グッバイ、レーニン! [DVD]

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監督 : ヴォルフガング・ベッカー 
出演 : ダニエル・ブリュール  カトリーン・ザース  チュルパン・ハマートヴァ  マリア・シモン  フロリアン・ルーカス 
  • TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D) (2014年1月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988101175116

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グッバイ、レーニン! [DVD]の感想・レビュー・書評

  • ベルリンの壁崩壊のときの映画。母親を想って嘘をつく息子。ララがとっても可愛いから、この子に憧れて看護師になったって言おうかなと思った。

  • うそがばれた発作で死んでしまうのかと思った。
    ララが天使並のようにかわいい

  • 良かれと思い、嘘をつくことから始まるドラマ。映画の古典的なストーリー展開ではある。親子のドラマ。家族崩壊と政治の崩壊<>再生の物語。人は何によって生きることが幸せなのか。お母さんは何の象徴なのか。最後に死んでしまい、滅び行く社会主義国がノスタルジックに戯画化され、ただのトリックスターのように扱われていたような気がしてしまった。

  • レンタル>空飛ぶレーニンにはびっくりww全貌が明かされてしまったのに知らない体で息子を見つめる母の眼差しが全て。ベルリンの壁崩壊前後の東独の母子愛のお話。社会主義貢献者の母が倒れ、病状を悪化させまいと息子が西化していく様子をひた隠しに隠し嘘を演出し続けていく…過剰なまでのやり過ぎ感がいまいちピンと来ない。私は早くネタバレして欲しかったけど。私的に善き人の為の~程のパンチはなく作風はライフイズ~と被る。当時の社会情勢を通過してきた東独の人達の思想を覆された衝撃とはどんな感じだったのか計り知れない。

  • 東ドイツの熱烈な教師だった母が意識不明の間に、ベルリンの壁が崩壊。様変わりした社会に母を驚かせないよう、息子アレックスは東ドイツが存続しているかのように画策を始めることにした…。
    嘘が嘘を重ねて、もうバレるだろ!ってところでまたごまかして、見てるほうはヒヤヒヤ。
    これは本当に母を思う行動だったのかな、とも思うけれど、わかりません。
    何と言ってよいかわからないけれど、切ないような綺麗なような、観た後に残るものがある作品でした。

  • 最後のシーン、ママはテレビでなく、息子を見てたよね。分かってたのかな。

  • 映画の序盤では、共産主義への固執具合と真面目さが、日本人の私が抱いてた共産主義へのイメージと同じだったのが、主人公アレックスが病気のお母さんの為に必死に作り上げた世界は優しくて素敵なものだった。むしろ端々に見えてくる資本主義が図々しくて凶暴に感じられた。
    映画監督志望の友人ルーカスがいい味出してた。ニセ番組を一生懸命に作るが、ニュースを読み上げる付けひげスーツ姿のフレームの下はパンツ一丁、の場面は吹き出した。

    今、右とか左で揺れている日本にとって、考える材料のひとつになり得ると思う。このタイミングで見たのはラッキーでもあった。

  • 東ドイツへの西側文化の流入は、とてつもなく短時間でおこったんだなと。

  • 請求記号:04D087(館内視聴のみ)

  • 2015/08/02
    設定がとてもおもしろい映画。
    誰より愛する母への優しい嘘。

  • GOOD BYE LENIN!
    2003年 ドイツ
    監督:ヴォルフガング・ベッカー
    出演:ダニエル・ブリュール/カトリーン・ザース

    東西がまだ統合される前の東ドイツで、愛国主義者のお母さんが昏睡状態になってしまい、ベルリンの壁が壊されたあと目覚めた彼女にショックを与えないために、その事実を隠そうと奔走する息子のおはなし。

    家具や食料品まで統合前のものを探してきて徹底的に偽装しようとする彼の空回りっぷりが微笑ましくも涙を誘います。この子、ちょっとユアン・マクレガー似でした(笑)

    ずっと騙され続けているお母さんが、実は子供たちにもっと重大な嘘をついていたこととか、最後の最後で実はすでに真実を知っていたお母さんが騙されたふりをしたまま死んでしまうところとか、ビッグフィッシュに近い印象。

    (2004.09.02)

  • 導入から最後まで完成された映画だと思う。
    本作のテーマは共産主義の夢と現実……といっても自分は(一応は)資本主義国家の生活しか知らず、共産主義については否定的というよりも「資本主義から見た共産主義」しか知識にないので、実際の共産主義国家内の雰囲気などは全く分からない、というよりも「知らない」と言ったほうが良い状態ですが、それを踏まえた上での感想です。
    主人公は、東ドイツが倒れる前に意識不明になり、ベルリンの壁崩壊後に目を覚まし共産主義の崩壊を知らない母親のために、仲間や恋人、アパートの住民らと共に東ドイツがまだ続いているという芝居を演じるというのが本作のあらすじ。
    しかし冒頭にも書いたように、本作のテーマは、共産主義の夢と現実だ。物語の導入部分で、主人公は自分の小さい頃の思い出を振り返る。宇宙飛行士になりたかったという幼少期の夢、父が西側にいったことで母が一時期病院に入ったこと、母が党の活動に精を出し始めたこと……そこまで思い出してから、主人公の現在の状況が描かれる。しがない修理工として働き、宇宙飛行士にはなれなかった自分。──より詳しいあらすじは他の方が書いているので、割愛するとして、(これもまた他の方が書かれているとは思うが)主人公は、母のために旧西ドイツ出身のビデオ制作マニアの同僚と共に「夢を壊さないための」ウソのニュース番組を作ったりもするのだが、もう騙しきれない…と最後に、自身の憧れであった元宇宙飛行士をキャストに迎えて「特番」を制作する。その「特番」の内容は、「共産主義の夢を壊さない、理想の国家が誕生する」──つまり、東西統一されたドイツ国家とつじつまを合わせるために「新しい国が出来た」というニュースを彼らは作ったのだが、その内容はまさしく主人公が子供の頃に夢に見た、「理想」そのもので、主人公はそのウソを作ることで母親(実はニュースを見る直前に真実を知ってしまっている)に夢を見せると同時に、今の自分にも夢を見せたのである。主人公は母親の命の危機ということもあっただろうが、共産主義国家を存続させることは、現在の自身にとっても、「夢を諦める」ために必要なプロセスだったのだろう。
    夢をかなえられないまま大人になった、という人間は多いだろう。自分もその一人だ。この主人公がしたことは「無駄骨」だったと評価する人は恐らくいるだろう。しかし、彼は母親と自分に夢を見せ、母親が死んだ後に葬式で灰を自分の作ったロケットに乗せて撒いた時に初めて、今の自分と過去の自分を上手く融合し、折り合いをつけることが出来たのではないかと思う。
    だから、自分はこの映画は主人公が大人になっていく過程が上手く描かれている良い映画だと思う。

