アルゴリズムが世界を支配する (角川EPUB選書) [Kindle]

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制作 : 永峯 涼 
  • KADOKAWA / 角川書店 (2013年10月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (244ページ)

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アルゴリズムが世界を支配する (角川EPUB選書)の感想・レビュー・書評

  • 意外なところでA.I.が使われている、というところまではいいとして、風呂敷を広げすぎてるので、話半分か四分の一ぐらいのつもりで読んだらいいと思います。
    あと、この本での「アルゴリズム」って用語の使い方にはなんか違和感が。

  • 情報の密度が半端なくて、近代のアルゴリズムが実用面でどう進化してきたかがしっかりわかる。良書です

  • 標題に期待してよんだが、いささか華々しいストーリー優先、ジャーナリスティック過ぎて、やや期待外れの一冊。もとフォーブスのライターということでなるほどという感じ。 現状、アルゴリズムはまだまだ万能ではないし、本書は大きく見せがち。
    AIの一機能としてのアルゴリズムを、専門家著者、またはしっかりした監修の本を読んでみたい。

  • AIとアルゴリズムを解説する本です。
    様々なシチュエーションを舞台としていますが、主にアメリカのウォールマートが中心となっています。
    それもそのはず、シリコンバレーが産まれる前はウォールマートがプログラマにとっての聖地だったのです。
    そしてそのウォールマートで生まれたたくさんの技術が紹介されます。
    コードは一切なく、非常に読みやすいので、ITに興味がある方は一度読んでみて欲しい一冊でした。

  • 未来どころか、現在でもアルゴリズムが蔓延している。
    楽天的に考えると未来はバラ色。
    悲観的に捉えると暗黒の社会。
    結局捉え方次第、技術の使い方次第なのではないか。
    ただ、情報強者で居続けなくてはいけないのだろう。インプットは怠らないようにしないといけないかな。
    医療への適用は、個人的には早く一般的になって欲しい。

  • アルゴリズムとは最適な成果を上げるための一連の指図であり、情報をインプットすると結果がアウトプットされるもの、紀元前2500年に書き遺された収穫した穀物を複数の人間で平等に分ける方法から紀元前300年にユークリッドが著した現代のコンピュータでも使用されているアルゴリズムも存在すると歴史から基本を論じます。
    そしてコンピュータの発達とともに数多くのアルゴリズムが作られてきたとして、金融でのトレーディングのでのアルゴリズム事始めから現状、そして、医療や音楽そしてギャンブルや政治動向の分析までを実例を紹介し解説します。
    その音楽がヒットするか否かの予想や、アルゴリズムが作った曲への人間の反応などが特に面白かった。この本は丁度3年前の出版ですが、アルゴリズムを人工知能に入れ替えると今年度出版の本になりそうです。

  • 「アルゴリズムが世界を支配する」 クリストファー・スタイナー

    アルゴリズムの意味は次のとおり。
    ------------------------
    アルゴリズムとは、数学、コンピューティング、言語学、あるいは関連する分野において、問題を解くための手順を定式化した形で表現したものを言う。「算法」と訳されることもある。
    コンピュータにアルゴリズムをソフトウェア的に実装するものがコンピュータプログラムである。(wikipediaより抜粋)
    ------------------------

    この本は、アルゴリズムが発展してきた経緯や、今後どんな未来になるのか、などなどについて説明してます。

    前半は、アルゴリズムの発展において、キーマンとなる人物たちを何人か紹介してました。

    「ウォールストリートで儲けるぞー」と考えた人がいて、その人がめっちゃ頑張ってシステムを作った話とか、
    音楽の分野でアルゴリズムを使って、作曲システム作った話とか、
    アルゴリズム使って、ビートルズの音楽を分析した人の話とか、
    人間をタイプ分析するアルゴリズム作った人の話とか。。。

