グッバイ、レーニン! [DVD]

監督 : ヴォルフガング・ベッカー 
出演 : ダニエル・ブリュール  カトリーン・ザース  チュルパン・ハマートヴァ  マリア・シモン  フロリアン・ルーカス  アレクサンダー・ベイヤー 
  • TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
3.68
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本棚登録 : 162
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988101175116

感想・レビュー・書評

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  • 最後のシーン、ママはテレビでなく、息子を見てたよね。分かってたのかな。

  •  ベルリンの壁崩壊直前に倒れた社会主義を信奉する母。彼女が意識を失っている間に東ドイツはすっかり姿を変えてしまう。目覚めた母がショックを受けないように息子はニュース番組までつくって嘘をつき続けるが。。。
     ドイツ統一から約10年後にできた映画が最近になってDVDに。

     白井聡の「未完のレーニン」に取り上げらているこの作品。確かにこれはすごい映画だ。
     最初は嘘をついてる姿に笑うだけなのだが、母と会うことがドイツ統一についていけない人たちの拠り所になっていくあたりから不思議な感覚に陥っていく。
     この映画、どこに落としていくんだろう?と思って見てたらこうきたか。母の秘密が告白されてからは泣きながら色々なことを考えさせられた。
     イデオロギーというのは嘘を信じ抜くことなのかもしれない。それは人間の弱さでもあり強さでもあると思う。でも最後は理想を信じて生きていくしかないんだろうなぁ。理想の社会を語ってしまう形となる嘘のニュース映像のラストはグッと来るものがあった。

     何年経っても色褪せることない名作。 

  • ラストの病室のシーンのアレックスとお母さんの表情に切なくて優しくて、暴力的な崩壊と再生ではなく、冬から春に季節が巡るように世界が変わることを望んだアレックスの優しさに泣いてしまう。
    アレックスの行動は無茶だけど、彼のモノローグが全編通して語られることで感情移入しやすいし、言葉が抒情的で美しい。

    そして東ドイツ風のなにもかもが好み過ぎてあの部屋に住みたい。。。

  • 登録日:2016年01月07日 03時24分34秒 2016/01/07

  • 見て損はない

  • ベルリンの壁崩壊のときの映画。母親を想って嘘をつく息子。ララがとっても可愛いから、この子に憧れて看護師になったって言おうかなと思った。

  • うそがばれた発作で死んでしまうのかと思った。
    ララが天使のようにかわいい

  • 良かれと思い、嘘をつくことから始まるドラマ。映画の古典的なストーリー展開ではある。親子のドラマ。家族崩壊と政治の崩壊<>再生の物語。人は何によって生きることが幸せなのか。お母さんは何の象徴なのか。最後に死んでしまい、滅び行く社会主義国がノスタルジックに戯画化され、ただのトリックスターのように扱われていたような気がしてしまった。

  • レンタル>空飛ぶレーニンにはびっくりww全貌が明かされてしまったのに知らない体で息子を見つめる母の眼差しが全て。ベルリンの壁崩壊前後の東独の母子愛のお話。社会主義貢献者の母が倒れ、病状を悪化させまいと息子が西化していく様子をひた隠しに隠し嘘を演出し続けていく…過剰なまでのやり過ぎ感がいまいちピンと来ない。私は早くネタバレして欲しかったけど。私的に善き人の為の~程のパンチはなく作風はライフイズ~と被る。当時の社会情勢を通過してきた東独の人達の思想を覆された衝撃とはどんな感じだったのか計り知れない。

  • 東ドイツの熱烈な教師だった母が意識不明の間に、ベルリンの壁が崩壊。様変わりした社会に母を驚かせないよう、息子アレックスは東ドイツが存続しているかのように画策を始めることにした…。
    嘘が嘘を重ねて、もうバレるだろ!ってところでまたごまかして、見てるほうはヒヤヒヤ。
    これは本当に母を思う行動だったのかな、とも思うけれど、わかりません。
    何と言ってよいかわからないけれど、切ないような綺麗なような、観た後に残るものがある作品でした。

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