  • 東西ドイツの統一という時代の波に翻弄される人々の悲喜劇を笑いと涙で綴ったファミリー・ドラマ。東ベルリンを舞台に、昏睡中に東西ドイツが統一され、意識を取り戻した母が再びショックを受けないよう、消滅前の東ドイツを必死に見せ続ける息子の奮闘をユーモラスに描く。ベルリン国際映画祭で最優秀ヨーロッパ映画賞受賞。

  •  ベルリンの壁崩壊直前に倒れた社会主義を信奉する母。彼女が意識を失っている間に東ドイツはすっかり姿を変えてしまう。目覚めた母がショックを受けないように息子はニュース番組までつくって嘘をつき続けるが。。。
     ドイツ統一から約10年後にできた映画が最近になってDVDに。

     白井聡の「未完のレーニン」に取り上げらているこの作品。確かにこれはすごい映画だ。
     最初は嘘をついてる姿に笑うだけなのだが、母と会うことがドイツ統一についていけない人たちの拠り所になっていくあたりから不思議な感覚に陥っていく。
     この映画、どこに落としていくんだろう?と思って見てたらこうきたか。母の秘密が告白されてからは泣きながら色々なことを考えさせられた。
     イデオロギーというのは嘘を信じ抜くことなのかもしれない。それは人間の弱さでもあり強さでもあると思う。でも最後は理想を信じて生きていくしかないんだろうなぁ。理想の社会を語ってしまう形となる嘘のニュース映像のラストはグッと来るものがあった。

     何年経っても色褪せることない名作。 

  • 社会主義の崩壊がもたらしたもの。

    長い夢を見せようと画策する息子、歴史は勝者だけが作るものではない、そんな気持ちにさせてくれる作品でした。

  • ドイツに行ったし(というよりも本当はドイツ旅行の前に観たかったんだけど、近くのビデオレンタル屋に在庫がなかった)ってことで鑑賞。
    ドイツ在住の友達からもオススメと言われていたのですが。。。
    個人的にはそんなに賞賛する程でもないかなぁ?
    息子とお父さんが出会うシーンは父の気持ちを考えるととても切なかった。
    多分、ちゃんと気合い入れてみたら、コミカルだし面白いと思うけど、若干疲れてたのがよくなかったか?

  • "ドイツ国内では、東西ドイツ統一そのものは肯定的に捉えられているが、統一を急ぎすぎたことにより生じた東西の経済格差や雇用格差などが社会問題となった。本作品の「急激な西側文化の流入が母の心臓発作を引き起こす」という設定は、統一に対する社会的評価が投影されたものであった。"
    なるほど。本国ドイツの観客にも考えるところがあったことでしょう。

    音楽は『アメリ』のヤン・ティルセン。主人公の心の動きを見事に表現しています。

  • 僕はママが大好きだ。
    家族と祖国は永遠だと思っていた。だけどベルリンの壁は崩壊した。
    僕がママと家族と祖国を守ってみせる。
    痛々しい程に純粋な青年の成長と、祖国を失った人々の心の有り様を、優しく切なく、ユーモアたっぷりに描くヒューマン・ドラマ。

    ベルリンの壁崩壊後、余命僅かな母の為、アレックスは部屋の中に東独をでっち上げる。しかしエスカレートする嘘は母の為にならないと思い、恋人と姉は彼を責める。
    若いアレックスは母の為にと夢中だが、無意識に母と祖国、つまり自分のアイデンティティも守りたかったのだ。
    アレックスの祖国は東ドイツ以外になく、社会主義が崩壊しようが、それは真実であり自由だ。
    いよいよ母の余命が僅かとなったとき、彼は遂に事実を受容れ、最後の嘘を付く。
    母は総てを知ったうえで、若く純粋だが、素晴らしい理想「人々にとって本当に幸せな社会」を語る息子を満足そうに見詰めた。
    もはや誰がアレックスを責められようか。
    90年サッカーワールドカップが東西ドイツの亀裂を埋めたように、この映画もひと役買ったのだろうか。東ドイツ出身の人に聞いてみたい。

    ”暗い中にも青空が見える曲”ヤン・ティルセンの音楽が心の琴線に響きます。
    〔080621鑑賞〕

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