    全部に共通して言えるのは、ここで紹介された人たちの熱心さとしつこさがすごいってことです。
    何かを成し遂げる人間ってのは、執念とか、根気強さとかが、常人の理解を超えてる。

    すごく面白かったのが、NASAの話。
    宇宙飛行士は、同じメンバーで閉塞された空間に長期間滞在して、たくさんの難しいミッションをこなします。
    そこでは、宇宙飛行士同士の相性がすごく大事で、その組み合わせが悪いと、命に関わる事故になったり、極限の状態で難しいミッションをこなすことができなくなってしまいます。実際にそういう事故も何件かあったみたいですね。
    なのでNASAでは、その人の思考タイプや、その人が極限の状態でどうなるか、相性のよい組み合わせはどのタイプとどのタイプか、などを判断するアルゴリズムの開発をずいぶん前から研究していたそうです。
    で、研究の結果、その人の話し方や選択する語彙、話すときの文の構造などからタイプ分類することができるアルゴリズムを作り出したそうです。

    それによると、そのアルゴリズムでは、人を次の6つのタイプに分類します。

    1.感情重視型
    課題に取り掛かる前に、関係者と人間関係を築き相手を知ろうとする。女性が多い。窮地に陥ると、このグループの人間は劇的になり、過剰反応を起こす。

    2.思考重視型
    社交辞令や冗談を言わず、現実を重要視する。プレッシャー下ではユーモアを示さず融通がきかなくなり、支配的になる。

    3.行動重視型
    たとえわずかであれ、進歩や行動を望んでいる。魅力的な人が多い。プレッシャー下では理性を失い、衝動的かつ報復的な行動をとる傾向。

    4. 内省重視型
    穏和で想像力豊か。現実の問題に取り組むより、これからどうなるかと考えを巡らせることが多い。興味のあることに没頭できるが、それを現実世界で活用するのは苦手。

    5.意見重視型
    命令形と断定形が多い。状況の一面しか見ない傾向があり、自分の意見に固執する。政治家の70%は意見重視型。プレッシャー下では、批判的で疑い深くなる。

    6.リアクション重視型
    自発的、独創的でいたずらや冗談が好き。「それいいね!」や「むかつく!」など、物事に対して強い反応を示す。起業家、発明家が多い。プレッシャー下では、頑固でネガティヴになり、批判的になる。

    「私はこの型!」っていうふうにどれか1個だけに当てはまるってことはなくて、ほとんどの人は、複数の要素を持っているそうです。NASAではタイプ同士の相性とか組み合わせを考慮して宇宙飛行士を選別してるんだって。
    ちなみに内省型はNASAの訓練プログラムには合わないらしい。

    多分、私は1、3、6の要素が強いな。。。
    プレッ... 続きを読む

  • ドイツの数学者ゴットフリート・ライプニッツが300年も前に曰く「世の中のあらゆる事象は二者択一の選択肢までに分解できる」と。
    人間のすごいのは、その複雑で難解な分岐を瞬時に結論で付けられる能力にある。
    逆に機械化、アルゴリズム化することのメリットは、正確なジャッジを大量に、瞬時にできる点にある。

    選択肢はアルゴリズムで提示できるが、最後の判断、意思決定は人間に残ると私は思っています。

  • AIの進化を待つまでもなく、世の中はどんどん人の手を離れて行く現実が明らかに。しかも著者はゴールドバーグの講義も取ったとか(ここに反応する人はこちらへ http://www.jpnsec.org/

  • とにかく読むべし。今まで読んだ本の中でトップ3に入る面白さ。この本の影響でディープラーニングの勉強を始めました。

  • 機械学習などの人工知能技術がさまざまな分野で使われていることは知られているが、そのあたりの状況が詳しく解説されている。ウォールストリートを舞台にした金融取引の話は綿密な描写で引き込まれる。ヒット曲を見つけるアルゴリズムをはじめ、映画やNASA、コールセンター、医療、ソーシャルネットワークなど各分野でのエピソードが非常に面白い。また、アルゴリズムの歴史を解説した章では偉大な数学者たちの話が興味深い。今後も優れたプログラムコードやアルゴリズムを構築できる人材が引く手あまたとのことで、若いみなさんの活躍を期待したい。
    「先生と先輩がすすめる本」
    (本学教員 推薦)

