大砲とスタンプ(1) (モーニングコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
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感想 : 7
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感想・レビュー・書評

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  • さくさくと読めて、とても楽しかったのだけど、たぶんこの作品は蘊蓄部分を丁寧に読まないと、面白さがわかってこないのではないかなとも。自分のデバイスだと小さな書き文字が読みづらくて、ひとつひとつ拡大して読まないといけないのがちょっと厄介だった。

  • 兵站に着目したという点が良い

  • 第73回アワヒニビブリオバトル「漫画」で紹介された本です。オンライン開催。
    2021.03.07

  •  タダ読み(2巻まで)( ´ ▽ ` )ノ

     架空の大公国軍(明らかにロシアがモデル)で「紙の兵隊」と蔑まれている兵站軍。そこに送り込まれた新任少尉マルチナチャンの活躍を描く戦場まんが——なんだけど、何をするにも書類書類でまるきりお役所仕事( ´ ▽ ` )ノ
     死人怪我人も出はするけれど、基本ズッコケとおっちょこちょいで展開されている。恐ろしく古い類作を上げるならば「のらくろ」みたいなもんだ( ´ ▽ ` )ノ(映画だと「MASH」? 「パラダイス・アーミー」?)
     ストーリー的には古今東西の戦争こぼれ話を寄せ集めたような感じ。いかにも現実にありそうなエピソードばっか( ´ ▽ ` )ノ
     ワチャクチャしててけっこう面白かった。

     タイトルの「スタンプ」はマルチナのペット(イタチモドキ)の名前。あんまり深い意味はなさそう。
     
     各所各所に添付されてる設定画(なぜか毎回二度ずつ掲載されている)、のちの「映像研には手を出すな」を彷彿( ´ ▽ ` )ノ
     アニメもマンガも設定が命なんだね( ´ ▽ ` )ノ
     コチャコチャ細かい説明文は、めんどくさいからいちいち読まなかったけど( ´ ▽ ` )ノ
    (以下続刊)
    2021/08/22
    #2268
     

  • Kindle

  •  士官学校を卒業し初めての任地へ赴く,兵站軍のマルチナ・M・マヤコフスカヤ少尉。輸送や補給が任務の兵站軍は「紙の兵隊」などと嘲笑われているが,マルチナはお仕事大好き書類大好き。兵站の仕事は有能っぽいが,安全装置を外さず銃を使おうとしたり,軍人としてどうよ?という側面も。基地での現実を知らない新米少尉としてバカにされたりしながらもやる気と気合いと正義感で仕事に突進する。彼女になついて周りをチョロチョロ動くイタチモドキのスタンプは,ちょっと魔法少女に付属する小動物を思わせる。
     彼女を中心に軍の内情が色々と描かれているが軍用メカの解説などマニアックだし,事件なんかも現実的(現実を知らないので私の勝手な想像では)。登場人物も一々個性的で面白い。上官のキリール・K・キリュシキン大尉はSF小説を書くのが趣味で内容のない会議の退屈な時間を小説の推敲で楽しんでいたりする。
     戦闘ではない軍の生活を詳細に描く希有なコミックだ。

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著者プロフィール

1971年11月30日生まれ、京都府出身。
漫画家&イラストレーター。
既刊は『靴ずれ戦線』(徳間書店)『オープンダイス・キングダム』(冒険企画局)、『螺旋人リアリズム』(イカロス出版)など。
今作『大砲とスタンプ』が「モーニング・ツー」初登場となる。

「2014年 『大砲とスタンプ(4)限定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

速水螺旋人の作品

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