アルゴリズムが世界を支配する (角川EPUB選書) [Kindle]

  • 436人登録
  • 3.83評価
    • (35)
    • (42)
    • (34)
    • (9)
    • (1)
  • 47レビュー
制作 : 永峯 涼 
  • KADOKAWA / 角川書店 (2013年10月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (244ページ)

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
デール カーネギ...
伊賀 泰代
ジェイムズ・P・...
高野 和明
ジェームス W....
ロバート キヨサ...
有効な右矢印 無効な右矢印

アルゴリズムが世界を支配する (角川EPUB選書)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 世界のあらゆる事象についてアルゴリズム(コンピューターによる問題解決手法)が利用されており、証券取引から始まり、ヒット曲の予想や、曲の自動生成、ビートルズの曲分析や、医療等々にどのようにアルゴリズムが活用されているか等々、が詳細に書いてある本。主には証券取引の内容が多いんだけど、他分野の事も非常に興味深く、これからの時代がどのように進んでいくか、がよく分かる。

    昨今、囲碁のアルゴリズムが人間を凌駕した、というニュースが出てきたけど、これからの時代は人間の出来る領域がどんどん減ってくるため、人間とコンピュータが出来る領域を把握しつつ、人が如何にコンピュータを使うのか、を考える事がものすごく重要になってくると思った。多少マニアックな内容も多いけど、これからの時代を生き抜くための知識が並んでいるのでオススメ。

  • 意外なところでA.I.が使われている、というところまではいいとして、風呂敷を広げすぎてるので、話半分か四分の一ぐらいのつもりで読んだらいいと思います。
    あと、この本での「アルゴリズム」って用語の使い方にはなんか違和感が。

  • 情報の密度が半端なくて、近代のアルゴリズムが実用面でどう進化してきたかがしっかりわかる。良書です

  • 標題に期待してよんだが、いささか華々しいストーリー優先、ジャーナリスティック過ぎて、やや期待外れの一冊。もとフォーブスのライターということでなるほどという感じ。 現状、アルゴリズムはまだまだ万能ではないし、本書は大きく見せがち。
    AIの一機能としてのアルゴリズムを、専門家著者、またはしっかりした監修の本を読んでみたい。

  • AIとアルゴリズムを解説する本です。
    様々なシチュエーションを舞台としていますが、主にアメリカのウォールマートが中心となっています。
    それもそのはず、シリコンバレーが産まれる前はウォールマートがプログラマにとっての聖地だったのです。
    そしてそのウォールマートで生まれたたくさんの技術が紹介されます。
    コードは一切なく、非常に読みやすいので、ITに興味がある方は一度読んでみて欲しい一冊でした。

  • 未来どころか、現在でもアルゴリズムが蔓延している。
    楽天的に考えると未来はバラ色。
    悲観的に捉えると暗黒の社会。
    結局捉え方次第、技術の使い方次第なのではないか。
    ただ、情報強者で居続けなくてはいけないのだろう。インプットは怠らないようにしないといけないかな。
    医療への適用は、個人的には早く一般的になって欲しい。

  • アルゴリズムとは最適な成果を上げるための一連の指図であり、情報をインプットすると結果がアウトプットされるもの、紀元前2500年に書き遺された収穫した穀物を複数の人間で平等に分ける方法から紀元前300年にユークリッドが著した現代のコンピュータでも使用されているアルゴリズムも存在すると歴史から基本を論じます。
    そしてコンピュータの発達とともに数多くのアルゴリズムが作られてきたとして、金融でのトレーディングのでのアルゴリズム事始めから現状、そして、医療や音楽そしてギャンブルや政治動向の分析までを実例を紹介し解説します。
    その音楽がヒットするか否かの予想や、アルゴリズムが作った曲への人間の反応などが特に面白かった。この本は丁度3年前の出版ですが、アルゴリズムを人工知能に入れ替えると今年度出版の本になりそうです。

  • 「アルゴリズムが世界を支配する」 クリストファー・スタイナー

    アルゴリズムの意味は次のとおり。
    ------------------------
    アルゴリズムとは、数学、コンピューティング、言語学、あるいは関連する分野において、問題を解くための手順を定式化した形で表現したものを言う。「算法」と訳されることもある。
    コンピュータにアルゴリズムをソフトウェア的に実装するものがコンピュータプログラムである。(wikipediaより抜粋)
    ------------------------

    この本は、アルゴリズムが発展してきた経緯や、今後どんな未来になるのか、などなどについて説明してます。

    前半は、アルゴリズムの発展において、キーマンとなる人物たちを何人か紹介してました。

    「ウォールストリートで儲けるぞー」と考えた人がいて、その人がめっちゃ頑張ってシステムを作った話とか、
    音楽の分野でアルゴリズムを使って、作曲システム作った話とか、
    アルゴリズム使って、ビートルズの音楽を分析した人の話とか、
    人間をタイプ分析するアルゴリズム作った人の話とか。。。

    全部に共通して言えるのは、ここで紹介された人たちの熱心さとしつこさがすごいってことです。
    何かを成し遂げる人間ってのは、執念とか、根気強さとかが、常人の理解を超えてる。