    ↓利用状況はこちらから↓
    http://mlib.nit.ac.jp/webopac/BB00535233

  • すごくおもしろかった。思わず初心者向けのRubyプログラミングやってみたくらい!でもいざやってみると目の前の敵を倒してゴールする指示だけで大変で。笑 学生時代の暇な時間がいま手に入るならプログラミングにハマってみたい。

    読んでいて思い出したのは2つ。

    1つは手塚治虫の「火の鳥 未来編」のなかで、スーパーコンピュータに判断を仰いで都市が滅びた話が現実のものになりうるんだって今更実感した。 小さな頃、あの話を初めて読んだときは、「なんでこんな大切なこと機械に任せるんだろう」って思ってたけど、いまならちょっとわかる。

    2つめは、絵の仕事を始めた頃から時々見る夢。背もたれが倒れすぎて足が届かない、歯医者さんの椅子のような黒い革張りソファでうたた寝している間に、私のあたまの中は取り出されて、自分でも再現できない過去の絵や、これから描こうと思っている絵を機械が描きだしちゃう夢。

  • コンピュータのアルゴリズムにより、色々なものが代替されてしまう、のではないかという話。

    金融の世界だけではなく、医療や音楽の世界にまでアルゴリズムが関わっているとは。NASAやコールセンターの話は、特に面白かった。

    アルゴリズムに人間が乗っ取られるという方向ではなく、単純労働?は機械に任せて人間はより高度な仕事に専念しようということか。

    だとしたら、いつかその境界は曖昧になり徐々に侵食されるのだろう。先が思いやられるが、確実にある程度は起こりうる未来。

  • リーマンショックがその後のITに大きく影響している云々あたりが意外で面白かった。

  • 思わぬところもアルゴリズムに支配されていることがわかって興味深かったが、ちょっと長くて冗長だったかな。

  • プログラマなので、この本の内容がとてもよく理解できました。自分の知っているコンピュータの表舞台(IT業界)とは違った舞台(金融、音楽業界、カスタマー、、など)の歴史を知れて面白かった。

    ただそれよりも、最近はやりのA.I.という言葉ではなく、アルゴリズム、ボットという言葉は、より現実味が湧くとともに、起こっていることが理解できた気がします。なるほどプログラマの活躍できる世界ですね。
    将来、人の仕事を機械が奪うという話の現実的なラインが理解できた気がします。日本も理数系(プログラミング)にもっと力を入れるべきだと思いました。

  • アルゴリズムが世界を支配するくらい用いられるようになってきているよ、というお話。


    IT業界にいると、その辺の現実感は分かるので、世界を支配するというのがいいすぎだってのは分かる。


    実際にどういう人がどんなことをしたのかを書いてあるのがおもしろいかな。

  • タイトルは扇情的だが、内容的には、アルゴリズムが、生活を含めた世界の色々な物事の背景に入り込んでいることを紹介していく話で、最後にちょっとだけ、アメリカが今後どうあるべきか的な話が出てくる。

    一般向けの本なので、アルゴリズムの原理的な話はほぼなく、応用面で、こんなことも今はコンピュータで計算して行えるようになっているという話がほとんど。

    株取引(裁定取引)、作曲、未来予測、医療診断、調剤、チームの一員にしやすい人間の判定、等々。

    原理的な話がないので、理系の自分としては、へーとしか思わない話ばかりであったが、ソフトの話だけではなく、自動入札のためのキー操作機構の構築であったり、裁定取引のための数ミリ秒確保のためにダークファイバーを引いたりといった、ハードも含めて何かを実現しようということが語られており、アルゴリズムの話とは関係ないとは思ったが、そこは面白いと感じた。

  • 規則性や確率を導く数学は古くから身近だった。音楽業界や諜報機関、人材採用やコールセンターでも活用されるように。顕著なのはアメリカの金融街に吸収されたアルゴリズム遣い達。リーマンショックを皮切りに、今ではシリコンバレーで新たな可能性に賭けるものも。弁護士や薬剤師、医者の業務にも単純化(突き詰めれば2択の選択肢に)できるものはあり、ロボットの判断に委ねられる未来も近い?

