僕の村は戦場だった DVD HDマスター

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監督 : アンドレイ・タルコフスキー 
出演 : ニコライ・ブルリャーエフ  ワレンティン・ズブコフ  エフゲニー・ジャリコフ 
  • IVC,Ltd.(VC)(D) (2013年12月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4933672242439

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僕の村は戦場だった DVD HDマスターの感想・レビュー・書評

  •  1962年、ソ連。アンドレイ・タルコフスキー監督、ニコライ・ブルリャーエフ主演。原題は『イワンの子供時代』。1962年ヴェネツィア映画祭金獅子賞受賞作。

     派手な戦場の場面や群衆が逃げまどうシーンなどは一切ない。しかし、戦争が一人の少年の心を壊し、歪めてしまった様子を淡々と、だが雄弁に語ってみせる。
     何と言っても、少年イワンを演じるブルリャーエフが素晴らしい。戦場での彼と、劇中でカットバックで示される夢の中の彼との表情の違いは、彼の本来ならそうでありえた一生を想像させるにじゅうぶんだ。
     
     最後のシーンで、「大祖国戦争」を生き抜いた上級中尉が、ナチスの処刑場で銃殺されたイワンの資料を見付ける。何もない刑場に、オフスクリーンで響きわたる翻訳されないドイツ語のとげとげしい会話。まるでイワンがじっと身を潜め、あるいは訊問されていたとき(冒頭で中佐は「かれには何も質問するな」と言っていた)の恐怖を呼び戻すかのようだ。理解できない外国語とは、いつもひとを不安に陥れる。ましてや戦場においてをや。

  • 2回ほどレボリューションno.9みたいな曲が流れるんですけど、あれがめちゃくちゃかっこいいですね。特に中盤のそのシーンは、イワン少年のトラウマがぶり返す場面でして、普段の引いた定点からまるで覗き見のように撮っていたカメラワークとは全く異質。物語の終焉もまったく不気味な白昼夢で、どこまでも続きそうな森といい、戦争により訪れる終わりの見えない日常が空恐ろしいのかもしれんですね。

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