    すごく面白かったのが、NASAの話。
    宇宙飛行士は、同じメンバーで閉塞された空間に長期間滞在して、たくさんの難しいミッションをこなします。
    そこでは、宇宙飛行士同士の相性がすごく大事で、その組み合わせが悪いと、命に関わる事故になったり、極限の状態で難しいミッションをこなすことができなくなってしまいます。実際にそういう事故も何件かあったみたいですね。
    なのでNASAでは、その人の思考タイプや、その人が極限の状態でどうなるか、相性のよい組み合わせはどのタイプとどのタイプか、などを判断するアルゴリズムの開発をずいぶん前から研究していたそうです。
    で、研究の結果、その人の話し方や選択する語彙、話すときの文の構造などからタイプ分類することができるアルゴリズムを作り出したそうです。

    それによると、そのアルゴリズムでは、人を次の6つのタイプに分類します。

    1.感情重視型
    課題に取り掛かる前に、関係者と人間関係を築き相手を知ろうとする。女性が多い。窮地に陥ると、このグループの人間は劇的になり、過剰反応を起こす。

    2.思考重視型
    社交辞令や冗談を言わず、現実を重要視する。プレッシャー下ではユーモアを示さず融通がきかなくなり、支配的になる。

    3.行動重視型
    たとえわずかであれ、進歩や行動を望んでいる。魅力的な人が多い。プレッシャー下では理性を失い、衝動的かつ報復的な行動をとる傾向。

    4. 内省重視型
    穏和で想像力豊か。現実の問題に取り組むより、これからどうなるかと考えを巡らせることが多い。興味のあることに没頭できるが、それを現実世界で活用するのは苦手。

    5.意見重視型
    命令形と断定形が多い。状況の一面しか見ない傾向があり、自分の意見に固執する。政治家の70%は意見重視型。プレッシャー下では、批判的で疑い深くなる。

    6.リアクション重視型
    自発的、独創的でいたずらや冗談が好き。「それいいね!」や「むかつく!」など、物事に対して強い反応を示す。起業家、発明家が多い。プレッシャー下では、頑固でネガティヴになり、批判的になる。

    「私はこの型!」っていうふうにどれか1個だけに当てはまるってことはなくて、ほとんどの人は、複数の要素を持っているそうです。NASAではタイプ同士の相性とか組み合わせを考慮して宇宙飛行士を選別してるんだって。
    ちなみに内省型はNASAの訓練プログラムには合わないらしい。

    多分、私は1、3、6の要素が強いな。。。
    プレッシャー下では頑固でネガティヴになるとか、色々身に覚えがある(笑)

    こういうの、もうちょっと、ちゃんとコミュニケーション学として勉強できるといいなぁとよく思います。

    人間のコミュニケーション部分にまでアルゴリズムやシステムが介入して分析できるようになってるってことは、大げさじゃなくマトリックスみたいにシステムに裏で支配されるような世界は、すぐそこまで近付いている感じがします。
    私たち人間自身は、自分のタイプや人との相性について、共通の理解も知識も持ってなくて、「あの人とはなんとなく合わない」とか「自分はやばいときどうなりがちか」とか、感覚的なところでしか理解できてないのに、アルゴリズムはそこをもう読み取っていて、お見合いとかチーム作りに影響を与えてしまっている。
    出会いとか、コミュニケーションのスタート地点を知らない間にアルゴリズムに決められていくっていうのは、どうなんだろう。
    もちろん人はアルゴリズム通りには動かないものだけど、そういう人間の予想外な行動や思考のクセみたいなものも含めて、アルゴリズムが我々を理解する日は割と近いのかも、とちょっと思いました。

    多分、子供らが大きくなるころには、人間同士の恋愛より、ロボットとの恋愛の方が満たされる、という人が増えてく気がするな。
    生身の人間同士で分かり合えなくていがみあうより、気持ちいいことや嬉しいことを理解してくれる異性のロボットをそばに置く方が満足度高い気がする。

    こういうのを読むと、未来は明るいのか、暗いのか、よくわからなくなります。

  • ドイツの数学者ゴットフリート・ライプニッツが300年も前に曰く「世の中のあらゆる事象は二者択一の選択肢までに分解できる」と。
    人間のすごいのは、その複雑で難解な分岐を瞬時に結論で付けられる能力にある。
    逆に機械化、アルゴリズム化することのメリットは、正確なジャッジを大量に、瞬時にできる点にある。

    選択肢はアルゴリズムで提示できるが、最後の判断、意思決定は人間に残ると私は思っています。

  • AIの進化を待つまでもなく、世の中はどんどん人の手を離れて行く現実が明らかに。しかも著者はゴールドバーグの講義も取ったとか(ここに反応する人はこちらへ http://www.jpnsec.org/

全47件中 1 - 10件を表示

アルゴリズムが世界を支配する (角川EPUB選書)に関連するまとめ

外部サイトの商品情報・レビュー

アルゴリズムが世界を支配する (角川EPUB選書)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

アルゴリズムが世界を支配する (角川EPUB選書)の単行本

ツイートする