  • プログラムもおたくの仕事ではなく、ボットが将来的に担う役割を考えると、かなり重要なものなのだと認識できた。
    なんかほっとした。

    ただ長くて読むのが大変だった。

  • 申し訳ありませんが、その仕事はアルゴリズムがやることになりました。

    特許の明細書作成に、どこまでアルゴリズムが介入できるか?ゴールは、あるアイデアを入力すると、それに対応したクレームと明細書が自動的に作成される、みたいな感じです。

    似たような分野を背景に持つ複数のアイデアに対して、標準となる明細書をベースにして、アイデア毎に細かい所はカスタマイズして、明細書を仕上げる、という行為もアルゴリズムの利用に近いのではないかと思います。これでもある程度の効率化は図られています。しかし、それでもベースとなる明細書の作成など、人の手による作業が少なくありません。

    明細書作成を完全自動化できないか。企業にとって、これ程理想的な知財管理はないと思います。弁理士には恨みを買うでしょうけど。

  • 株取引、音楽、コールセンターなど、どのようにロボットが人々の世界に入り込んでいるのか、とても分かりやすく書かれています。あまり気にせず使っているサービスも、データ分析、アルゴリズム構築といったプロセスを経て作られているという事を認識させられます。

    自分の仕事は新興国の未上場企業への投資で、実際問題データ収集や整理の段階でどうしても手作業が必要になります。また、手作業でデータ入力、集計をするなかで気が付くこともたくさんあります。ただ、どのようにプロセスを明確にするか、という思考はとても大事だと感じました。一人で良い分析をするのも大事だけれども、それをScaleするためにはプロセスを明確にすることが必要だと思います。
    加えて感じたのは、このようにあらゆる作業が自動化されていく中で、やっぱりモノ作り、ハードの部分というのは、これまで以上に鍵を握るのではないかということです。楽曲の分析を通じて作曲プログラムを作れるのは分かった。ただ、それは分析の部分が比較的に容易だったからだと思われ、分析が困難だったり、プロセスが複雑に絡み合ったような分野というのは、プログラミングを導入し辛い分野だと思います。

  • アルゴリズムを軸に据えたテクノロジー史といった感じ.株の話が非常に多いので読みづらく感じたけど,2章の人類の歴史とアルゴリズムの歴史の話や10章の未来予測の話は面白く読めた.

    技術とアルゴリズムの進化によって仕事は簡便化され,新たなスキルが要求されるので,現状に甘んじず常に先を予測しなければいけないのだなあとぼんやり思った.

  • AmazonのレコメンドやGoogleの広告だけではない。今や、多様なアルゴリズムが生活の多くの場面で、知らず知らずのうちに我々に影響を与えている。金融投資、ヒット曲の作り方、異性との出会い、さらには音声、話し方によって相手の性格を瞬時に分析する、などなど。スマートホンやSNSから収集される個人個人のライフログが増えれば増えるほど、さらにアルゴリズムの精度は増す。
    最近流行のロボットも、今は介護や秘書みたいな顔をしているが、本質はアルゴリズムのアウトプット先の一つと思う。この流れはもはや止められないが、行きつく先には何が待っているのか。さらに便利な世の中なのか、機械との職の取り合いなのか、はてまたホーキングも警告する反乱ロボットに支配される未来なのか?
    少なくとも刺激的な時代に生きている幸せは感じます。

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