントでした!✧*。٩(ˊᗜˋ*)و✧*


  • 結局記憶が鮮明なうちにと積読減らしたいために読んだ。
    伊坂さん作品、面白いんだ。面白いんだけど……。読んでる時は続きが気になってどんどん読み進めるんだけど、いつもラストで肩透かしを食らうというか、「あ、こういう終わり方?あー…ふーん」みたいな気持ちになってしまう。
    天道虫こと七尾以外は特に好きになれなかったな〜。特に王子は好きになれなかったからこそ、最後の展開には内心ちょっと湧いた。でも生きてそうだよなぁ。
    モブキャラでさえ(いい意味にも悪い意味にも)キャラが立っててうるさい(笑)。確かにこれは映像化向き。邦画じゃなくてハリウッド?らしいけど面白いんだろうか。

    これの次の次が天道虫主役みたいだから、それを読むためにまたぼちぼち気が向いたらAXも読もうかな。

  • 最後の持っていき方が勢いがあって、結果的には好きでした。檸檬の人間性が個人的に好きでした。グラスホッパーよりもシンプルなストーリーの印象と共に心地よさを感じる展開でした。少し長かったですが楽しかったです。

  • 殺し屋シリーズ2冊目。
    登場人物大体ヤバい奴。ただキャラが立っていて愛着が湧くし、それをアッサリ退場させてくるので、どうなるんだろうとページをめくり続けてしまう。3作目も早めに読みたいな。

  • ブラッドピットの主演映画の原作と知り、読み始めると止まらなくなった。読みながらあまりの面白さに「映画化決定」だと確信後、既に映画化されていることから幸せを感じた。内容も普遍的だし世界中でウケると思う。

  • 映画「ブレット・トレイン」鑑賞前に。グラスホッパーの続編。グラスホッパーは読了だがかなり時間が経っているので心配したが大丈夫。「AX」も含め独立して読んでもok
    サイコパスな中学生、ひたすら憎たらしい王子。後半まではこれに尽きる。あとは殺し屋コンビの檸檬の可愛さ。機関車トーマス登場者の説明がなんとも可愛い。七尾の仕込んだ睡眠薬で倒れるのもマヌケだけど笑、ダイイングメッセージがトーマスのシールってのも笑ってしまう。殺し屋がたくさん登場するのに笑いもある一方、王子の「なぜ人を殺してはいけないのか?」という大人を嘲笑うような質問に読者がこれだ!と言える答えを見出せないもどかしさ。読了後何度もページを遡って読み返す、伊坂さん完敗です。

  • 面白かったけど、話がなかなかややこしかった。
    七尾が主人公なのかな?


  • 読み終えて得るモノは特になくても、エンタメ特化型の誰もが楽しめる傑作である事は確かだった。
    分厚いページ数を気にさせない展開が生むワクワクのドライブ感。伊坂幸太郎は日本文学界のマイケルベイだと思う。勿論良い意味で!

    あとハリウッドが実写化に踏み込んだ気持ちは解らんでもない。(ブレットトレイン最高!)



  • 前作のグラスホッパーが面白かったので、2作目となるマリアビートルも読んでみました。

    今作は、前作を超える殺し屋達が、東北新幹線という限られた空間で、一つの事件を中心に混ざり合い、時には望まず対決する物語です。
    キャラクター一人一人が個性的で特殊な能力も違うし、前作のキャラクターも登場するので、常にワクワクドキドキと読めました!

    個人的に王子がめっちゃ嫌い!!笑
    好きな人居ないだろうけど笑

  • 「グラスホッパー」に続く、伊坂作品の殺し屋シリーズ第2弾。★4つとしたが、個人的には★5。間違いなくこの作品の方が前作よりも面白かった。★5としなかったのは、テーマ的に好き嫌いがでる作品だからだ。

    この作品で私が面白いと感じた部分は、ほぼ全編「東北新幹線」の車内で物語が進行することと、複数の登場人物がでてくること。主要キャラクターが沢山いるおかげで、読み終わって、さらにオマケの短編を読んではじめて「天道虫」が主人公だったんだとわかる始末。そういえば作品名からも、途中でわかるはずなんだが・・・。

    複数の登場人物の中で、一番興味を引かれたのは後半に登場する「木村」の両親。
    もう少しあの”サイコパスな中学生”をどう始末するのかを読みたかったが、未成年の虐待を連想されるので難しかったかもしれない。この作品のスピンオフ作品として、「木村」両親の若かりし時の活躍を是非読んでみたい。

    前作「グラスホッパー」の登場人物がこの作品にも登場するので、やはり「グラスホッパー」を読んでから、「マリアビートル」を読んだ方が楽しめるのは間違いないと思われる。

    最後に、この小説を選書してお貸しいただけた方に感謝。ありがとうございました。
    また新たな発見ができました!

    (追記)第3弾の「AX」も読みます!

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著者プロフィール

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、「新潮ミステリー倶楽部賞」を受賞し、デビューする。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で、「吉川英治文学新人賞」、短編『死神の精度』で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で、「本屋大賞」「山本周五郎賞」のW受賞を果たす。その他著書に、『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』『重力ピエロ』『フーガはユーガ』『クジラアタマの王様』『逆ソクラテス』『ペッパーズ・ゴースト』『777 トリプルセブン』等がある。

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