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感想・レビュー・書評
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リンカーン・ライムシリーズの4冊目。その昔Kindleで半額Pointキャンペーンだったので12作まとめて買ったもの。この前後数冊は毎年、「このミステリーがすごい」系の雑誌複数にランクインだけど、こいつだけはどこにもランクインせず、だそうな。四肢麻痺の主人公シリーズは全部面白くて、これも悪くないけど、前3作と比べて少し意外性がなかったかなあ。次回作「魔術師」に期待。
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(上下通じての感想になります)
連続ものの良さってやはり、主人公は死なないってある程度の安心感にもあるんじゃないかって思う。
登山する時のビバークであるとか砂漠のオアシスとか高速道路のサービスエリアとか…あれ、少し違うかな。
このシリーズであればライムとアメリア。どうぞ良心があれば!という気持ちで祈るような展開もあるけど。
しかしディーヴァーは。
ものすごく魅力的な登場人物を平気で向こうに押しやるから…向こうとはいろんな意味で。
あなどれない。
今回もやはり、この人はやめてくれ、の祈りが通じなかったり、やっぱりそうかだったり。
面白かったし中国の思想や慣習などが楽しくてよかったんだけど…強い祈りが届かなかったので、星ひとつ、減らしていいですか。
ちなみに主人公が…的な意外性でいまだにすこしトラウマと言うか、個人的にインパクト大で忘れられない作品は、この手のサスペンスで言えば鯨統一郎のあすなろの詩。
(サスペンスでも小説でもないけどなぜか同じような気分にさせられたのが新谷かおるのバランサーなんだけど、これはまたまったく違う意味で) -
メモ
読み終わった後前のページを見返して、ぞっとした。
文字しかないのにこんなにはらはらして動揺するなんて初めてかも!
リンカーンが彼に対してそこまでするのはちょっと不思議だった。 -
後編。
リーにフラグが立ち、またドンデン返しが……
さすがにボーンコレクターから読んでると読めてくる。
今回は色々とリスクありすきなことをしすぎな気もするが毎度のこと。
過去と場面や状況違うが展開は似てる。