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感想・レビュー・書評
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ベルサイユのばら、kindle版第3巻です。
ロザリーとジャンヌ、そしてアントワネットとフェルゼンの動向に焦点が当てられたお話です。
歴史的な出来事と共に時間が一気に進み、アントワネットは子供を2人授かります。
しかし、マリア・テレジアが…。
4巻にも期待します。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ぼくは惣領冬実「チェーザレ」が大好きで、まったく妥当性のない比較だが、ついつい本作と比べてしまう。
「チェーザレ」の主人公チェーザレは当然オスカルに対応するが、アンドレはミゲル、マリーはジョバンニだろう。
ちょっと変則的なのが狂言回しは誰か、つまりアンジェロが誰かという問題である。おそらく本作における狂言回しはアンジェロと同様、舞台の外側にいる人間になるだろう。
それはおそらくジャンヌとロザリーの二人で間違い無い。もちろんジャンヌはこれからフランス王家の命運を握ってしまうキーパーソンになっていくだろうから、正確には狂言回しという役割で包含できるものではないのかもしれないが、そういう意味でも変則的な存在だと思う。 -
タダ読み(3巻まで)( ´ ▽ ` )ノ
ジャンヌとロザリー姉妹、思わぬところ思わぬかたちで久々の再会(゚д゚)!
これぞまさに少女マンガって展開( ´ ▽ ` )ノ
さらにロザリーはまた、ポリニャック伯夫人とも運命の出会いをはたす( ´ ▽ ` )ノ
アントワネットは誰から彼からたかられっぱなしで、夫のルイ16世は錠前づくりに夢中(>_<)
王宮はもう末期症状(>_<)
余りにも有名な例の首飾りも登場( ´ ▽ ` )ノ
愛憎ドロドロ、果てしない情欲は男女の境も身分の上下もまったく無関係(>_<)
なんかもうみんな、得体のしれない衝動に駆られてどんどん理性を失っていく(>_<)
(正直いちばん理解に苦しむのはポリニャック伯夫人。こんなにまでも大金を貯め込んで、一体何をどうしたいというのか……?(´ε`;)ウーン)
オスカル様を男装の麗人としたのはこの倒錯惑乱混沌状態の王宮をある意味たくみに象徴していて、よく考えられた設定だなあと痛感( ´ ▽ ` )ノ
ここまでの3巻、ほんと面白かった( ´ ▽ ` )ノ
さすが不朽の名作と評されるだけのマンガ( ´ ▽ ` )ノ
いずれ続きも読んでみたい( ´ ▽ ` )ノ
2021/01/26
#1681 -
ここで初めてオスカルの女としての気持ちがクローブアップされる。アンドレやロザリーも同様に、報われない一方通行の恋慕、せつない。